押入れ収納の片付け方!おもちゃや服を減らして掃除しやすい押入れにするコツ
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日本家屋における押入れは高さや奥行きがあり、意外に使い勝手が悪いと不評です。
逆転の発想でその高さや奥行きを活かした押入れの収納を考えると、押入れのポテンシャルを発揮する収納が実現し、それは掃除がしやすいシステマチックな収納になります。
おしゃれな収納も素敵ですが、掃除がしやすく物の出し入れがしやすい押入れこそ、理想の収納です。
この記事で、あなたのご家庭に合った理想の押入れを作ってください。
目次
押入れを片付ける目的は?
押入れと言えば布団が積み上げられ、その間に扇風機などが押し込められているというイメージがあります。それでなくても少ない日本家屋の収納ですから、押し入れを無駄な空間にしておくのはもったいないです。押入れ収納の目的をしっかり確認することから始めましょう。
あふれる物を整理して収納
「家じゅうにあふれる物をなんとかしたい」という願いにこたえてくれるのが押入れです。あふれる物に居場所、定位置を決めてあげると、床やテーブル、ソファに物が散乱することがなくなります。
本来、押入れの収納量は大きいです。それを活かすのか、無駄にするのかによって収納できる量に差が出ます。整理して、最大限に有効活用できるようにしましょう。
掃除しやすい押入れにする
押入れに直に布団を積み上げたり、そのすき間に物を突っ込んだりすると、掃除する時にはすべてを出さなければなりません。そうなると、面倒なので掃除が行き届かなくなります。久しぶりに客用布団を出したらカビが生えていたということにもなりかねません。
押入れ用のすのこやキャスター付きの引き出し収納など便利な物が売られています。収納グッズをむやみに増やすことはおすすめできませんが、適度に活用して掃除しやすい押入を作りましょう。
押入れの奥行き・高さを活かして収納力アップ
一般的に、押入れは中板により上段と下段に分けられ、上段の高さは約90~100cm、下段は約65~75cmとなっている物が多いです。 押入れの間口は約165~180cmです。 また、押入れの奥行は、75~85cm程度です。
高さや奥行きがあるので、いったん詰め込んでしまうと奥に入れられた物は入りっぱなしになりがちです。また、高さが十分活用できず、無駄な空間ができてしまうことも多いです。
奥行きについては使用頻度によって手前と奥を使い分ける、高さについては押入れ整理棚や突っ張り棒を活用するなどの工夫が有効です。
押入れの片付けに着手する前にすべきこと
「押入れを片付けるぞ!」と意気込む気持ちはわかりますが、押入れ収納を成功に導くためには、作戦が大切です。任務成功のカギは以下の3項目です。
何を収納したいか?収納したい物をリストアップ
押入れ収納の失敗の多くは、押入れに何でもかんでも突っ込むことが原因です。すき間があればそこに何かを突っ込んでいけば、何が入っているのか、どうやって奥の物を出すのかがわからなくなります。
押入れに収納したいものをリストアップしましょう。そして、押入れをゾーニングして、それぞれにどんな物を入れるか、書き出してみるといいでしょう。
収納したい物を使用頻度によって分ける
収納したいものをリストアップした後、それぞれの物を使用頻度別に分けましょう。
特に、季節もの(夏や冬にしか使わない物)、イベント物(クリスマスやひな祭りなど)、スーツケース、思い出の品などに分けるといいでしょう。
例えば、スーツケースなどはそのお家によって使用頻度が異なりますので、それぞれのお宅の事情を考慮して収納していきましょう。
不用品は潔く処分
収納したいものをリストアップする中で、「こんなものまで残していたんだ」「これは壊れている」などという物がいっぱい出てくると思います。今回の片付けを契機に、収納してある物を見直して、不用品は躊躇なく処分しましょう。
押入れ収納は、収納法を工夫してより多くの物を収納するより、厳選した物を適量収納するのが正解です。
【場所別】押入れ収納術
前章でも少し触れましたが、押入れ収納を成功に導くキーワードは「ゾーニング」です。ゾーニングとは、ある空間を「区分け」し、区分けした空間を「目的に沿って活用」することです。
つまり、押入れを全体としてみるのではなく、上段・奥、上段・手前、下段・奥、下段・手前に分けて、それぞれにふさわしい物を収納するという考え方です。
上段・奥
押入れの上段は、下段に比べて出し入れしやすいので、日常的によく使う物を収納します。例えば、洋服、カバン、帽子などです。
ただ、上段の奥は、洋服でもシーズンオフの物を収納し、シーズンごとに手前と奥を入れ替えるようにするといいでしょう。奥にはシーズンオフの洋服を入れた衣装ケースを置きます。
上段・手前
上段・手前は、最も出し入れしやすい場所です。突っ張り棒などで、その季節に着る洋服をぶら下げるとさらに取り出しやすくなります。
押入れは収納容量が大きいので、家族全員のシーズンオフの洋服を収納することも可能です。季節ごとに入れ替えることによって、サイズアウトした洋服、着古した洋服などをチェックし処分することもできます。
