石油ストーブの処分方法7選|費用相場や処分するときの流れ・注意点も解説
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本記事では、石油ストーブの処分方法7つを、まだ使えるストーブと使えないストーブにわけて解説します。
さらに、それぞれの費用相場や処分するときの流れ、注意点として灯油の処分にも触れています。
大手家電量販店やホームセンターの対応は店舗ごとに記載し、フリマ・ネットオークションへの出品は可能かどうかなども詳しく解説をしました。
石油ストーブの処分を考えている方はぜひこの記事を参考にしてください。
目次
【石油ストーブの処分方法】壊れている場合
石油ストーブの処分方法は「石油ストーブが壊れている場合」と「まだ使える場合」で異なります。
石油ストーブが壊れている場合の処分方法は、以下の3つです。
- 家電量販店などに引き取ってもらう(買い替え)
- ストーブの購入店舗でリサイクルに出す
- 自治体にゴミとして出す
それぞれくわしく解説します。
家電量販店に引き取ってもらう
石油ストーブが壊れている場合の処分方法の1つに、家電量販店に引き取ってもらう方法があります。
買い替えないときはもちろん、買い替えのタイミングで処分もできるため、手軽で便利な方法と言えます。
ただし、買い替え時はレシートや領収書が必要な店舗もあるので、無くさないようにしましょう。
お店によって引き取り料金や条件が違うため、以下にまとめました。
店舗名 | 引き取りの条件 | 石油ストーブの引き取り料金 |
ヤマダ電機 | 引き取り不可 | ー |
ケーズデンキ | 特になし | 2,200円 |
エディオン | 引き取り不可 | ー |
ジョーシン | 店舗によっては引き取り不可 | 1,100円 |
ビックカメラ | 実店舗のみ購入商品と同一商品を同数引き取り | 無料(ただし、一部対象外商品あり) |
ベスト電器 | 引き取り不可 | ー |
ヨドバシカメラ | 3辺合計240cm以下かつ30kg以下 ※上記を超える場合にはそれに応じた料金がかかる | 2,200円 (石油煙突ストーブは4,400円) |
ホームセンターで引き取ってもらう
ホームセンターの一部では、店舗での同等品購入を条件に、石油ストーブを無料で引き取ってくれるサービスがあります。
壊れた石油ストーブを引き取ってもらう前に、各店舗の条件を必ずチェックしておきましょう。
また、買い替えを条件にしている店舗はレシートが必要です。
店舗名 | 引き取りの条件 | 石油ストーブの引き取り料金 |
コメリ | 同等品の購入(買い替え) | 無料 |
ナフコ | 引き取り不可 | ー |
コーナン | 同等品の購入(買い替え) | 無料 |
島忠 | 同等品の購入(買い替え) | 無料 |
自治体にゴミとして出す
壊れた石油ストーブは、お住まいの自治体でゴミとして処分することも可能です。
石油ストーブは基本的に、粗大ごみもしくは資源物として扱われます。
以下に、名古屋市・岐阜市・四日市市で石油ストーブをゴミとして出すときに、何ゴミになるのかをまとめました。
【自治体】 | 【石油ストーブのごみ分別】 | 【手数料等】 |
名古屋市 | 粗大ごみ | 500円 |
岐阜市 | 粗大ごみ | ・戸別収集:420円 ・直接搬入:210円 |
四日市市 | 資源物(金属類) | なし |
粗大ごみの処分方法は自治体によってルールが異なるため、事前に確認が必要です。
【石油ストーブの処分方法】まだ使える場合
まだ使える石油ストーブの処分方法は、以下の3つです。
- リサイクルショップで売る
- フリマ・ネットオークションに出品する
- 他人に譲る
それぞれ見ていきましょう。
リサイクルショップで売る
石油ストーブがまだ使える状態であれば、リサイクルショップに売る方法があります。
リサイクルショップであれば、対面でやり取りができるため安心です。
ただし、新しい石油ストーブや、アンティーク調のきれいな石油ストーブでない限り、買い取ってもらえない可能性が高いです。
また、運び出せない際は、出張買取を行っているお店に依頼しましょう。その際、出張費などの諸経費がかからないかどうかを事前に確認してください。
フリマ・ネットオークションに出品する
フリマサイトやネットオークションへの出品も、処分方法の1つです。
ただし、新品の石油ストーブしか出品できません。なぜなら、空輸はすべての配送業者で引取り不可ですし、陸便でもヤマト運輸・ゆうパックでは発送できないためです。唯一、佐川急便では受け付けてもらえることもありますが、断られるケースもあります。
出品はできても配送できないケースがあるので、一度配送業者に問い合わせてから行ってください。
もちろん、配送する品目を偽ることはできません。万が一事故が起きた際に、損害賠償を請求される可能性が高いため、配送品目は正しく記載してください。
各種登録や配送に手間がかかる点もデメリットですし、メルカリではPSマークの画像を掲載する義務もあります。各サイトの注意事項を必ず確認の上、出品してください。
