ベッドの処分方法と費用相場を解説！処分で失敗しないための注意点まとめ

本記事では、ベッドの処分方法と費用相場について解説します。ベッドの種類によっては、分解しづらかったり、分解しても大きく運びにくかったりします。無理に運ぶとケガや事故のリスクがあるので注意が必要です。

一部のベッドは自治体での処分が困難な場合もあるため、事前に自治体の分別ルールの確認が大切です。処分が困難だと感じたら、家具店の引き取りサービスの活用や、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

ベッドの処分方法

ベッドの処分方法について、詳しく解説します。手間や期間を考慮して、最適な処分方法を選びましょう。

各自治体で処分する

不用になったベッドは、各自治体で処分できます。自治体でベッドを処分する際は、分別ルールに沿って手続きを行ってください。ベッドは一般的に粗大ゴミとして回収されるため、受付窓口への問い合わせや粗大ごみのシールの購入など、事前準備が必要です。

また、粗大ゴミの回収は平日に行われ、回収日当日の朝に運び出さなければいけません。

各自治体でベッドを処分する場合、回収日時の柔軟な対応は期待できません。平日の朝にベッドの運び出すことが難しい場合は、別の方法を検討しましょう。

ジモティーで譲る

まだ使用できるベッドであれば、ジモティーで譲ることで処分できます。必要としている人に譲ることにより、処分費用を抑えつつ環境への影響を抑えることが可能です。

ただし、投稿や問い合わせの対応、受け渡しの調整など、すべて自分で行う必要があるため、手間と時間がかかります。ベッドは大きく運搬が難しく、譲り先が見つからない可能性も高いです。問い合わせがあったとしても、受け渡しの調整がスムーズに進まなかったり、受け渡し日当日に引き取りに来なかったり、時間を無駄にするリスクがあります。

ジモティーは、譲る手段として便利な方法ですが、ベッドを確実に処分する方法には適しません。

買い替え時に引き取ってもらう

ベッドの買い替えを考えている場合は、家具店に引き取ってもらう方法が便利です。多くの家具店では、不用になった家具の引き取りサービスを行っています。東海地方の家具店で引き取りサービスを行っている店舗は、以下のとおりです。

多くの家具店が行っている引き取りサービスを利用することで、手軽にベッドの処分が可能です。ただし、引き取ってもらう条件として、同等品の購入が不可欠です。

また、購入したベッドの搬送時に引き取りを行うため、後から処分を依頼することもできません。大手家具店の中でも、IKEAではベッドの引き取りサービスを行っていないので注意してください。

ベッドの買い替えを検討している方には、家具店に引き取ってもらう方法は手軽で便利です。しかし、サービスを提供していない店舗でベッドを買う場合や、ベッドを追加で購入する場合は、別の処分方法を検討しましょう。

ニトリでベッドを処分できる引き取りサービスについて、以下の記事で詳しく解説しています。

ニトリのベッドを処分する引き取りサービス！マットレスの処分方法も

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼することで、ベッドを手軽に処分できます。希望する日時に回収を依頼でき、運び出する必要もありません。ダブルベッドなど、部屋からの運び出しが困難な場合も、運搬に支障のないサイズに解体し、適切に処分を行います。

収納付きベッドは部品点数が多いため、自治体で処分する際は何度も往復して運び出す必要があります。不用品回収業者なら、搬出作業をすべて任せられるので、運び出す手間を省くことが可能です。

さらに、不用になった家電や家具などをまとめて処分することもできます。ベッドの処分を急いでいる場合や、時間や手間を省きたい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。

ベッドの処分にかかる費用相場

ベッドの処分にかかる費用相場をご紹介します。ベッドの処分費用を比較したい方は参考にしてください。

各自治体で処分する費用相場

各自治体で処分する費用相場は、自治体によってさまざまです。一部を抜粋してご紹介します。

自治体によって、ベッドを処分する費用は大きく異なります。シングルベッドやダブルベッドなど、ベッドのサイズごとに費用が設定されている場合もあるため、事前に自治体の窓口や公式サイトを確認しましょう。

不用品回収業者の費用相場

不用品回収業者で、ベッド単体を処分する費用相場は4,000～10,000円程度です。各自治体で処分するよりも割高になりますが、手間や時間を省けるメリットは大きいです。

例えば、2階の主寝室で使用しているダブルベッドを粗大ゴミとして処分する場合、ベッドを分解して1階へ下ろし、指定された収集場所まで運び出す必要があります。収集日時は平日の早朝になるため、多くの人が出勤前に搬出作業を行わなければいけません。

