
ゴミ屋敷を最短1日で片付ける方法|業者と自力、どっちが正解?
この記事は約5分で読めます。
片付けなければと思いながらも、なかなか手をつけられない……。気づけば足の踏み場もない状態になり、
どこから手をつければいいのかわからなくなっていませんか?
そんな状態でも、最短1日でスッキリ片付ける方法があります。業者に依頼するか、自力で片付けるかの選択によってすべきことが変わります。
本記事では、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、どちらの方法があなたにとってベストなのかを解説します。
「とにかく早く片付けたい」「できるだけ費用を抑えたい」など、あなたの状況に応じた最適な選択肢を見つけましょう!
目次
まずは現状把握!30秒でわかるゴミ屋敷診断で部屋の清潔度を確認しよう!
業者に依頼するか、自分で片付けるかを決めるには、現状を正しく判断しなければなりません。
まずはゴミ屋敷診断を行い、今の自分の部屋の清潔度をチェックしてみましょう。

診断結果はいかがでしたか?
警戒レベルが3以上の方は今すぐ改善が必要です。警戒レベルが1,2の方も安心はできません。様々な要因であっという間にゴミ屋敷になってしまう可能性があるため、しっかり対策するようにしましょう。
ゴミ屋敷を効率的に片付ける方法【診断結果別】
ここからは、警戒レベルごとに部屋を片付けるための適切なアプローチをご紹介していきます。
警戒レベル1|片付けを意識しないと危険!な人におすすめの片付け方
警戒レベル1の方は、業者に依頼するほどの状況ではないかもしれません。
自分の力で整理整頓できる状態です。次のステップに従って自力で片付けを行っていきましょう。
ステップ1:計画を立てる(作業時間目安:10分)
まずは片付けの計画を立てます。どこから始めるか、どんな道具が必要か、どれくらい時間をかけるかを決めてしまいましょう。
無計画に作業を行っても途中で挫折してしまったり、他に意識が向いてしまって作業の進捗が芳しくないことが多いです。
それぞれの決め手は次の通りです。
どこから始めるか
作業しやすく、効率良く進められるところから始めるのがポイントです。普段あまり使っていないところ(押し入れや棚などの収納スペース)、高いところから先に着手しましょう。
収納スペースから整頓すると、次に取り掛かる場所で見つかる収納物を速やかに整理できるため効率が良く進められます。同様に、ホコリは上から下へ落ちるため、高いところから作業すると効率が良いでしょう。
どんな道具が必要か
掃除を進めるうえで、絶対に必要な道具、状況に応じて必要な道具があります。
作業場所 | 使用する道具 |
---|---|
作業全体 | ゴミ袋、使い捨てゴム手袋、マイクロファイバークロス、フローリングワイパー |
ホコリ取り | ハンディモップ |
床・カーペット | 掃除機、粘着クリーナー(コロコロ)、重曹スプレー |
キッチン | 重曹/クエン酸スプレー、スポンジ、ステンレス磨き、排水口ブラシ |
トイレ・浴室 | トイレブラシ、カビ取り剤(カビキラーなど) |
換気扇・エアコン | 中性洗剤、フィルター掃除用ブラシ |
窓・鏡 | ガラスクリーナー、新聞紙、スクイージー |
これらの商品はどれも100円均一で購入できるものばかりです。全て合わせても4,000円程度で取りそろえることができます。
どこから片づけるか
これは状況によって異なりますが、散らかっていたり汚いことで困る箇所に重点を置くのが良いでしょう。
また、時間をどのように使うかは、作業内容で分けるのがおすすめです。例えば、3~5時間で掃除をする場合の時間配分は以下のようになります。
- 最初の30分 → 不用品の仕分け・ゴミ捨て
- 次の1~2時間 → ほこり取り・拭き掃除(高い所から低い所へ)
- 次の1~2時間 → 床掃除・換気扇・水回り(キッチン・浴室・トイレ)
- 最後の30分 → 最終チェック・仕上げ
関連記事はこちら:効率よく大掃除を進めるためのポイント
ステップ2:必要な道具をそろえる(作業時間目安:~60分)
片付けの計画を立てたら、必要な道具をそろえましょう。
お店との距離、お店の品ぞろえによって時間は変動しますが、近所のスーパーやドラッグストア、コンビニ、100円均一など掃除用品を販売しているお店は多岐に渡ります。予算を押さえたいのであれば100円均一で購入するのが良いでしょう。
Amazonなどのオンラインストアで購入し、計画的に行うのも一つの手です。
ステップ3:正しいゴミ分別・処分法を確認する(作業時間目安:5分)
計画を立て、道具が手に入ったら、地域のゴミの処分ルールを把握する必要があります。自治体によって捨てられないもの、処分の際に手を加えなければならないもの があります。
お住まいの地域のルールを調べ、処分ルールを把握しておきましょう。
分別方法や収集日といった処分ルールは各自治体の公式HPで確認できます。
関連記事はこちら:【汚部屋脱出】部屋の片付けのコツ!整理整頓の仕方
自治体が処分できないもの(マニキュアやモバイルバッテリーなど)の処分が必要な場合や、処分したいものが多い場合は、不用品回収業者に回収を依頼する必要があります。
