DIY廃材の処分方法5選!処分費の相場とよくある質問を徹底解説します
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DIYを行うと、木材や木くず、鉄くずや建材など、さまざまな廃材が出てきます。
廃材を適切に処分するためには、廃材の種類に合わせた処分方法を選ぶことが大切です。
本記事ではDIYで出た廃材の処分方法と処分費の相場を詳しく解説します。
DIY廃材の処分に関する、よくある質問についても回答しています。
廃材はもちろん、DIYで不要になった家具など、まとめて処分するなら不用品回収業者がおすすめです。
DIY廃材の処分方法5選
DIY廃材の処分方法は、以下のとおりです。
- 自治体のサービスを利用する
- DIYで再利用する
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの処分方法を詳しく解説します。
自治体のサービスを利用する
自治体のサービスを利用することで、DIY廃材を処分できます。
DIY廃材を処分してもらうために、燃えるゴミや燃えないゴミ、粗大ゴミとして適切な分別が必要です。
木材にネジやクギが刺さっている場合は、取り除かなければなりません。
一般的なDIY廃材の分別区分は、以下のとおりです。
廃材の種類 | 分別区分 |
小さく切った木材や端材、木くず、布 壁紙、乾燥させたペンキ など | 燃えるゴミ |
ネジ、クギ、鉄くず、プラスチック製ボードの切れ端 ガラス、タイル、空のスプレー缶 など | 燃えないゴミ |
板材などの木材、不用になった家具 大型の金属素材や製品 など | 粗大ゴミ |
石膏ボード、土、大量の廃材 中身が入ったままのペンキやスプレー など | 回収不可能 |
燃えるゴミに区分されるDIY廃材を処分する場合は、細かくカットする必要があります。燃えないゴミも大きすぎる場合は回収されないためです。
例えば、名古屋市では、以下のようなルールがあります。
木材などの長いものは長さ1. 5メートル、直径15センチ以下にしてしばってください。 ※名古屋市HPより抜粋
粗大ゴミは事前申し込みと処分費用が必要です。また、粗大ゴミに該当する品目は、解体しても粗大ゴミ扱いになる場合が多いので、必ず確認をしてください。
例えば、不用になった家具を解体したとします。岡崎市では解体前のサイズを申告できれば、家具(棚なら棚)1品分として計上できます。解体前のサイズが判らない場合は、分解されたものをひとつの品目として計上するため、木片が何個も計上されてしまい、解体することで家具1品より高くつつ可能性があります。
ただし、分別ルールは各自治体で異なるため、公式サイトや分別ガイドを確認しましょう。
自治体のサービスを利用する注意点として、産業廃棄物に分類される廃材は回収できません。
DIYで出る産業廃棄物は、以下があります。
- 石膏ボード
- 瓦
- スレート
- グラスウール
- 断熱材
- 土 など
産業廃棄物は、個人で処分が難しいため、産業廃棄物収集運搬業許可証がある不用品回収業者への依頼を検討して下さい。
DIYで再利用する
廃材をDIYで再使用することで、処分の手間が減り、処分費用も抑えることが可能です。
木材からはコースターや本棚、ガラス片からはモザイクアートなどを楽しめます。布や壁紙を再利用したブックカバーは、手になじみやすく愛着も湧くのでおすすめです。
不用になった廃材も、アイデア次第で活用の幅は無限に広がります。
廃材を再利用するためには、DIYを始める前から、作成する物を考えておくことが大切です。
材料をカットする際は、再利用できる形やサイズを意識しましょう。
リサイクルショップに売却する
再使用ができる材料や使用しなかった建材は、リサイクルショップで売却することも検討しましょう。
余った木材やフローリング材、板材やOSBボードなど、カットしてしまっていても売却できる可能性があります。
使用しなくなったDIY工具も売却できる点は、リサイクルショップのメリットです。
リサイクルショップによって買取できる材料や工具、買取基準が異なるため、事前に確認しておくとスムーズに処分できます。
ただし、必ず買い取ってもらえるとは限りません。
リサイクルショップに持ち込んでも、回収してもらえない場合が多いため、別の処分方法も考慮する必要があります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
フリマアプリやネットオークションで売却する場合、余ったネジやクギなどの小物も出品が可能です。