不用品回収業者に依頼することで、予定のない休日や帰宅後など、都合に合わせて回収を依頼できます。

また、ベッド以外に不用品を処分したい場合は、不用品回収業者の積載プランがおすすめです。トラックの積載量ごとに決められた定額の料金で、不用品をまとめて処分できます。不用品回収業者の積載プランの費用相場は、以下のとおりです。

ベッドを処分する際に、重くて分解もできないマットレスは取扱いに困ります。マットレスの処分方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

マットレスの処分方法！無料で処分できる？不用品回収に出せる？

ベッドの処分で失敗しないための注意点まとめ

ベッドを処分する際の注意点について解説します。ベッドの処分を検討している方は、事前に目を通しておくとスムーズな処分が可能です。

無理に運んだり分解をしない

ベッドは無理に運んだ入り、分解をしないようにしてください。重くて大きいベッドを無理に運ぶと、ケガや部屋の破損を招く恐れがあります。一人で運ぶことを避けるなど、運び出す際は焦らず慎重に行いましょう。

無理にベッドの分解を行うと、思わぬケガを負う可能性が高いです。ベッドの分解には適切な手順で行う必要があります。誤った手順で行うと、スムーズに分解できず、バランスを崩してベッドが倒れる危険があります。ベッドの分解には広いスペースが必要です。ベッドは分解しても大きく、パーツ数も多くなります。狭い部屋では作業しづらく、ケガのリスクも高まります。

分解の際は、適切な工具も必要です。プラスドライバーや六角レンチ、スパナレンチなど、ベッドの構造に合わせて工具を準備してください。不適切な工具で分解を行った場合、接続に使用されているネジなどが破損し、個人での分解が難しい状態になってしまいます。

木製ベッドの場合、カビへの配慮も必要になります。ベッドは汗や湿気が溜まりやすいため、カビがもっとも生えやすい家具です。カビは健康への悪影響を及ぼし、アレルギーや皮膚トラブルの原因になります。作業中は十分な換気を行い、マスクや手袋を着用してカビ胞子を吸い込まないようにしましょう。

あまりにもカビがひどい場合は、不用品回収業者や専門の清掃業者に相談することをおすすめします。

ベッドを処分する際は、無理に運んだり分解をせず、不安を感じた場合は専門の業者への依頼を検討しましょう。

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フリマアプリでの売却には向かない

ベッドの処分には、メルカリなどのフリマアプリでの売却は向いていません。フリマアプリで売却する際、出品には以下の準備と費用が必要です。

• 詳細な商品情報と写真
• 送料込みの価格設定
• フリマアプリの手数料(販売価格の10%)

詳細な商品情報と写真には、正確性だけでなく、魅力を感じさせる必要もあります。ただ情報を掲載するだけでは他商品との差別化ができず、売却は困難です。

また、ベッドの場合は送料の負担が大きく、個人での販売は現実的ではありません。メルカリの発送サービス「たのメル便」を利用した場合、ベッドの送料はシングルで18,500円が必要になります。もし、20,000円で売却できたとしても、送料と手数料を考えると赤字です。売却できる保証もなく、値引き交渉など問い合わせへの対応も必要になるため、時間や労力は想像以上に大きいです。

ブランド家具やアンティーク家具なら、黒字で売却できる可能性があります。しかし、使用感のあるベッドの売却は難しいため、フリマアプリ以外の処分方法を検討しましょう。

ガス圧式跳ね上げ収納ベッドは自治体で処分できない

ガス圧式跳ね上げ収納ベッドは自治体で処分できません。ベッドの床板が跳ね上がる収納ベッドには、黒い筒状のダンパーが使用されています。ダンパーにはガスが充填されているため、処理困難ゴミに該当し、自治体で処分ができません。誤った処分方法や分解を行うと、内部ガスの膨張によって破裂したり、オイルが噴出したり非常に危険です。

ガス圧式跳ね上げ収納ベッドを処分する際は、販売元に問い合わせるか不用品回収業者へ依頼しましょう。

ベッドの処分は粗大ゴミ回収隊へお任せください！

ベッドの処分なら、柔軟な対応が可能な粗大ゴミ回収隊にお任せください。365日いつでもお好きな時間に住宅まで伺います。祝日や大型連休を問わず、深夜の作業も可能です。

不用品をまとめて処分したい場合は、お得なトラック積載プランがおすすめです。大型家具や家電、自治体で回収できないものなど、種類を問わず回収します。面倒な分別や分解の必要もありません。修理のめどが立たず手放すことを検討している籐家具なども、適切に処分します。

WEB限定の割引クーポンや引越し割引キャンペーンを活用すれば、さらにお得に不用品の処分が可能です。ぜひお気軽にご相談ください。