また、掲載する出品情報や配送の方法によって、購入者側とトラブルになる可能性があることや、配送料やサイト手数料を払わなければならない点は押さえておきましょう。
他人に譲る
まだ使える石油ストーブであれば、他人に譲ることで処分する方法もあります。
知人や友人のほか、地域サイトなどで石油ストーブを譲り受けたい人がいないか募ってみるのも1つの手段です。
譲る相手が近くに住んでいる場合には、直接受け渡しも可能です。
他人に譲る場合でも、トラブルにつながらないよう、石油ストーブの状態はできる限り正確に伝えることが重要です。
【石油ストーブの処分方法】不用品回収業者ならストーブの状態に関係なく対応できる
石油ストーブが壊れているか、まだ使えるかにわけて、処分方法を解説しました。
不用品回収業者であれば、石油ストーブの状態に関係なく処分できるためおすすめです。
使えるかどうかわからない場合や、灯油が残っている場合でも不用品回収業者なら問題なく処分を依頼できます。
また、不用品回収業者はネット予約や電話一本でストーブがある場所まで回収に来てくれるため、重い石油ストーブでも持ち運ぶ必要がありません。
さらに、不用品回収業者は、使えるものや部品は必ずリサイクル・リユースを徹底しているため、環境にも優しい方法です。
即日回収や深夜早朝の対応も可能なので、捨てたいと思ったときに楽に捨てられる処分方法です。
【石油ストーブの処分】費用の相場
石油ストーブの処分方法別に、費用の相場をまとめました。
石油ストーブの処分方法 | 費用相場 |
家電量販店での引き取り | 1,100円〜2,200円 |
ホームセンターでの引き取り | 無料 ※ただし、同等品購入が条件の店舗が多い |
自治体で粗大ごみとして出す | 200円〜700円 |
リサイクルショップで売る | 売却益が得られる ※売れない可能性あり |
フリマ・ネットオークションに出品する | 新品のみ売却益が得られるが、配送料や手数料がかかる ※売れない可能性あり |
他人に譲る | 無料 ※引き渡す際の諸経費がかかる |
不用品回収業者 | 単品回収で330円〜2,200円(業者によっては手数料が上乗せされる) |
どの方法を選んだとしても、高くても2,000円ほどです。
自分に合った処分方法を選ぶと良いでしょう。
不用品回収業者の回収プラン
不用品回収業者の回収プランは、不用品1点から回収する単品回収と、複数点をまとめて回収するパックプランがあります。
パックプランの場合は、軽トラックや1tトラックなど該当のトラックをパック料金で満載にできるため、不用品が多ければ多いほどお得です。
パックプランの相場は以下のとおりです。
プラン名 | 目安の間取りとトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
Sパック | 1R~1K・軽トラック | 1,3000円~30,000円 |
Mパック | 1DK~2DK・1.5tトラック | 40,000円~50,000円 |
Lパック | 2DK~2LDK・2tトラック | 60,000円~80,000円 |
LLパック | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
【石油ストーブの処分】知っておきたい基礎知識
石油ストーブを処分する際に知っておきたい基礎知識についてまとめました。
- 灯油が残っていると処分できない
- 【壊れた石油ストーブも対象】小型家電リサイクル法とは
- 「小型家電リサイクル法」と「家電リサイクル法」の違い
上記3点について、それぞれ解説します。
灯油が残っていると処分できない
1点目は、灯油が残っている石油ストーブは処分できないことです。
石油ストーブのタンク内や本体内に灯油が少しでも残っていると、家電量販店などで回収してもらえません。
また、自治体に粗大ごみとして出す際にも、搬出先で火災の危険が生じます。
石油ストーブを処分する場合には、残っている灯油も適切な処分が必要です。
【壊れた石油ストーブも対象】小型家電リサイクル法とは
石油ストーブは「小型家電リサイクル法」の対象家電です。
小型家電リサイクル法は、小型家電の廃棄物を減らすと同時に、レアメタルなど貴重な金属類をリサイクルするための法律です。
努力義務ですが、家庭で出る使用済みの小型家電は、市町村や認定事業者に引き渡すことが求められると同時に、市町村や家電量販店などの認定事業者にも引き取りの努力義務があります。
そのため、市町村では小型家電回収ボックスなどを置いて、無料で回収しているところもあります。原則、この箱に入れば無料で回収してもらえるものの、石油ストーブは危険物でもあるため、ボックスへの投入はできません。
「小型家電リサイクル法」と「家電リサイクル法」の違い
「小型家電リサイクル法」と似た法律に「家電リサイクル法」があります。
家電リサイクル法の対象は、テレビやエアコン冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機などの家電4品目です。