フリマアプリでは、出品する商品や商品価格を自由に設定できるため、廃材の現金化が期待できます。
ネットオークションに出品すると、予想以上の高値が付くこともあります。
ただし、処分に時間がかかることや、手間がかかることを忘れてはいけません。
出品した商品が売れ残ってしまう可能性もあるため、売却できるまで他商品と比較して、価格調整を続ける必要があります。
廃材の中には、大きい物や重い物もあるので、想像以上に送料がかかり、利益が出ない場合もあります。
フリマアプリやネットオークションで売却する際は、出品手数料と梱包材の費用、送料を考慮して価格設定を行うことが重要です。
例えば10Kg以上15Kgまでのコンクリートブロック1つを、中部地方から関東地方に送るには、1,850円かかります。中には送料は落札者負担にして、すごく安い価格をつけているものもあります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼することで、DIYで出た廃材を手軽に処分できます。
DIY廃材の分別は必要なく、自治体で処分できない産業廃棄物も引き取ってもらえるだけではなく、処分したいものがある場所までスタッフが来て回収するため、重たい廃材でも楽に処分できます。
もちろん、DIYで不要になった家具も同時に回収してもらえるため、処分の手間を省くことが可能です。
即日回収や深夜早朝の対応もできるため、忙しい方にもおすすめします。さらに、DIYで部屋が汚れてしまった際は、ハウスクリーニングや部屋の掃除を同時依頼できて便利です。
DIYでは、さまざまな種類の廃材が出るので、不用品回収業者への依頼は最適な選択の一つです。
DIY廃材の処分費の相場
DIY廃材の処分費の相場をまとめました。
自治体では回収できない産業廃棄物は、不用品回収業者に依頼しましょう。
自治体を利用した場合
自治体のサービスを利用した場合、廃材を燃えるゴミと燃えないゴミに分別することで、家庭ゴミと合わせて処分が可能です。
粗大ゴミは大きさや重さによって処理費用が異なるため、粗大ゴミ処理手数料一覧などを参照してください。
DIY廃材を自治体で処分する場合は、各自治体の分別ルールを守ってゴミ出しを行いましょう。
ただし、石膏ボードや断熱材、土などは産業廃棄物に分類されるため、自治体では回収できません。
産業廃棄物は個人で処理場へ持ち込みができないため、不用品回収業者へ回収を依頼しましょう。
不用品回収業者を利用した場合
不用品回収業者に依頼した場合、単品回収であれば1,000〜3,000円程度で回収が可能です。
DIYで出る廃材は多くなる傾向があるため、まとめて不用品を回収できる定額プランの利用がおすすめです。
不用品回収業者の定額プランの相場は、以下のとおりです。
プラン名 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
DIY廃材の処分方法についてよくある質問
DIY廃材の処分方法について、よくある質問への回答をまとめました。
廃材の処分に困ったときは参考にしてください。
DIY廃材の分別区分は?
DIY廃材の分別区分はさまざまです。
木材や金属は30cmを超えなければ燃えるゴミとして処分できることが一般的です。30cmを超える場合は粗大ゴミとして処分します。
(※北名古屋市は「1辺の長さが1.8m以内、50kg以下で指定ごみ袋に入らないもの」が粗大ゴミと規定されているうえ、木片は長さ50cm、太さ10cm以下に切れば燃えるゴミです。一般的な区分とは違う地域もあるため、事前に確認をしてください。)
塗装に使用したペンキは、地域によって捨て方が異なります。例えば以下の通りです。
- 名古屋市:布や紙に染み込ませて可燃ごみ
- 北名古屋市:販売店などへ相談すること。少量の場合は布、紙に染み込ませて可燃ごみ
- 豊田市:ペンキの固まったものは燃やすごみ、残ったペンキは紙や布に染み込ませて燃やすごみ
- 四日市市:市では収集しません。少量の場合は布、紙に染み込ませて可燃ごみ
缶スプレーは使い切れば、燃えないゴミや資源ゴミとして処分できます。
ただし、例えば四日市市は使い切ったスプレー缶だけで袋に入れ、袋に「スプレー缶」と表示する必要があります。各自治体の注意事項は必ず確認をしてください。
あまりにも廃材が多い場合は、自治体での回収が困難です。
廃材によっては、産業廃棄物に分類されてしまうため、個人で処分できません。
DIY廃材の分別に困った際は、各自治体の窓口や不用品回収業者への相談をおすすめします。
木材はホームセンターで処分してもらえる?
