タンスの処分方法!運べないものから粗大ゴミに出せる物まで費用とともに解説
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不用なタンスを粗大ゴミに出すとき、手間と費用の発生は避けられません。
運べないものや解体が必要なもの、処分するものが多い場合、個人で処分することは困難です。
本記事では、タンスの処分方法と注意点、処分費用の相場について解説します。
婚礼ダンスなどの思い入れがあるタンスの処分で後悔しないためのポイントもお伝えします。
タンスの処分で困ったときは、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
目次
タンスの処分方法と注意点
タンスの処分方法は、以下のとおりです。
- 燃えるゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- 自治体の引き取りサービスを利用する
- 買い替え時に引き取ってもらう
- 不用品回収業者へ依頼する
それぞれの処分方法と注意点について、詳しく解説します。
燃えるゴミとして処分する
小型のタンスは燃えるゴミとして処分することが可能です。
燃えるゴミとして処分する場合、多くの自治体でサイズの制限があります。
名古屋市では30cm角を超えない小さなタンスなら、燃えるゴミに出せます。
四日市市では1m以下の木片に解体することで、破砕ゴミとしてゴミ収集場に出すことが可能です。
ただし、岡崎市のように、解体しても粗大ゴミ扱いとなり、金額も変わらない自治体もあります。
さらに岡崎市は、分解前のタンスの3辺のサイズが判らない場合、分解された破片ごとにサイズを測って手数料を計算します。そのため、分解前より個数が多くなり、結果として高くなる可能性が高いため、おすすめできません。
そのうえ、タンスの解体はノコギリやハンマー、ドライバーなどを使用して行います。
ケガの恐れもあるため、軍手や安全保護ゴーグルなどを準備して、安全対策を講じる必要がありますが、いくら対策をしても怪我をすることはあります。
大きな音や木くずも出るので、近所迷惑になる可能性や、お子様やペットがけがをする恐れもあります。
できれば解体はせずに、そのまま処分してください。
また、ゴミ収集場には多量のゴミをまとめて出せない点は注意が必要です。
一度にゴミ出しをせず計画的に行うことや、自身で焼却工場などの処理施設に運ぶなどの対応が求められます。
各自治体によって分別ルールが異なるため、事前に公式サイトや分別ガイドを確認し、適切に処分しましょう。
粗大ゴミとして処分する
タンスは各自治体で粗大ゴミとして処分できます。
事前に手数料を支払い、指定の回収場所に持ち出すことで、不用なタンスを回収してもらえます。
ただし、8時までに指定の回収場所まで持ち出さなければいけません。
婚礼ダンスなど大型のタンスの場合、重さが100kg近くあるものもあり、2人がかりでも搬出が困難です。
狭い路地の奥に住宅がある場合、大通りまで運ばなければいけません。
自治体によっては重量物の回収を行っていない場合もあります。
さらに岐阜市では、単体で80kgを超える物は回収できません。
粗大ゴミとして処分する際の手数料についても、注意が必要です。
四日市市は粗大ゴミの手数料は一律ですが、名古屋市では大きさや種類によって手数料が異なります。
また、一部の自治体では、再使用可能なタンスは、リユース家具として販売する場合があります。
リユースを希望しない方は、手数料納付券(シール)に「リユース不可」など明記しましょう。
自治体の引き取りサービスを利用する
自治体によってリユース可能なタンスの引き取りサービスを行っています。
指定された日時に会場へ持ち込むことで、無料で処分が可能です。
名古屋市では持ち込まれた家具をリユース家具として、メルカリの公式アカウントで販売しています。
ただし、会場までタンスを持ち込むためにクルマなどの運搬する手段が必要です。
タンスの状態によっては、引き取ってもらえず、その場で回収もしてもらえません。
自身でフリマサイトに出品する方法もありますが、注意点は多いです。
手間や時間がかかる反面、売却できない可能性もあります。
商品価格は、手数料と送料に配慮した設定が必要です。
一般的なハイチェストのタンス(幅80cm×奥行き40cm×高さ120cm)の送料は、メルカリの「梱包・発送たのメル便」なら8,600円かかります。
手数料と送料だけで約1万円におよぶため、商品価格は高額になってしまいます。
人気ブランドのものやアンティークとして価値があるものであれば、フリマサイトでの売却を検討してみましょう。
使用感のあるタンスを処分するなら、粗大ゴミや不用品回収業者への依頼がおすすめです。
買い替え時に引き取ってもらう
タンスを新しく購入する場合は、買い替え時に引き取ってもらう方法もあります。
ニトリや大塚家具など多くの家具販売店では、古い家具の引き取りサービスを行っています。
新しい家具の配送時に引き取られるため、中のものを整理するなど、事前の準備が必要です。
店舗によっては引き取り料がかかる場合もあります。
タンスをスムーズに処分するため、引き取りが可能か公式サイトなどで確認しましょう。
ニトリの家具処分について詳しくはこちら!
