バイクの部品を処分する5つの方法！粗大ゴミに出せないパーツも詳しく解説

本記事では、取り外したバイクの部品を処分する方法を解説します。バイクに使用されている部品には、さまざまな素材が使用されているため、自治体で処分する際は、分別ルールを確認することが大切です。バイクの部品には、自治体で処分ができないものもあります。

自治体で回収できない処理困難物や危険物などは、業者に依頼して適切に処分を行ってください。バイク部品の素材や区分を確認し、最適な方法で処分しましょう。

バイクの部品を処分する5つの方法

バイクの部品を処分する5つの方法を詳しく解説します。各部品に適した処分方法を選びましょう。

自治体で処分する

不用になったバイクの部品は、自治体で処分できます。各自治体が定める分別ルールを確認して、適切に分別を行いましょう。注意点として、分別ルールが複雑だったり、処分できなかったりします。たとえば、部品の交換時に余りがちになるネジを処分する際、各自治体の分別区分と処分方法は、以下のとおりです。

マフラーを処分する場合、愛知県名古屋市では、30cmを超える部品は粗大ゴミとして処分できます。一方で、愛知県春日井市では、すべてのバイク部品は大きさや素材に関わらず回収できません。タイヤやバッテリーなどの処理困難物は、多くの自治体で処分できないため、別の方法を考える必要があります。

各自治体によって、バイクの部品に対する対応が大きく異なるため、分別ルールの確認と、適切な分別が重要です。分別ガイドに掲載されていないことも多いため、分別に困った際は、窓口に問い合わせてみましょう。

中古パーツショップに売却する

まだ使用できる部品は、中古パーツショップに売却できる場合があります。使用感の少ない純正部品や、社外のカスタムパーツはアップガレージなどの店舗で売却できる可能性が高いです。特に、メーカーの純正マフラーやヨシムラ(YOSHIMURA)などの高額マフラーは需要が高いため、高価買取が期待できます。

ただし、需要の少ないバイクの部品や付属品が不足している場合、傷の目立つ部品などは、売却できる可能性が低いです。そして、バイク部品の持ち込みには、手間と労力がかかる場合があります。バイク部品には重いものもあり、原付の純正マフラーでも5kgを超えることが多いです。持ち込みには自動車などの運搬手段が必要になる場合があります。

また、中古パーツショップでは、不用な部品を引き取ってもらえません。買い取られなかったバイク部品は、持ち帰る必要があります。

バイクパーツの売却方法には、持ち込み以外に宅配買取もあります。自分で持ち込む必要がなく、手軽で便利な方法ですがデメリットもあります。宅配買取のデメリットは、以下のとおりです。

• 梱包に手間がかかる
• 発送時の破損や紛失のリスクがある
• 交渉ができない
• 買取キャンセル時は返送料がかかる
• 安く買いたたかれる可能性がある

宅配買取について、消費者庁や全国の消費生活センターから、宅配買取りに関するトラブルが増加傾向にあると注意喚起がなされています。宅配買取を利用する際は慎重に業者選びを行ってください。

量販店やガソリンスタンドに持ち込む

自治体で処分できないバイクの部品は、量販店やガソリンスタントに持ち込んで処分できます。処理困難物に分類される、タイヤやバッテリーなどは2りんかんやエネオスなどで引き取りを行っています。最寄りの量販店やガソリンスタンドが対応しているとは限らないないため、事前に確認を行いましょう。

店舗によって処分費用や条件が異なるので、注意が必要です。タイヤ引き取りの料金は500～1,200円ほどの幅があります。量販店によっては、購入が引き取りの条件になっている場合もあります。公式サイトでは引き取りについての記載がないことが多いため、持ち込む前に問い合わせておくと処分がスムーズです。

また、持ち込みには手間とリスクが発生します。もし、バイクでタイヤを運ぶと、安全運転義務に違反する可能性があり、ハンドル操作を誤って転倒するリスクも高いです。バッテリーは傾けると液漏れし、やけどを負ってしまう危険があります。量販店やガソリンスタンドに持ち込む際は、徒歩圏内の店舗を探すなど、細心の注意を払って運びましょう。

バッテリーの処分方法について、以下の記事で解説しています。バイクのバッテリーにも対応しているので、ぜひ参考にしてください。

車のバッテリー処分方法5選！処分と取扱いの注意点と交換のタイミング

オークションやフリマで売却する

純正マフラーや高額マフラーなどは、オークションやフリマでの売却が期待できます。車検が必要になるバイクの場合、純正マフラーの需要は高いです。社外マフラーは手軽なカスタムのため、売却しやすい傾向があります。

また、転倒で傷がつきやすいカウルや樹脂パーツなども人気の高い商品です。絶版車の純正パーツや希少なカスタムパーツは、一部からの需要がとても高く、中古パーツショップに売るよりも高値がつくこともあります。

ただし、個人で売買を成功させるためには、手間と労力が必要です。オークションやフリマで売却するために、以下が求められます。

• 対応年式や使用年数など詳細な情報
• 状態のわかる写真
• 正確な送料
• 商品を魅力的に見せるテクニック

情報に誤りがあった場合、クレームに繋がる場合があります。説明文章に不備があると、返金対応を求められる可能性が高いです。

また、バッテリーやサスペンション(リヤショック)は危険物に該当し、発送できない場合があるため、事前に確認を行いましょう。オークションやフリマで売却する際は、手間と労力が割に合うか、しっかり検討することが大切です。

不用品回収業者に依頼する

不用なバイク部品は、不用品回収業者に依頼することで手間なく処分が可能です。分別の必要はなく、自治体では処分できないものも、まとめて回収し適切に処分します。重くて運びづらい大きな部品でも、現地まで引き取りに来てもらえるため、運ぶ手段や持ち込み先を探す必要はありません。

