ゴミ屋敷・汚部屋を片付けられるレベルとは？特殊清掃の特徴や業者もご紹介

ここではゴミ屋敷・汚部屋を自分で片付けられるレベルから特殊清掃が必要になるケースなどについて、詳しく解説します。

ゴミ屋敷を放置するリスクや片付けにかかる費用相場についてもまとめたので、ぜひご覧ください。

ゴミ屋敷は、少しでも早い段階で片付けを始めると悪臭や害虫発生などひどい状態になるのを食い止められます。

自分でできる片付けは何かを考え、困ったときは片付けや掃除を得意とする業者にも依頼してみましょう。

自分で片付けられるゴミ屋敷のレベルとは？

ゴミ屋敷といっても、レベルによって状態が大きく異なります。

今回は、自分で片付けられるゴミ屋敷のレベルについて確認していきましょう。

ゴミ屋敷で困っているときは、まずは自分で片付けられる状況かを調べてみてください。

【レベル1】床全体に物が散乱している

ゴミ屋敷レベル1は、床全体に様々な物が散乱している状態です。

しばらく掃除をしていない、ゴミをまとめて捨てていないなどが続き、床に物が転がっています。

ひどく散らかっているように思われますが、このレベルであれば自力でも片付けることが可能です。

【レベル2】ゴミが積み重なり床が全く見えない

一部屋だけでなくどの部屋もゴミが積み重なってきており、床も見えない状態はゴミ屋敷レベル2といえます。

ゴミで床がほとんど見えないのに加え足の踏み場がない、数ヵ月間掃除をしていないと、このようなレベルのゴミ屋敷になりやすいです。

ゴミや物が散乱して掃除・片付けが困難になる関係で、悪臭や害虫が発生する恐れもあります。

悪臭や害虫を確実に処理したい場合は、業者に依頼をしましょう。

【レベル3】ゴミがあるため移動しづらい状況になっている

どの部屋にもゴミが膝丈ほどまで積みあがっており、家の中での移動が難しくなる状態がゴミ屋敷レベル3です。

片付けるとなると大量のゴミ袋が必要になり、自治体では処分しきれない可能性も出てきます。

ゴミがあふれているだけでなく、壁に汚れが付着していたり害虫・害獣が大量に住み着いているなどがレベル3の特徴です。

ここまでくると、自分では片づけられません。業者に依頼をしてください。

ゴミ屋敷で特殊清掃が必要になるシーンとは

ゴミ屋敷レベルが3を超えると、部屋の状況はますます深刻化していきます。

ただゴミを捨てるだけでは解決できず、業者による特殊清掃が必要になる場合もあります。

どのようなシーンで特殊清掃が必要になるのか、以下を参考に自身の部屋と比較してみてください。

害虫が発生している

ゴミ屋敷に害虫が発生しているときは、特殊清掃で駆除できます。

害虫の巣があり不衛生な環境である、害虫そのものを撃退したいときに特殊清掃で対応が可能です。

害虫だけでなく、ネズミなどの害獣に困っている際にも、業者に特殊清掃を依頼できます。

悪臭や汚れがひどい

ゴミ屋敷からの悪臭がひどく汚れがこびりついている場合も、特殊清掃にてきれいにしてもらえます。

ゴミが溜まったり害虫などが発生している状況では、通常の掃除で悪臭を除去しきれません。

壁に汚れが付着している、水回りの汚れがひどい場合などにおいても、特殊清掃で徹底的に掃除してもらえます。

液体などが染みついている

床や畳に飲み物などの液体が染みついているときも、特殊清掃で落としてもらえます。