木材はホームセンターで処分してもらえないことが多いです。
カインズやバローなどのホームセンターでは木材の販売や、購入した木材のカットサービスを行っています。
しかし、不用になった木材や端材の回収は行っていません。
木材は汎用性の高い素材のため、DIYの素材として再使用したり、ジモティーなどの掲示板で譲ったりすることも検討しましょう。
木材を置くスペースがない場合は、不用品回収業者などに依頼することでスムーズに処分が可能です。
コンクリートは自治体で処分してもらえる?
コンクリートは自治体によっては処分が可能です。
各自治体によって、ゴミ出しのルールが異なるため、公式サイトや分別ガイドを確認しましょう。
コンクリートの代表的なゴミ出しルールは、以下のとおりです。
都市名 | 分別区分 | 事前申し込み | 処分方法 |
愛知県名古屋市 | 粗大ゴミ | 必要 | 1回の収集につき2個まで (コンクリートブロック) |
三重県四日市市 | 破砕ゴミ | 不要 | 土嚢に入れて 片手で持てる量を2袋 |
岐阜県岐阜市 | コンクリート製品等の 戸別収集 | 必要 | 10kgごとに210円 |
コンクリートの処理方法は自治体によって大きく異なるため、事前の確認が大切です。
石膏ボードは燃えるゴミ?
石膏ボードは産業廃棄物に分類されるため、自治体で回収ができません。
部屋のリフォームなどで大量に出る石膏ボードは、産業廃棄物の中の「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」に分類されます。
有毒ガスが発生する恐れがあるため、適切に処分を行う必要があります。
石膏ボードの処分は、不用品回収業者や産業廃棄物処理業者に依頼しましょう。
業者によっては重量で処理費用が決まるため、石膏ボードに混ざった木材を取り除いておくと、処分費用の節約になります。
個人で処理施設へ持ち込める?
廃材の種類によっては、個人で処理施設へ持ち込むことができません。
各自治体の分別ルールに沿った廃材であれば、自治体の処理場へ持ち込める場合があります。
しかし、産業廃棄物に分類される廃材は、書類の提出が必要になるため、専門の業者に依頼する必要があります。
DIYでは、さまざまな種類の廃材が出るため、適切な分類は困難です。
家庭ゴミと産業廃棄物の判断に困った際は、専門家への相談をおすすめします。
不用品回収業者と産業廃棄物処理業者の違いは?
不用品回収業者と産業廃棄物処理業者は、どちらも不用なものを引き取るサービスですが、事業内容は大きく異なります。
各業者の違いは、以下のとおりです。
特徴 | 不用品回収業者 | 産業廃棄物処理業者 |
対象物 | 家庭や事務所から出た不用品 | 事業活動に伴う廃棄物 |
利用するユーザー | 一般家庭、個人事業主 | 法人、企業、建設業者 |
事業に必要な許可 | 一般廃棄物収集運搬業許可 など | 産業廃棄物収集運搬業許可 など |
回収できる不用品 | 柔軟に回収 | 産業廃棄物に限る |
不用品回収業者は、家庭や事務所から出た不用品を回収し、再利用可能なものはリサイクルやリユースを行っています。
産業廃棄物処理業者は、事業で発生したゴミや、適切な処理が必要な廃棄物を受け入れています。
産業廃棄物の処理は法律で厳格に管理されているため、さまざまなルールを守らなければなりません。
個人でゴミを持ち込むことは難しいため、不用品回収業者が代行して分別・処分しています。
DIY廃材の処分なら粗大ゴミ回収隊がおすすめ!
今回は、DIYで出た廃材の処分方法と処分費の相場を詳しく解説しました。
DIY廃材を手軽に処分したい方は、産業廃棄物収集運搬業許可証も取得している粗大ゴミ回収隊への相談がおすすめです。
分別が必要な廃材や産業廃棄物など、まとめて回収します。
DIYによって不用になった棚や机なども、まとめて引き取るので、別々に処分する手間は必要ありません。
粗大ゴミ回収隊では、不用品のリサイクル・リユースを行い、利益を回収価格に還元しています。
リサイクル・リユースを積極的に取り組むことで、業界最安値を実現しています。
DIYで出た廃材や不用品の処分にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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軽トラック
のせ放題間取りの目安:1R~1K
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1.5tトラック
のせ放題間取りの目安:1K~1LDK
39,800円(税込)
2tトラック
のせ放題間取りの目安:1LDK~2LDK
59,800円(税込)
4tトラック
のせ放題間取りの目安:3LDK~戸建て
80,000円(税込)
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