一方、小型家電リサイクル法では、家電4品目以外のほぼすべての家電が対象となります。
また、家電リサイクル法の対象家電の処分にはリサイクル料が必要です。
それに対し、小型家電リサイクル法の対象家電には、基本的にリサイクル料は必要ありません。
ただし、リサイクルに必要な諸経費として料金を徴収している場合もあるため、注意をしましょう。
石油ストーブを処分するときの流れ
石油ストーブを処分するときの流れは、以下の4ステップです。
- 処分方法を決める
- 残っている灯油を処理する
- ストーブ本体を掃除する
- 持ち込み・回収などで処分する
それぞれのステップについて、くわしく見ていきましょう。
処分方法を決める
まずは処分方法を決めましょう。
石油ストーブが壊れているか、まだ使えるかによって選べる処分方法が変わります。
また、不用品回収業者であれば、石油ストーブの状態に関係なく引き取ってもらうことが可能です。
7つある処分方法のなかから、自分に合った処分方法を決めましょう。
残っている灯油を処理する
処分方法が決まったら、処分の準備に移ります。
処分方法にかかわらず、石油ストーブ内に残っている灯油は処理しなければなりません。
くわしい処理方法は、後述の「石油ストーブを処分するときの注意点」で解説します。
石油ストーブの安全な処分のために、残った灯油はしっかり処理しましょう。
ストーブ本体を掃除する
灯油の処理が終わったら、ストーブ本体の掃除です。
リサイクルショップや他人に譲る場合にはきれいに掃除すると良いでしょう。
特に、売る場合には販売価格に影響が及ぶ可能性があるため、できる限り汚れを落としておきましょう。
持ち込み・回収などで処分する
最後に処分です。
決めた処分方法によって、店舗に持ち込んだり、購入者に配送したりする必要があります。
なお、不用品回収業者に依頼した場合には、自宅まで回収に来てくれるため、持ち込みや配送の手間がかかりません。
できるだけラクに石油ストーブを処分したい方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。
石油ストーブを処分するときの注意点
石油ストーブを処分するときの注意点は、以下の4つです。
- タンクや本体に灯油が入っていない状態にする
- 灯油の処理は火の気のない風通しの良い場所で行う
- 灯油の余りはガソリンスタンドなどで引き取ってもらう
- 乾電池を忘れずに抜く
注意点を押さえて、石油ストーブを安全に処分しましょう。
タンクや本体に灯油が入っていない状態にする
石油ストーブは、灯油が少しでも入っていると処分できません。
例えば、愛知県名古屋市や三重県四日市市では、ストーブに残った灯油は使い切る決まりです。故障して使い切れない場合は、灯油を購入したガソリンスタンドなどの販売店や不用品回収業者に相談をしてください。
愛知県春日井市なら、少量の場合は紙などに染み込ませて燃えるゴミに出せます。大量にある場合は、灯油を購入した販売店や不用品回収業者に依頼をしましょう。
灯油の処理は火の気のない風通しの良い場所で行う
灯油を処理するときは、火の気のない風通しが良い場所で行いましょう。
灯油が常温なら自然発火する可能性はほぼありませんが、火の気があるとすぐに燃え広がります。
また、屋内など風通しの良くない場所で灯油の処理をすると、揮発した灯油を吸い込んで気分が悪くなる場合もあります。
そのため、灯油の処理は「火の気がないこと」「風通しが良いこと」を確認して行いましょう。
灯油の余りはガソリンスタンドなどで引き取ってもらう
灯油が少量残っている場合は、以下のガソリンスタンドやホームセンターで引き取ってもらえます。
- ビバホーム:ビバホームで灯油を購入した方のみが対象
- コスモ石油:余った灯油無料引取
ただし、自分で灯油を持って行かなければならないため、じゅうぶんに気を付けてください。
なお、不用品回収業者ならば、灯油が入ったままでも石油ストーブを処分できます。
乾電池を忘れずに抜く
乾電池を抜くのも忘れないようにしましょう。
石油ストーブ本体に取り付けている乾電池がある場合、一緒に処分はできません。
乾電池は石油ストーブ本体から取り外した上で、自治体の処分方法に沿って正しく処分しましょう。
石油ストーブの処分なら『粗大ごみ回収隊』がおすすめ
不用品回収業者なら、石油ストーブの状態にかかわらず、石油ストーブがある場所まで引き取りに来てくれるため、特に忙しい人にとっては利用するメリットが大きいでしょう。
「粗大ゴミ回収隊」では、石油ストーブと余った灯油の処分両方を同時に行えます。もちろん、灯油が入ったままの石油ストーブもお引き受けできます。
さらに、処分に人手がかかる粗大ごみなどもまとめて回収可能です。年間実績10,000件以上、リピート率85%以上の実績があるうえ、即日回収や深夜早朝の対応も可能です。
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