ゴミ屋敷状態の部屋には、濡れた雑巾で拭くだけでは落とせない頑固な染みなどが残っている場合が多いなか、きれいに取り除いてくれるのです。

ゴミを退けてみて初めて気が付いた染みや汚れも、プロによる特殊清掃ですっきり落ちます。

また、孤独死が起きたゴミ屋敷で、体液が染みついている場合も特殊清掃で除去できます。

建材にまで汚れがついている

長い期間ゴミ屋敷であった場合、建材にまで汚れや臭いが染みついている場合があります。

建材に染み込んでしまった汚れや臭いは、特集清掃によるオゾン脱臭を行なうと根本から取り除けます。

害虫の発生や腐敗した大量のゴミなどがあふれている部屋は建材にも影響が出ている可能性があるので、そんなときにも頼りになるのが特殊清掃です。

※ゴミ屋敷を自力で片付けるときの手順はこちらをご覧ください！

ゴミ屋敷を自力で片付ける方法は？正しい手順を紹介します

ゴミ屋敷を放置するリスク

ゴミ屋敷は、いつまでも片付けずに放置していると様々なリスクを招きます。

自分一人だけの問題では済まされなくなるので、リスクを押さえゴミ屋敷を片付けていきましょう。

火災が発生する危険が高まる

ゴミ屋敷を放置すると、火災が発生する危険が高まります。

ストーブやタバコなどの火種からゴミに火が燃え移り、火災が発生しやすくなるのです。

また、ゴミ屋敷は放火されやすく、物が多いことから一度火がつくと消火活動にも時間がかかってしまいます。

火が燃え広がり、周りの住宅にも甚大な被害を及ぼす場合があるのです。

怪我をする可能性がある

ゴミ屋敷になると、床にも多くの物が散乱しています。

その中には、ガラスの破片や鋭く尖ったゴミなども潜んでいるかもしれません。

ガラスの破片などで手足を切ったり、物につまずいて転倒し擦りむくなどして怪我をする恐れも出てくるので危険です。

特にレベル4以上のゴミ屋敷は、積み上げられたゴミが落ちてくる危険性も考慮する必要があります。

健康被害が出る

ゴミ屋敷で生活をしていると、身体にも様々な不調が現れます。

カビや細菌、ハウスダストによる感染症、喘息、うつ病などを発症する場合があり、健康被害も出てくるのです。

身体に不調が出るとゴミ屋敷の片付けにも取り掛かれなくなるので、悪循環に陥りやすくなります。

カビや細菌は、特殊清掃やハウスクリーニング、もしくは除菌サービスを利用すればきれいに除菌されます。

健康対策のひとつとして検討しましょう。特にカビや細菌は素人による除去は難しいためです。

害虫や害獣が発生しやすくなる

ゴミがあふれている部屋には、害虫や害獣が住み着きやすくもなります。

生ゴミや段ボールなどがあふれていると、害虫や害獣が繁殖するのに適した環境が出来上がり、気づかないうちに繁殖している場合があるのです。

家の中でネズミや鳥が見つかることもあり、悪臭を放ったり家そのものを傷める要因にもなります。

さらに、ネズミが運ぶ感染症ウイルスや、ネズミや鳥の糞尿による臭いや感染症なども健康被害を招きます。これらも特殊清掃で除去できます。

認知症を発症している場合は一年以内に死亡する可能性がある

独居高齢者の認知症が進行していく過程で、当然身体機能も衰えていきます。このときに適切な支援がなければ、誰もがゴミ屋敷を作り出すことが近年の研究で明らかになりました。
さらに、とりわけ介入から1年以内の死亡率が高いことも判明したため、実家のゴミ屋敷などは早めに対処をする必要があります。

