引っ越し時の家具・家電の処分方法!不用品処分費用を安くするには?
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この記事では、引っ越し時の家具や家電の処分方法についてご紹介します。
引っ越し時には、不用品を処分する人も多いですが、特に家具や家電の処分に困ります。
引っ越し時の不用品処分費用を安く抑える方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
引っ越し時の家具・家電の処分方法
まずは引っ越し時の家具や家電の処分方法をご紹介します。
不用品の処分方法は、家電をリサイクルショップに売却したり、家具販売店の引き取り処分などもありますが、時間がかかる方法であるためおすすめできません。
自治体の粗大ゴミ回収
各自治体では粗大ゴミ回収を行っており、家具や家電を処分できます。
粗大ゴミの定義は自治体ごとに異なります。
名古屋市の場合、粗大ゴミの定義は「30cm角を超えるもの」です。
金属部品の多い30cm角以内のゴミは不燃ゴミ、木製のまな板などは可燃ゴミとして出してください。
名古屋市自治体での粗大ゴミ回収までの手続きは以下のとおりです。
- 7日前までにインターネットや電話で申し込む
- 手数料納付券を販売店で購入する
- 手数料納付券に受付番号または氏名を記入する
- 必要枚数を粗大ゴミの見やすい場所に貼る
- 収集日の朝8時までに指定場所に粗大ゴミを運び出す
名古屋市以外の自治体では粗大ゴミ回収のルールが異なります。
各自治体の粗大ゴミ回収ルールを確認して利用してください。
引っ越し業者
引っ越し時には、引っ越し業者を利用する方が多いです。
不用品回収サービスを行っている引っ越し業者なら、引越し時の不用品処分を依頼することが可能です。
主な引っ越し業者のうち、不用品処分サービスを行う業者は以下です。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- アーク引越センター
- アリさんマークの引越社
- ヤマトホームコンビニエンス
- 日本通運
- アップル引越センター
- ハート引越センター
※事業所により不用品回収サービスを行っていない場合があります。
比較的大手の引っ越し業者は不用品回収サービスを行っていますので、引っ越し時に不用品処分もセットで行いたい方には人気です。
不用品回収業者
不用品処分と言えば、不用品回収業者です。
大型家具や大型家電でもすべてまとめて回収して処分できます。
多くの不用品回収業者が即日回収にも対応しており、引っ越し時にすぐに不用品の処分が必要になったときにも活躍します。
必要な手続きは、電話やインターネットで申し込みをするだけ。
不用品回収作業が終わったら、支払いをして完了です。
不用品回収業者のなかには、単身引っ越しサービスを行う業者や引っ越し時の荷造りをサポートする業者もあります。
自治体粗大ゴミ回収のメリット
自治体粗大ゴミ回収の最大のメリットは、単品ごとの処分費用が安いことです。
引っ越し時に処分することが多い家具や家電の処分費用の相場は以下のとおりです。
処分品目 | 処分費用の相場 |
ソファ | 1,000円~2,000円 |
ダイニングテーブル | 500円~1,000円 |
本棚 | 1,000円~2,000円 |
ベッド | 1,000円〜2,000円 |
炊飯器 | 200円~1,000円 |
扇風機 | 500円~1,000円 |
自治体粗大ゴミ回収の注意点
自治体の粗大ゴミ回収のメリットとは反対に、引っ越し時に利用する際には注意しなければいけない点もあります。
リサイクル家電は回収できない
自治体の粗大ゴミ回収では、回収できない品目があります。
引っ越し時に処分することの多いテレビやエアコン、洗濯機、冷蔵庫は多くの自治体の粗大ゴミ回収では回収対象外品目です。
これらはリサイクル家電と呼ばれ、自治体で回収できません。
また、パソコン本体やディスプレイ、ピアノ、耐火金庫なども回収ができないので別の処分方法を選択しましょう。
引っ越し時の粗大ゴミ回収不可の自治体がある
自治体の粗大ゴミ回収では、引っ越し時の粗大ゴミ回収は行わない場合があります。
自治体の粗大ゴミ回収手順などのサイトに記載されていますので、お住まいの地域の公式サイトでチェックしてください。
また、回収できる点数に制限をかけている自治体もあります。
1回につき5点まで、1世帯10点までなどそれぞれの自治体の回収できる粗大ゴミ点数も確認してください。
時間に余裕をもって申し込む
自治体の粗大ゴミ回収は、申し込みから処分が完了するまで、最短でも2週間くらいの時間がかかります。
引越しシーズンや年末は、混み合う時期でもあるため、1か月以上の時間がかかることもあるため考慮に入れておきましょう。
急な引っ越しなら、自治体の粗大ゴミ回収では間に合わないこともあるので注意してください。
原則自身で運び出しを行う必要あり
自治体の粗大ゴミ回収では、収集日当日に指定の場所まで運び出す必要があります。
粗大ゴミの運び出しサービスを行っている自治体もありますが、高齢者や障害のある方限定のサービスです。
大型家具や家電を処分したい場合には、階段をおろす作業や指定場所まで運び出すことも想定しておくことが大切です。
引っ越し業者のメリット
引っ越し業者の不用品回収サービスのメリットは、なんといっても引っ越しと同時に不用品処分ができることです。
引っ越し作業と不用品処分をセットで依頼することで、手続きが比較的簡単であることや支払いが1か所にできることも良い点でしょう。
また、引っ越し業者は、大型家電でも運び出してくれるのもメリットです。
引っ越し業者の注意点
引っ越し業者での不用品回収サービスは、各社内容が異なります。