不用品回収業者へ依頼する
不用品回収業者へ依頼することで、手間や時間を省けます。
自宅からの持ち出しや指定の場所まで運ぶ必要がありません。
タンスの設置場所によっては、持ち出すために階段を利用する場合もあり、個人で運び出しは困難です。
不用品回収業者なら、搬出から回収までプロのスタッフが対応します。
訪問日時も柔軟に対応するため、都合の良い日を指定できます。
不用品が多い場合は、積載プランを利用することで、費用を抑えることも可能です。
事前に無料相談や見積もりを行い、最適な処分方法を見つけましょう。
タンスを処分する費用相場
タンスを処分する費用相場をまとめました。
不用なタンスの処分方法に悩んだ際は参考にしてください。
自治体で処分する費用相場
都市名 | 燃えるゴミ | 粗大ゴミ |
名古屋市 | 指定ゴミ袋代 | 1,000~1,500円 |
春日井市 | 指定ゴミ袋代 | 1,000円 |
四日市市 | 指定ゴミ袋代 (少量の場合は透明か半透明の袋でも可) | 1,100円 |
岐阜市 | 無料 (透明か半透明の袋) | 420~1,680円 |
名古屋市では大きさが30cm角以上のものは「可燃ごみ」や「不燃ごみ」と表示があっても粗大ごみになります。
タンスの大きさごとの費用は、高さ120センチ未満かつ幅90センチ未満の場合は1,000円、高さ120センチ以上または幅90センチを超えると1,500円になります。
岐阜市では、1番長い辺が100cm、 2番目に長い辺が80cmをそれぞれ超える場合、もっとも高額な1,680円が必要です。
四日市市では、サイズや重さに関係なく、一律1,100円です。
自治体によって費用は異なり、自身で判断することが難しい場合があります。
判断に迷った場合は、各自治体の窓口への相談をおすすめします。
不用品回収業者の費用相場
不用品回収業者に依頼した場合、タンス1つであれば1,000〜3,000円程度で回収が可能です。
タンスが複数ある場合や、タンス以外にも不用品がある場合は、自治体で処分するよりも不用品回収業者の方が手間や費用を抑えられます。
不用品回収業者の積載プランは、定額料金でまとめて不用品を回収できるサービスです。
ゴミ屋敷の清掃や引っ越し時の不用品回収など、大量の不用品をお得に処分できます。
不用品回収業者の積載プランの費用相場は、以下のとおりです。
プラン名 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
不用品回収業者によっては、スタッフの追加やエレベーター有無、追加作業などで追加費用が必要な場合があります。
回収料金も業者によって大きく異なる場合があるため、不用品回収業者選びは慎重に行ってください。
タンスの処分で後悔しないポイント
タンスの処分で後悔しないポイントをまとめました。
処分する前に再確認しましょう。
近しい人に相談する
罪悪感を覚えたり後悔しないために、近しい人へ相談することをおすすめします。
婚礼家具など、想い入れのあるタンスの処分には、気持ちを整理する時間が大切です。
1人で決断せず、パートナーや贈ってくれた両親や知人に相談してみましょう。
タンスが生活スペースを圧迫している場合は、処分することは間違いではありません。
さまざまな意見を聞き、答えを出すことで罪悪感や後悔のない決断ができます。
タンスのリメイクやレストアも検討する
想い入れ深いタンスは、リメイクやレストアも検討してみましょう。
大きくて使いづらかったタンスは、テレビボードやキャビネットにリメイクすることで、新しい場所で使い続けられます。
年季の入ったタンスもレストアを行うことで、新品同様に生まれ変わります。
個人でリメイクやレストアを行う場合は、タンスの一部を加工して、小物入れや飾り棚として再利用することもおすすめです。
運べないタンスは無理をしない
運べないタンスは無理をしないようにしましょう。
タンスの素材や大きさによっては、重さが100kg近くになることがあり、2人でも運搬が困難です。
無理をしてタンスを動かすと、思わぬ事故やケガの恐れがあります。
修繕費や治療費は、処分費用よりも高額になる場合が多いです。
やむを得ずタンスを移動させる場合は、中のものを取り出し、引き出しを取り外して、極力軽くしましょう。
分割できるタンスの場合は、運搬中の転倒を避けるため、分割してから運び出してください。
タンスの運搬に少しでも不安を覚えた場合は、無理せず専門家への相談をおすすめします。
タンスの中の整理をする
処分する前に、タンスの中を確認し整理を行ないましょう。
事前にタンスの中を整理することで、不用なタンスのスムーズな処分が可能です。
タンスを処分すると収納が減ってしまうため、中のものの処分や、新たに収納する場所を確保する必要があります。
タンスは引き出しや棚板など収納場所が多く、うっかり中にものを入れたまま処分してしまうこともあります。
引き出しの奥に落ちていることもあるため、思い出の品や貴重品が残っていないか、すみずみまで確認を行ってください。
タンスの処分は粗大ゴミ回収隊がおすすめです!
今回は、タンスの処分方法と注意点、処分費用の相場について解説しました。
手間なくタンスを処分したいときは粗大ゴミ回収隊へお任せください。
2階に設置してある重いタンスも無料で運び出します。
住宅から出せない大きさのタンスの場合、経験豊富なスタッフが解体して搬出します。
時間を指定して頂ければ、早朝でも深夜でも24時間いつでも回収が可能です。
定額安心パックをご利用いただければ、大量のゴミもまとめてお得に処分できます。
タンスやその他不用品の処分にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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軽トラック
のせ放題間取りの目安:1R~1K
9,800円(税込)
1.5tトラック
のせ放題間取りの目安:1K~1LDK
39,800円(税込)
2tトラック
のせ放題間取りの目安:1LDK~2LDK
59,800円(税込)
4tトラック
のせ放題間取りの目安:3LDK~戸建て
80,000円(税込)
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