
家の解体工事の見積もりの取り方を解説!確認すべきポイントと損をしない技
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本記事では、一軒家を解体する際の見積もりの取り方を解説します。正しい見積もりの取り方を知らないと、思わぬトラブルや損をする可能性が高いです。実際に、相場よりも大幅に高い見積もりを提示される事例があります。
複数社から見積もりを取り、信頼できる業者に依頼することで、余計な費用やストレスを避けることが可能です。家の建て替えや空き家の取り壊しなど、解体工事の見積もりを取る際に役立つ技をお伝えします。
目次
家の解体工事の見積もりの取り方を解説!
解体工事をスムーズに進めるために、見積もりの取り方が重要になります。思わぬトラブルや損を避けるため、正しい見積りの取り方を知っておくと安心です。解体工事の見積もりの取り方の手順は、以下になります。
- 解体の希望条件を整理する
- 解体工事業者を複数探す
- 現地調査を依頼する
- 不明点や追加費用の可能性を確認する
解体工事の見積もりを取る手順を詳しく解説します。
① 解体の希望条件を整理する
解体工事の見積もりを取る前に、解体の希望条件を整理することが大切です。解体の規模や範囲によって見積金額は大きく変化します。見積り前に、以下を整理しておきましょう。
- 解体工事の希望予算
- 解体する範囲
- 解体工事の完了期限
建物だけ取り壊して更地にするのか、庭木やブロック塀、物置などの付帯物も含めて撤去するのかによって、工事内容が異なり、見積額に差が出ます。解体工事を急ぐ場合、人件費が増加する可能性が高いです。
事前に木造や鉄骨造などの戸建ての構造や延床面積、解体費用の相場を知っておくことで、解体工事業者とのやり取りがスムーズになり、正確な見積もりが得られます。
一軒家の解体費用の相場については、こちらの記事をご覧ください。
② 解体工事業者を複数探す
適正価格で工事を行いたい場合、複数の業者に見積もりを依頼することが鉄則です。解体工事の費用は業者によって大きく異なり、同じ条件でも数十万円単位の差が出ることがあります。
解体工事業者を探す際は、以下を確認しましょう。
- 解体工事の許可を得ているか
- 実績や口コミは高評価か
- その他サービスはあるか
複数社を比較することで評価しやすいだけでなく、信頼性や対応の良い業者を見極めやすくなります。
③ 現地調査を依頼する
正確な見積もりを出してもらうために、現地調査の依頼が不可欠です。現地調査によって、後から追加料金を請求されるリスクを軽減できます。
現地調査を行うことで、図面や写真だけでは分からない現場の状況が得られ、見積もりがより正確になります。たとえば、道路が狭くて重機が使えない、図面にない建造物や改築があるなど、現地を見なければ見積もりに反映されません。
また、解体業者の対応や印象が事前にわかることも大きいです。不安にもしっかり答えてくれる業者は、信頼性が高いといえます。
④ 不明点や追加費用の可能性を確認する
現地調査時や見積もりを受け取った時点で、不明点や追加費用の確認が重要です。事前確認することでトラブルを回避できます。
たとえば、地中埋設物などのがれき類の処分やアスベスト処理、足場や養生費などが、別料金になっていたり、記載がなかったりする場合があります。工事完了後に請求される恐れがあるため、しっかりと確認しましょう。
見積書の内訳をひとつひとつ確認し、不明点は必ず質問してください。金額には何が含まれているか、追加費用が発生する可能性があるかなどを確認することで、安心して工事を任せられます。
解体工事の見積もりで確認すべきポイント
解体工事の見積もりについて、金額の安さだけで判断することは危険です。見積もりで確認すべきポイントを解説します。
詳しい内訳が記載されているか
見積もりを確認する際、工事内容の詳しい内訳が明記されているかが重要です。内訳が不明確な場合、どれだけの費用がかかっているのか分からないため、適正な金額か判断できません。
たとえば、解体工事費が一式100万円とだけ書かれていた場合、廃材の処分費用が含まれているか不明です。見積りに記載されてない費用があった場合、解体工事終了後に追加で請求される恐れがあります。付帯工事費や仮設足場、養生費などの記載があるかも確認しましょう。
ただし、解体工事会社によって項目の名称が異なり、記載方法もさまざまです。見積りを確認し、不明な点があった際は、しっかりと質問して疑問を解決しましょう。
解体費用が相場に近いか
見積もり金額が相場と大きくかけ離れていないかも判断基準になります。相場より安い場合、処理費用を抑えるために不法投棄や黙って埋め戻されるリスクが高いです。一方で、見積金額が高すぎる場合、不要な費用が上乗せされている可能性があります。
たとえば、一般的な木造住宅(30坪)の解体工事の場合、相場は90万円〜150万円に収まることが多いです。しかし、70万円と明らかに安すぎる見積もりが出た場合、不法投棄するような悪徳業者である可能性もゼロではありません。
ただし、解体工事では建物の構造や立地条件によって料金が大きく異なる場合があります。見積もり金額に疑問を感じた際は、別の専門業者に相談することもおすすめです。
追加費用が発生する可能性が記載されているか
見積書に追加費用が発生する可能性や、条件が明記されているか確認しましょう。見積りを取る際、現地調査を行っていても、地中埋設物やアスベストの有無などがわからない場合があるため、追加料金が発生する可能性があります。