以下のような点に注意してください。
引っ越し業者が限られ高額になりがち
引っ越し業者の不用品回収サービスを行っているのは、大手のことが多いです。
そのため不用品回収サービスがあるかどうかを事前に確認する必要があります。
また、大手引っ越し業者の引っ越し費用は、中小規模の引っ越し業者よりも高額になる傾向があります。
不用品回収サービスを利用する際にも、不用品処分費用として追加料金となるため、予算よりも高くなってしまう可能性があります。
これは引っ越し業者で回収した不用品を専門業者である不用品回収業者に委託して処分してもらうことが多いからです。
その結果、仲介手数料が発生することになり、処分費用が高くなってしまいます。
家具は回収できない
引っ越し業者の不用品回収サービスは、ほぼすべての業者で家具の回収を行っていないことに注意してください。
処分できる不用品としては、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などでのリサイクル家電が中心です。
そのほか一部ピアノなどの処分を引き取る引っ越し業者もあります。
引っ越し当日しか回収できない
引っ越し業者の不用品回収サービスは、引っ越しの当日にしか利用できません。
そのため、捨てる、とっておくといった引っ越し前の準備が大変になることを理解しておきましょう。
また、追加で処分したい不用品が出てしまっても、引っ越し業者では対応できない、もしくは追加料金がかかってしまいます。
不用品回収業者のメリット
引っ越し時に不用品回収業者を使うメリットは多いです。
引っ越し時の不用品をまとめて処分できる
不用品回収業者は、不用品であればほとんどのものをまとめて処分できます。
自治体の粗大ゴミ回収では対象外となるリサイクル家電(テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫)も回収可能。
引っ越し業者では回収できない家具もまとめて回収できます。
そのほか不用品回収業者では、衣類や雑貨、小物などの不用品も一緒に回収できるのも便利です。
希望日時に不用品処分ができる
自治体の粗大ゴミ回収や引っ越し業者の不用品回収とは違い、希望した日時での不用品処分ができます。
繁忙期には、ほかの利用者との都合で希望日時が難しいことはありますが、多くのトラックを持っている不用品回収業者なら対応できます。
不用品回収をまずは行い、その後引っ越し業者で引っ越しを依頼することもできますし、引っ越し作業後、不用品回収を行うこともできます。
スケジュールに合わせて不用品処分ができるのは、忙しい引っ越し時の時間的なメリットになります。
分別や運び出しもOK
不用品回収業者に不用品の分別や運び出しもお任せできるのも魅力です。
特に階段で大型の家具や家電をおろす作業については、プロにお任せする方が危険もありません。
不用品回収業者での運び出し時に、万が一、壁や床に傷がついても損害保険に加入している業者であれば安心です。
不用品買取も可能
不用品回収業者の中には、まだ使える家具や家電を買取ることができる業者があります。
特に年式の新しい家電なら、高額で買取できる可能性もありますし、その分が処分費用から差し引かれます。
不用品買取を希望する場合には、古物商許可証をもった不用品回収業者を選んでみてください。
引っ越し後の原状回復も依頼できる
原状回復とは、賃貸物件を退去する際に住み始める前の状態に部屋を戻すことをいいます。
不用品回収業者の中には室内の損傷を補修・交換する原状回復のサービスを行う業者があります。
不動産業者の請求は高額なケースもあるため、引っ越し時の不用品回収と原状回復を同時にできるのはメリットです。
不用品回収業者の注意点
不用品回収業者を利用する際の注意点としては、安い業者という点だけではなく、信頼できる業者かを見極めることです。
不用品回収業者の料金プランとして定額パックプランがあります。
定額パックプランは、トラック満載で不用品を処分できるとてもお得なプランです。
依頼する前には、訪問見積りをとり、以下の料金相場と比較してみてください。
料金相場よりも安すぎる不用品回収業者は、階段料金や車両費などの諸経費が追加されることもあるため注意しましょう。
定額パックプラン名 | 料金相場 | 間取りの目安 |
軽トラックのせ放題 | 15,800円~25,000円 | 1R~1K |
1.5tトラックのせ放題 | 40,000円〜55,000円 | 1K~1DK |
2tトラックのせ放題 | 60,000円~78,000円 | 1LDK~2DK |
4tトラックのせ放題 | 78,000円~ | 3LDK~ |
引っ越し時不用品回収は時間・費用のバランスが重要
引っ越しまでに時間に十分な余裕があって、とにかく安く不用品回収を希望する場合には自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用するのもいいでしょう。
また引っ越しと同時に不用品回収をする場合には引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する手段もあります。
ただ、どちらのサービスも不用品のすべてをまとめて処分することは困難です。
引っ越し時の不用品回収をする際は、時間と費用のバランスを考えて、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
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59,800円(税込)
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