
エンジンオイルの正しい捨て方5つ!注意事項とオイル缶を捨てる方法を解説
この記事は約5分で読めます。
本記事では、エンジンオイルの捨て方について解説します。自分でエンジンオイルの交換を行う際、廃油の捨て方に注意が必要です。自治体によっては、どんな手段を使っても燃えるゴミとして捨てられません。燃やしたり、流したりすると罰せられてしまうため、適切な方法で捨ててください。
不用になったオイル缶も、分別ルールが複雑で、捨てる方法に困りがちです。手軽さを求めるなら、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
目次
エンジンオイルの正しい捨て方5つ!
エンジンオイルの正しい捨て方について、詳しく解説します。オイル交換の際に、ぜひお役立てください。
自治体で捨てる
自治体ではエンジンオイルをそのまま捨てられません。ただし、ひと手間加えることで、エンジンオイルを自治体で捨てられる場合があります。各自治体の捨て方と条件について、一部ご紹介します。
都市名 | 分別区分 | 条件 |
愛知県名古屋市 | 可燃ゴミ | 廃油処理パックを使用すること |
愛知県春日井市 | 回収不可 | |
岐阜県岐阜市 | 回収不可 | 空の缶は粗大ゴミ |
岐阜県大垣市 | もえるごみ | 少量なら布にしみこませること 大量の場合は不可 |
三重県四日市市 | 回収不可 | |
三重県鈴鹿市 | 回収不可能 | 廃油処理パック使用時は 清掃センターへ持ち込みが可能 |
自治体でエンジンオイルを捨てる際、廃油処理パックを使用することで、燃えるゴミに出せる場合があります。岐阜県中津川市を含む一部の自治体では、廃油の回収を行っていますが、食用油に限定されているため、エンジンオイルは回収されません。各自治体によって、分別ルールが異なるため、事前の確認が重要です。
ただし、エンジンオイルはリサイクルができる貴重な資源です。自治体で捨てた場合、エンジンオイルは焼却されてしまいます。地球環境への影響を考え、別の捨て方も考えてみましょう。
ガソリンスタンドに持ち込む
エンジンオイルは、ガソリンスタンドに持ち込むことで捨てられます。ガソリンスタンドで回収されたエンジンオイルは、重油や燃料、潤滑油へのリサイクルが行われるため、環境にも優しい選択です。
ガソリンスタンドへ持ち込む注意点として、以下があります。
- 4リッターを超えると有料になる場合がある
- 対応していないガソリンスタンドもある
- 廃油処理パックを使うと回収できない
セルフ式のガソリンスタンドの場合、エンジンオイルの回収を行っていないことが多いです。ガソリンスタンドによって対応が異なるため、事前に確認を行いましょう。
また、布や紙、吸着材などに吸わせたエンジンオイルは回収できません。ペットボトルやオイル缶などに廃油を入れ、ガソリンスタンドまで運んでください。エンジンオイルを持ち込む際は、周囲を汚してしまわないよう口をしっかり閉じ、万が一に備えて、ブルーシートやトレーなどを準備すると安心です。
量販店に引き取ってもらう
エンジンオイルは、量販店で引き取ってもらえます。オートバックスや2りんかんなどの量販店では、ガソリンスタンドと同様にリサイクルに取り組んでいます。
ただし、エンジンオイルを購入していることが条件になる場合があり、購入時のレシートが必要です。量販店によっては、有料引き取りになることもあります。ガソリンスタンドに持ち込む際と同様に、廃油入れの使用や、汚れへの配慮が必要です。
量販店の公式サイトでは、エンジンオイルの引き取りについて書かれていないことが多いため、直接店舗に確認する必要があります。エンジンオイルの購入時に確認しておくとスムーズです。
廃油回収業者に依頼する
廃油回収業者に依頼することで、エンジンオイルを適切に捨てられます。廃油回収業者は、業者から出た廃油の回収や、リサイクルなどの処理を行う業者です。ガソリンスタンドや量販店が回収したエンジンオイルも、廃油回収業者に集められ、リサイクルの工程に進みます。各家庭から出た廃油も回収が可能です。
ただし、業者向けのサービスのため、エンジンオイルの量が少ない場合は回収できないことがあります。20L以上で回収可能といった条件がある場合、一般的な自動車のオイル交換で出る廃油の量では依頼できません。持ち込みの場合、少量のエンジンオイルでも対応できる業者もあるため、作業前に業者へ問い合わせて確認しましょう。
また、回収可能なオイルの種類にも注意が必要です。油にはエンジンオイルの他に、食用油や工業用油などがあり、分別して回収されます。廃油回収業者によっては、エンジンオイルが回収の対象外になっている場合があります。問い合わせる際は、回収できるオイルの種類も確認が必要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼することで、条件を気にせずにエンジンオイルを捨てられます。回収したエンジンオイルは、再生燃料などにリサイクルされます。業者によって料金はさまざまですが、粗大ゴミ回収隊の料金は、以下のとおりです。
- エンジンオイル 1リットルあたり1,000円程度
- ペール缶(18~20L) 1缶あたり5,000円程度
ただし、回収料金は時期や地域などによって変動します。正確な料金は、無料見積もりをご利用ください。
また、不用品回収業者なら、どんな種類のオイルにも対応し、バイクや車、パーツなどオイル以外の不用品もまとめて回収が可能です。汚れたエンジンオイルを持ち出す必要もないため、手間なく手軽に捨てられます。信頼できる業者を選び、安心して回収を依頼しましょう。
こちらの記事では、信頼できる業者の特徴を解説しています。業者選びの際は、ぜひ参考にしてください。
エンジンオイルに関する注意事項
エンジンオイルは消防法で危険物に分類されているため、適切な取り扱いが必要です。エンジンオイルに関する注意事項をご紹介します。
燃やすことは違法です!