この理由は、ゴミ屋敷という住環境ばかりではなく、ここまでに記載した健康リスクをじゅうぶんに把握・対処する必要があることも示しています。

※東京都健康長寿医療センター研究所HP参照

近隣住民とトラブルになる

ゴミ屋敷は、近隣住民とトラブルになりやすいのも理解しておきましょう。

悪臭や景観悪化などにより揉め事に発展する場合もあるので、注意したいです。

実際に自治体へのゴミ屋敷に関する問い合わせも、その多くが地域住民から寄せられています。

特に悪臭や害虫・害獣は近隣住民にも迷惑がかかります。これらをしっかり除去するためにも、特殊清掃が必須です。

ゴミ屋敷の片付けにかかる費用相場

ゴミ屋敷は、レベルに応じて必要な片付けや掃除内容が異なります。

業者に依頼する場合は、費用がどれくらいかかるかも気になるところです。

以下に定額プランや特殊清掃の費用相場をまとめたので、依頼する前にご確認ください。

トラックのせ放題プラン

ゴミ屋敷にある大量のゴミや不用品を処分するためには、業者の定額プランがおすすめです。

トラックのせ放題プランなどの名称で、トラックに不用品を積み込めるだけ積み込んでいけるのが特徴です。

特殊清掃

特殊清掃の費用は、作業内容によって変わります。

ゴミ屋敷の状況にもよるため、作業ごとの相場は最低金額が記載されています。

※お金がないときのゴミ屋敷の片付け方や安い業者はこちらをチェック！

ゴミ屋敷はお金がない時でも片付けできる？自力で片付ける手順や安い業者の見つけ方を解説！

ゴミ屋敷や汚部屋の片付けは業者に依頼するのがおすすめ

ゴミ屋敷や汚部屋の片付けでお困りのときは、業者に相談して解決もできます。

業者がおすすめである理由を押さえて、さっそく依頼を検討してみましょう。

どんな状態の部屋も確実に片付けてくれる

業者は、どんな状態のゴミ屋敷や汚部屋であっても確実に片付けてくれます。

レベルによって散らかり具合や物の多さなどが変わってくるゴミ屋敷ですが、短時間で徹底的にきれいにしてもらえるのです。

何から手を付けたら良いかわからない、とにかく物が多いなど、一人ひとりのお悩みに沿って効率よく作業を進めてくれます。

不用品やゴミを一度に回収してくれる

ゴミ屋敷の片付けでは、多くのゴミや不用品が出てくるでしょう。

業者はどんなゴミや不用品であってもまとめて回収してくれるので、部屋にある物が一度になくなりすっきりします。

処分方法がわからない、持ち運びできない重たい不用品があるなどの場合も、プロのスタッフが安全・丁寧に回収してくれるので安心です。

プロによるハウスクリーニングや特殊清掃もある

業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すると、ハウスクリーニングや特殊清掃のサービスも利用できる場合があります。

ハウスクリーニングでは水回りやフロア、壁などの掃除を行ない、清潔感あふれる状態に変えてくれます。

ゴミがあふれている部屋にはカビが発生したり、悪臭が取れないときもありますが、特殊清掃を依頼すると落としてもらえるので頼もしい限りです。

ゴミ屋敷にあるゴミや不用品をただ回収するだけでなく、汚れている箇所の掃除を徹底的にしてくれるのも業者の魅力です。

※お得に依頼できるゴミ屋敷業者をお探しならこちらもチェック！

ゴミ屋敷の清掃・片づけでおすすめの費用が安い業者5選を紹介

ゴミ屋敷の片付けなら実績豊富な粗大ゴミ回収隊にご相談を！

ゴミ屋敷や汚部屋を片付けられるレベルから特殊清掃の特徴、業者を利用するのがおすすめな理由などをご紹介しました。

大量のゴミがあふれ、臭いや汚れもひどいゴミ屋敷は、業者に依頼して片付けから掃除までをお願いするのがおすすめです。

「粗大ゴミ回収隊」なら4tトラックまで用意があるので、ゴミ屋敷の片付けで大量の不用品が出ても安心して依頼できます。

ゴミ屋敷となると料金が高額になりそうというイメージがありますが、リユース・リサイクルの徹底により廃棄ゴミの量を減らしているため、格安でサービスの提供が可能です。さらに、クーポン券で2000円割引かれるので、破格の対応です。

年間実績10,000件以上の実績あるプロによる、特殊除菌清掃機材を使った掃除も実施しているので、部屋に付いた汚れや臭いもきれいに落ちます。

詳しくは、以下の無料お見積りからもご相談ください。ご相談・出張見積もり・見積もり後のキャンセルは無料です。

＞＞粗大ゴミ回収隊への無料お見積もり相談はこちらから