警戒レベル2|生活の見直しが必要!な人におすすめの片付け方
警戒レベル2に該当したあなたは、潜在的なゴミ屋敷予備軍かもしれません。日常的に片づけたり、掃除したりする習慣がなく、気づけばゴミ屋敷化してしまう可能性があります。
現状は自分で片付けを行える範疇ですが、業者に依頼して手っ取り早くきれいにしてもらった方がよいかもしれません。
自分で片付けを行う場合
自力で片付ける場合は、こちらの流れに沿って片付けてみてください。
不用品回収業者に依頼をする場合
実績の不用品回収業者であれば、どんな状況であっても速やかに回収してくれます。
捨てたいもの、取っておきたいものの分別の手伝いや、回収後のハウスクリーニングまで一気通貫して対応してくれる業者も多いため、安心してお任せできます。
特に、粗大ゴミ回収隊では平日限定の割引やWEBサイト経由のクーポンなど、お財布に嬉しいキャンペーンを行っているため、関東、東海地域にお住まいの方におすすめです。
仕事柄夜遅くに作業を依頼したい、近隣住民に知られずにこっそり回収してほしいなどのケースにも柔軟に対応してくれるため、まずは気軽に無料相談をしてみるのがよいでしょう。
警戒レベル3|今すぐ生活を見直そう!な人におすすめの片付け方
警戒レベル3に該当したあなたは、自力での整理整頓ができるようになるにはかなり大変 です。
既に散らかった不衛生な住環境に慣れてしまい、自分ではその危険性に気付けていないかもしれません。
自力で片付けを行う場合、数時間~数日かけて行うことになります。時間的な余裕や体力的な余裕がある方は、まずは要るモノと要らないモノを断捨離するところから始めましょう。
警戒レベル4|ゴミ屋敷予備軍の方におすすめの片付け方
警戒レベル4に該当したあなたは、残念ながら自分だけで現状を改善するのはほぼ不可能です。大量に混在し、積みあがった私物を整理するだけでなく、不衛生な水回りの消毒、害虫や害獣対策など課題は山積みです。
自力で片付けを行う場合も、何日もかけて行うことになり、時間的な制約や体力的な観点から、思い切って業者へ依頼することを検討しましょう。
部屋の広さや、回収量によって異なりますが、30分から1時間ほどで作業が完了するケースもあります。
粗大ゴミ回収隊では、前述の通り、時間帯や周辺の方への配慮の上で作業を行ってくれます。
Googleマップの口コミ評価も4.5(476件,2025年05月01日時点)ととても高く、顧客満足度98%、リピート率85%と名実ともに高い評価を受けています。
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ゴミ屋敷の片付けが必要な理由
ゴミ屋敷の状態が続くと、自分だけでなく近隣住民にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ゴミ屋敷がもたらす悪影響は大きく4つに分類されます。
健康・衛生リスク
ゴミが溜まると、悪臭や害虫の発生を招きます。特に食べ残しや生ゴミが放置されると、ゴキブリやネズミ、カビが繁殖しやすくなり、食中毒や感染症のリスクが高まります。
非常時の死亡リスク
ゴミ屋敷では、新聞紙や段ボールなどの可燃物が多く、火災が発生した場合に一気に燃え広がる危険があります。また、コンセント周りにホコリが溜まることで発火することもあり、火災のリスクを高める要因となります。
さらに、地震の多い日本では、地震発生時の逃げ遅れや怪我に繋がる危険性もあります。
近隣トラブルや法的リスク
悪臭や害虫の発生は、自分だけでなく近隣住民にも迷惑をかけることになります。トラブルが深刻化すると、管理会社や自治体から指導を受けることもあり、場合によっては強制的な撤去措置が取られる可能性もあります。
実際に、名古屋市中区松原地区の住宅で2014~2018年頃にかけてゴミ屋敷問題が注目を浴びました。
この問題は高齢の男性が3階建ての屋内外に廃品や不用品の収集を長期に渡り行ったことで発生しました。
家からあふれた段ボールや生活ごみが公道をふさぐほどで、近隣からは悪臭や害虫発生への苦情が相次いだといいます。
名古屋市が2018年4月に施行した「住居の堆積物による不良な状態の解消に関する条例」(いわゆるごみ屋敷対策条例)によって、不用品の処分が強制執行されています。
参考:本人曰く“アートを作ろうと…” 強制撤去された「名古屋ごみ屋敷」|デイリー新潮
心理的負担と生活の質の低下
ゴミ屋敷になると、片付けなければと思いながらもどこから手を付けていいかわからず、ストレスがどんどん溜まります。また、「自分はダメな人間だ」と自己肯定感が下がってしまうこともあるようです。
また、社会との関わりが薄れてしまうという問題も指摘されています。人を家に招くことができず、孤独感が高まってしまったり、誰かが突然訪問してくることに対する不安を抱えてしまったりします。
参考:自治体による「ごみ屋敷」対策|公益財団法人 日本都市センター
これらの悪影響は相互に作用し、悪い方向へ循環します。ゴミ屋敷になる前にすぐに行動を起こし、心も身体も健全な状態を取り戻す必要があります。
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