エンジンオイルを燃やすことは違法です。危険も伴うので、絶対にやめましょう。エンジンオイルは可燃性で燃えやすく、燃やすと有害なガスを発生させて、大気汚染や体調不良の原因になります。
エンジンオイルを燃やすと、消防法や廃棄物処理法に違反する可能性があり、罰則を受けることもあります。さらに、エンジンオイルは燃え広がりやすいため、火災のリスクも高く非常に危険です。「少量なら大丈夫」と、庭や空き地で燃やし、煙による近隣トラブルや火事に発展したケースもあります。
また、エンジンオイルを燃やすと、有害ガスの二酸化硫黄が発生します。二酸化硫黄は、呼吸困難や肺の炎症を引き起こす可能性があるため、とても危険です。エンジンオイルが燃えたときに出る煙は、絶対に吸わないでください。エンジンオイルは決して燃やさず、適切な方法で捨てしょう。
流したり不法投棄も禁止
エンジンオイルを排水口や川に流したり、不法投棄したりすることも禁止です。エンジンオイルを流すと、環境に深刻な影響を与えます。エンジンオイルは水に溶けず、少量でも川や海を汚染し、生態系に悪影響を及ぼします。土壌に染み込むと、地下水汚染にもつながり、取り返しがつきません。
また、不法投棄は法律違反であり、重い罰則を受けます。不法投棄が発覚すると、罰金や懲役刑が科されることもあります。エンジンオイルは絶対に流したり不当に捨てたりしないでください。捨てる方法に困った際は、業者に相談しましょう。環境を守るためにも、正しく処理することが大切です。
消費期限が切れたら使わない
消費期限の切れたエンジンオイルは使わないようにしましょう。エンジンオイルを長期間保管すると、酸化や成分の劣化が進み、本来の性能を発揮できません。消費期限の切れたエンジンオイルを使用すると、潤滑作用が低下し、エンジン内部の摩耗が進みます。そのまま使用を続けると、エンジンに悪影響を及ぼす可能性があります。
エンジンオイルに消費期限の記載はありませんが、未開封であれば5~10年程度、開封済みであれば半年~1年程度が目安です。
使い切れず保管したままのエンジンオイルは、劣化が進んでいる可能性があるため、使用し続けることはおすすめしません。もし、古いエンジンオイルを使って、走行中に異常を感じた場合は、すぐに新しいオイルに交換しましょう。
オイル缶は自治体の資源ゴミか不用品回収業者で捨てる
オイル缶は自治体の資源ゴミか不用品回収業者で捨てられます。捨て方について詳しく解説します。
自治体で捨てる
不用なオイル缶は自治体で捨てられます。オイル缶は一般的に「資源ゴミ」や「燃えないゴミ」として回収されることが多いです。ただし、中にオイルが残っていると回収してもらえません。各自治体の捨て方と条件について、一部ご紹介します。
都市名 | 分別区分 |
愛知県豊田市 | 金属ゴミ |
岐阜県大垣市 | もえないごみ |
三重県鈴鹿市 | もやせないごみ |
1Lや4Lの金属容器は口が小さいため、中身を空にすることが難しいです。ペール缶を捨てる場合、自治体によっては分解する必要があります。オイル缶を自治体で捨てる際は、自治体の分別ルールを確認し、エンジンオイルをしっかり抜いてから出しましょう。
不用品回収業者へまとめて依頼する
オイル缶も不用品回収業者で回収できます。交換したエンジンオイルとオイル缶をまとめて捨てられるため、別々に捨てる手間が省けます。不用品回収業者は、エンジンオイルやオイル缶以外の不用品を捨てる際も便利です。
ガレージに保管したままになった部品や家具、リサイクル法対象の家電など、なんでもまとめて回収できます。不用品が多い場合は、積載プランを活用すると料金を抑えられてお得です。不用品回収業者の積載プランの相場は、以下になります。
プラン名 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
消費期限切れのエンジンオイルも、そのまま回収できるため、分別の必要はありません。捨て方に困る不用品がある場合は、不用品回収業者への相談をおすすめします。
放置しがちな廃タイヤの捨て方について、こちらの記事で解説しています。
エンジンオイルも缶も捨てるなら粗大ゴミ回収隊へ!

エンジンオイルやオイル缶の捨て方に迷ったら「粗大ゴミ回収隊」にお任せください。エンジンオイルを捨てるために、廃油処理パックを準備する必要はありません。もちろん、布や紙、吸着材などに吸わせていても回収が可能です。
廃タイヤやバッテリー、取り外した部品など、不用品がたくさんある場合は、定額安心のトラック積載プランをご利用ください。出張見積もりは無料で、最短25分でお伺いします。料金に納得できなかったとき、キャンセル料は一切いただきません。
WEB限定のクーポンを利用するとさらにお得です。ぜひ、お気軽にご相談ください。


不用品回収・ゴミ屋敷の清掃などなんでもお任せください!
業界最安値の料金プラン9,800円~
相談・出張お見積り
完全無料!
365日24時間対応ですので、どうぞお気軽にご相談ください!
軽トラック
積載プラン間取りの目安:1R~1K
9,800円(税込)
1.5tトラック
積載プラン間取りの目安:1K~1LDK
39,800円(税込)
2tトラック
積載プラン間取りの目安:1LDK~2LDK
59,800円(税込)
4tトラック
積載プラン間取りの目安:3LDK~戸建て
80,000円(税込)
※軽トラック~1.5tトラックなど、間の料金にも柔軟に対応いたしますので、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
※スタッフに「引っ越し割引希望」とお伝えください!
※スタッフに「WEB割引希望」とお伝えください!