見積りに地中障害物についての記載がない場合、勝手に撤去されて請求される可能性があるため、注意が必要です。良心的な業者であれば、見積書に「地中障害物があった場合は別途費用が発生する場合があります」といった記載がある場合が多いです。見積書を受け取ったら、以下の記載があるか確認してください。
- 追加費用が発生する可能性
- 追加費用が発生する条件
- 追加料金の目安
もし、見積りに追加費用の発生についての記載がなかったとしても、解体工事の依頼前に確認しておくことで、想定外の請求を防げます。
木造2階建て住宅の解体工事費用イメージ
木造2階建て住宅の解体工事費用の参考として、岐阜県各務原市の木造2階建て住宅132㎡(40坪)の事例をご紹介します。
項 目 | 数 量 | 単 価 | 解体工事費用 | 備 考 |
解体工事費 | 132㎡ | 8,000 | 114万円 | 建物と基礎解体、廃材処分費 |
足場・養生費 | 200㎡ | 700 | 14万円 | 養生シートや仮設工事費など |
重機回送料 | 1式 | – | 4万円 | 重機の運搬にかかる費用 |
付帯工事費 | 1式 | – | 10万円 | ブロック塀、駐車場などの撤去 |
アスベスト処理費 | 4㎡ | 50,000 | 20万円 | 相場1.5万円~8.5万円/㎡ |
合 計 | 1式 | – | 162万円 | – |
解体工事費用は一例のため、実際の見積もりと異なる場合があります。粗大ゴミ回収隊では、不用品の回収はもちろん、解体工事にも対応しています。建物内に残された家財道具の処分と解体工事をまとめて行えるため、費用を抑えられてお得です。
ご相談や出張見積もりは無料です。見積り後のキャンセル料は一切いただいていませんので、お気軽にお問い合わせください。
解体工事で損しない技
解体工事で余計な費用をかけず、納得のいく工事を行うための「損しない3つの技」をご紹介します。これから解体工事を依頼する方は、ぜひ実践してみてください。
一括見積もりサイトを利用しない
解体工事の業者探しでは、一括見積もりサイトを利用しないことが賢明です。一括見積もりサイトでは、運営会社が解体工事業者から仲介手数料を取っていることが多くあります。解体工事業者は支払った仲介手数料を見積もりに上乗せするため、一括見積もりサイトを利用せずに直接依頼する方が安くなります。
また、一括見積もりサイトに登録されている業者の質もさまざまで、マナーや対応の悪さに後悔したという口コミも少なくありません。自分で解体工事業者を探すことで、不要な費用を省き、納得できるサービスを受けられます。
複数社から見積もりを取る
解体工事を依頼する前に、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を活用しましょう。同じ条件で見積もりを取ったとしても、解体費用やサービス内容などが異なることが多くあります。相見積もりを行うことで、納得できる料金で解体工事を依頼できます。
また、見積もりは取ることよりも比べることが重要です。最低でも3社から相見積もりを取り、見積り内容やスタッフの対応を比較することで、信頼できる業者を見極められます。
見積もりを取る際、相見積もりと伝えておくとスムーズです。事前に伝えておくことで、より適正で競争力のある価格の提示が期待できます。相手に敬意をもって伝えることが成功のコツです。
家財道具は事前に撤去する
家の中に残っている家財道具やゴミを事前に撤去しておくことも大切です。家財道具を残したままでは解体工事を進められません。多くの解体工事業者は不用品の処分ができないため、不用品回収業者に依頼しています。家財道具を残したままにすると、追加費用の発生は避けられず、工期が伸びる場合もあります。
解体工事を進める前に、屋内に残された家財道具やゴミなどの処分を進めましょう。不用品が多量にある場合は、不用品回収業者のトラック積載プランがお得です。不用品の量に合わせた最適なプランを選ぶことで、処分費用を抑えられます。不用品回収業者のトラック積載プランの相場は、以下のとおりです。
プラン名 | 家具・家電 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | ~10個 | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | ~20個 | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | ~30個 | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | ~50個 | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
家財道具の処分は不用品回収業者に直接依頼することで費用を抑え、解体工事をスムーズに進めることが可能です。
粗大ゴミ回収隊の軽トラック積載プランは業界最安の9,800円で、その他のプランもお得な料金設定になっています。軽トラックの積載量やプランの疑問については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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積載プラン間取りの目安:1R~1K
9,800円(税込)
1.5tトラック
積載プラン間取りの目安:1K~1LDK
39,800円(税込)
2tトラック
積載プラン間取りの目安:1LDK~2LDK
59,800円(税込)
4tトラック
積載プラン間取りの目安:3LDK~戸建て
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