前後を入れ替える際に、掃除・通風ができ、カビなども防止できます。
下段・奥
押入れの下段は、上段に比べて出し入れがしにくいですが、下段の特性を生かした収納を考えるといいでしょう。
下段には、ミシンなど重さがある物、扇風機やファンヒーターなど季節家電、収納場所が低いのでお子様が出し入れする物などを入れましょう。
下段・奥には、シーズンオフの家電や布団、イベントグッズなどを入れるといいでしょう。スーツケースなどの旅行用品も入れましょう。
キャスター付きのすのこなどを利用すると取り出しやすいうえに、掃除もしやすいです。
下段・手前
下段・手前は、大人には使いにくい場所ですが、小さなお子さんには使いやすい場所です。
カラーボックスなどで、お子さんコーナー、おもちゃコーナーを作って、お子さんに管理させるといいでしょう。このコーナーに入るだけと約束すると、小さなお子さんなりに考えて、おもちゃがむやみに増えることが防げます。
押入れの片付けに役立つアイテムで押入れ収納をシステム化
高さ・奥行きがある押入れに直接物を収納していくと、掃除や出し入れがしにくいです。押入れの欠点を補う便利な収納グッズがいろいろ出ています。収納グッズに頼りすぎるのはおすすめできませんが、適度に使って押入れの使い勝手を良くしましょう。
突っ張り棒
突っ張り棒は、押入れ収納をシステム化するのに必須アイテムです。向かい合う壁面などの間に押し当てて固定する、伸縮性のある棒で、ハンガーを吊るしたり、棚を設置したりすることができます。
突っ張り棒のおすすめポイントは、押入れのデッドスペースをうまく活用できる点です。ハンガーにかかった洋服をかけるのに重宝します。
衣装ケース
押入れやクローゼットに衣類を収納する時に便利な衣装ケースですが、いろいろなサイズがありますので、サイズの違いをうまく利用して、効率的な収納を目指しましょう。
衣装ケースを購入する際には、押入れのサイズを採寸してピッタリな物を選びましょう。多段タイプと一段タイプがありますが、積み重ねて使えるので、転居をしても使える一段タイプがおすすめです。
ただ、むやみに衣装ケースを増やすのはNGです。衣装ケースを増やす前に洋服を取捨選択することが大切です。
キャスター付きケース
衣装ケースにキャスターが付いているキャスター付きケースのおすすめポイントは、その機動性です。動かすことができるので、掃除のとき楽です。
また、押入れから子ども部屋へ、寝室から押入れへと状況に応じて場所を移動するのも簡単です。
台車・キャスター付きすのこ
季節家電やミシンなど重い物を収納する場合、直に並べると掃除の時一つ一つ動かしながら掃除をしなければなりません。
台車やキャスター付きすのこに載せておくと、押入れの前後の入替えも簡単にできますし、掃除の時も楽に動かすことができます。
【関連記事】衣装ケースの処分方法について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ!
押入れの片付けには、不用品の処分をまず考えよう
押入れ収納の目的は、おしゃれさの追求でも、どれだけすき間なく収納できるかでもありません。
押入れ収納の極意は、あふれる物を整理し、掃除しやすく、使いやすい収納です。そして、持続可能なことも大切です。一度きれいに収納しても、日々の暮らしの中でそれが再現できずグチャグチャになってしまうのであれば本末転倒です。
物が少ないと掃除しやすい
押入れを片付けて、使いやすい押入れ収納を目指すのであれば、不用品を処分することから始めましょう。片付ける前の押入れはカオス状態ではなかったですか?広い収納スペースに入るだけ入れようと押し込んだ結果です。
掃除しやすく、使いやすい押入れ収納のためには、入れる物、入れない物をはっきり分別しましょう。そして、不要な物は潔く処分しましょう。
物が少ない利点は、掃除がしやすいことです。
入れ放しにせず、定期的にチェック
押入れの物が入れ放しになるのは、入っている物がはっきり把握できていないことが原因です。今回の押入れの片付けを通して、入れる物をリストアップし、取捨選択したので、入っている物が把握されたと思います。
さらに、押入れのゾーニングで季節ごとの前後の入替えなどで、入っている物を定期的にチェックできる態勢ができました。
押入れ収納を整った状態のままキープするためには、定期的なチェック、アップデートが必要です。
【関連記事】部屋の断捨離を依頼できる片付け業者おすすめ5選について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ!
押入れの片付けのお手伝いなら、粗大ゴミ回収隊におまかせ
押入れの片付けのためには、押入れに入れる物の量を減らすことが一番の近道です。不用品を処分するのなら、プロの業者に依頼するのがおすすめです。なかでも「粗大ゴミ回収隊」が一押しです。
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