自走出来なくて買取されないバイクの部品も、不用品回収業者ならスタッフが運び出すため、「重たいから捨てられない」を脱却可能です！

また、バイク部品以外の不用品も、同時に回収を依頼できます。不用品が多い場合は、定額の積載プランがお得です。積載プランの相場は、以下になります。

バイクの部品を処分する際、不用品回収業者に依頼することで、回収から処分まで適切に対応してもらえます。処分に困る廃オイルも引き取りが可能です。

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実は、エンジンオイルが燃えるゴミとして出せない自治体があります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

エンジンオイルの正しい捨て方5つ！注意事項とオイル缶を捨てる方法を解説

粗大ゴミに出せないパーツの処分方法

粗大ゴミに出せないパーツの処分方法について、詳しく解説します。バイク部品の処分に困った際は、ぜひ参考にしてください。

バッテリーの処分方法

バイクや自動車のバッテリーは、処理困難物に分類されるため、自治体で処分できません。バッテリーを処分する場合は、量販店やガソリンスタンドに持ち込むか、不用品回収業者に依頼しましょう。

バッテリーを持ち込む際は、引き取り条件を確認し、取り扱いに細心の注意を払ってください。店舗によって、バッテリーの回収を行っていない場合があります。引き取りの条件に、店舗での交換作業や同等品の購入が必要になることもあります。

また、バッテリー内部には硫酸が使用されているため、取扱いに注意が必要です。密閉型バッテリーでも液漏れを起こす可能性があります。バッテリーを寝かせたままにしたり、不用意に運搬したりしないようにしましょう。

タイヤの処分方法

タイヤも処理困難物に分類されるため、自治体では処分できません。量販店やガソリンスタンドに持ち込むか、不用品回収業者に依頼しましょう。対応は店舗によって異なるため、事前の確認をおすすめします。

タイヤを処分する際は、ワイヤーに注意してください。タイヤの内部にはワイヤーが使用されています。かさばるからといって切断すると、ワイヤーが露出してけがを負うリスクが高いです。切断には特殊な工具も必要になるため、不用品回収業者に依頼する方が安全でお得に処分できます。

タイヤの処分方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

タイヤ処分方法や処分費用！無料回収や粗大ゴミってあり？

マフラーの処分方法

マフラーは自治体によって処分方法が異なります。自治体で処分する場合の分別区分と処分方法は、以下のとおりです。

自治体では、マフラーを含むバイク部品の処分に対応していない場合が多いです。分別ガイドに記載されていないことも多く、個別に確認しなければいけません。

使用感が少ないマフラーや、絶版車などの貴重なものであれば、売却できる可能性が高いです。ただし、売却には手間や時間がかかることや、梱包方法に配慮する必要があります。マフラーを発送するためには、段ボールで梱包しなければいけません。マフラーは形状がいびつで梱包しづらいため、梱包資材の準備に手間がかかります。送料についても個人では判断しづらいです。

250ccを超えるバイクの場合、車検で騒音基準を満たす必要があります。車検まで、保管しておくことも良い方法です。手間なく手軽に処分するなら、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

シートの処分方法

バイクのシートは、そのままの形で粗大ゴミに出せない自治体が多いです。分解して分別を行いましょう。シートのカバーとスポンジは燃えるゴミ、シートのフレームは素材によって処分方法が異なります。

分解する際は、十分に注意してください。バイクのシートは、大型のホッチキス芯のようなタッカー針でしっかり固定されているため、適切な工具を使わないとけがを負うことがあります。バイクの部品の回収に対応していない自治体もあるため、事前に確認が必要です。

シートの分解が難しい場合は、不用品回収業者に相談しましょう。

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カウルや樹脂パーツの処分方法

カウルや樹脂パーツは、自治体によって対応が異なります。各自治体の分別ルールを確認し、適切に処分を行いましょう。一部の自治体では、カウルや樹脂パーツを回収していない場合があります。

たとえば、岐阜県大垣市では回収を行っていませんが、西南濃粗大廃棄物処理センターへ直接搬入することで処分が可能です。自治体の分別ガイドに記載されていないことが多いため、直接窓口に問い合わせて確認してください。

使用感の少ないカウルや樹脂パーツは売却できる場合があります。バイクの外装は傷がつきやすいため、オークションやフリマで人気の高い商品です。ただし、年式やバリエーションによって、形状やデザインが異なる点に注意しましょう。

また、カウルなどはサイズが大きいため、送料は高くなります。実際に商品の梱包し、事前に正確な送料を算出しておくことが、スムーズに売却を行うポイントです。

カウルや樹脂パーツを手間なく処分したい場合は、自治体のサービスや不用品回収業者の利用をおすすめします。

バイク部品の処分は粗大ゴミ回収隊にお任せ

不用なバイク部品を処分するなら「粗大ゴミ回収隊」にお任せください。ややこしい分別や複雑な手続きなど必要なく、手軽に処分が行えます。バッテリーなどの危険物や、タイヤや大型部品などの処理困難物もすべて回収が可能です。

バイクの部品は、いつ処分すべきか悩むことが多く、つい無駄に保管しがちです。不用なバイクパーツが多すぎて処分に困ったら、定額でお得なトラック積載プランをおすすめします。軽トラック積載プランは9,800円の業界最安です。粗大ゴミ回収隊では、回収した不用品のリユース＆リサイクルを積極的に取り組み、得た利益を料金に還元することで、低価格を実現しました。

ご相談や見積りは無料で、キャンセル料は一切頂きません。バイク部品をはじめ、不用品の処分に困った際は、即日回収や深夜早朝の対応もできるので、ぜひお気軽にご相談ください。自走出来ないバイクごとの回収も可能です。