ランドセルの処分方法5選|そのまま処分は危険!?寄付の仕方も徹底解説
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本記事では、ランドセルを適切に処分する方法と注意点を紹介します。特にゴミとして処分する場合は、自治体で分別ルールが大きく異なるため、注意が必要です。例えば、同じ愛知県でも名古屋市は粗大ゴミ、岡崎市は可燃ごみで処分します。
ただし、長年愛用したランドセルには個人情報が残っている場合があるため、手放す前に確認を行いましょう。
社会貢献につながる寄付の仕方や、リュックにする際の注意点も詳しく解説します。
目次
ランドセルの処分方法5選
使わなくなったランドセルの処分方法を5つご紹介します。
自治体でゴミとして処分する
ランドセルは、自治体でゴミとして処分することができます。各自治体によって処分方法が異なるため、分別ルールや手続きについて事前に確認することが重要です。適切に分別ができていないとランドセルは回収されない場合があります。各自治体の分別区分について、一部地域を抜粋してご紹介します。
都市名 | 分別区分 | 費用 |
愛知県名古屋市 | 粗大ゴミ | 250円 |
愛知県岡崎市 | 可燃ごみ | – |
岐阜県岐阜市 | 粗大ゴミ | 要問合せ |
岐阜県山県市 | 不燃ごみ | 不燃ごみ処理袋代 戸別回収400円、 持ち込み200円 |
岐阜県養老町 | 燃やせるごみ ※金属部品は燃やせないごみ | – |
三重県四日市市 | 可燃ごみ | – |
三重県鈴鹿市 | もやせないごみ | – |
ランドセルの分別区分は、自治体によって大きく異なります。中でも、岐阜県養老町は、本体部分と金属部分を分ける必要があり、解体しなければいけません。ランドセルは革製で厚く、丈夫なため、家庭用のハサミで解体することは難しいです。くれぐれもケガに気をつけてください。
ランドセルを自治体で処分する場合は、分別ルールを確認して正しく手続きすることが大切です。
フリマアプリで売却する
ランドセルをフリマアプリで売却することで、不用品を収益に変えることができます。フリマアプリでは中古ランドセルの需要があり、使用感の少ないものやブランド品は高値で取引される傾向があります。
また、自分で価格設定ができるため、納得のいく取引が可能です。
しかし、売却には時間と労力を伴います。出品には商品説明文と詳細な写真が必要です。出品してもすぐには売れないので、他商品の価格を調査し、定期的に価格設定の調整を行わなければいけません。
さらに、他商品には新品同様の状態を保っているランドセルや、新品の出品が多く、競争が激しいため、売却が難しいこともあります。
値引き交渉など、問い合わせの対応もあるため、ランドセルの処分を優先する場合は、フリマアプリでの売却はおすすめできません。
こちらの記事では、フリマアプリ「メルカリ」について、おすすめできない理由をまとめています。
ランドセルギフトで寄付する
ランドセルを寄付して、必要としている子どもたちに届けることでリサイクルができます。教育環境が整っていない地域の子どもたちが教育の機会を得るために、ランドセルが必要です。使わなくなったランドセルを寄付することで、社会に貢献することができます。
ジョイセフという団体は、使用済みランドセルを海外の子どもたちに贈る活動として「ランドセルギフト」を行っています。ランドセルギフトとは、日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。
寄付には、ランドセル1つにつき2,500円の海外輸送費の振込が必要になります。ランドセルをジョイセフ指定倉庫へ送る際に、合わせて振込を行いましょう。
もし、送ったランドセルが寄付できない状態だったとしても、ランドセルと海外輸送費の返却はできません。ランドセルギフトで寄付する前に、以下の確認を行ってください。
- 肩ベルトが切れてしまいそうなヒビが入っていないこと
- 皮の劣化等により、少しの摩擦で表面がはがれ落ちてこないこと
- バックルがちゃんと閉まること
- 豚革製、化学素材製(合成皮革など)でないこと
- 十字架を連想するデザインがないこと
ランドセルの寄付を行っている団体の中には、ランドセルの持ち込みが必要な場合もあります。お金と手間はかかってしまいますが、日本で役目を終えたランドセルでも、海外の必要としている子どもたちの元へ届けることで、再び誰かの役に立つことができます。
小物にリメイクする
リサイクルするだけではなく、小物にリメイクする方法もあります。学校生活や子供の成長など、ランドセルにはたくさんの思い出が詰まっているため、処分に悩む家庭は多いです。ランドセルをリメイクすることで、新たなアイテムとして活用しつつ、思い出を残すことができます。
ランドセルには耐久性のある革素材が使われているため、素材として優秀です。ランドセルは、キーケースや財布、ペンケースなどに仕立て直すことができます。価格は2,000〜30,000円とさまざまですが、オーダーメイドならではの特別感が得られます。
ランドセルを小物にリメイクすることで、実用的でありながら思い出も大切にできる新しいアイテムとして活用できます。
不用品回収業者へ依頼する
ランドセルを手間なく処分するなら、不用品回収業者へ依頼することが最適です。ランドセル単品なら、一般的に500~1,000円ほどで回収できます。
また、不用品回収業者なら、家庭で処理が難しい大きなアイテムや不用品もまとめて回収が可能です。もちろん、教科書や体操服など不要になった学校用品もまとめて処分できます。
まとめて処分するほどお得な積載プランの相場は、以下のとおりです。
プラン名 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
ランドセルの処分に悩んだときや、不用品が多くある場合は不用品回収業者への依頼を検討しましょう。不用品回収業者のほとんどは、リサイクル・リユースを徹底しているので、まだ使えるランドセルの処分にもおすすめです。
卒業をきっかけに処分を考える学習机については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ランドセルをそのまま処分するのは危険!
ランドセルをそのまま処分するのは危険です。悪用のリスクや後悔してしまう可能性があります。
悪用のリスクがある
ランドセルをそのまま捨てると、思わぬ形で悪用されるリスクがあります。多くのランドセルには、子どもの名前を記入します。そのまま処分してしまうと、個人情報が漏れる可能性があり危険です。特に、ゴミ集積場は誰でも近づくことができるため、自治体で処分する場合、リスクはさらに高まります。
特に、私立小学校の場合、ランドセルは学校指定になってる場合がほとんどです。指定のランドセルは、どの学校に通っているか特定される危険があります。情報が悪用されると、詐欺やストーカー行為に繋がる可能性があるため、ランドセルを手放す場合は細心の注意を払ってください。
寄付を検討している場合も、テレビや新聞などで名前が映り込んでしまう可能性があります。寄付する前に、名前が読めないように処置することをおすすめします。ただし、名前を消すために革部分を削ってしまうと寄付できなくなるので注意してください。
ランドセルを安全に処分するためには、個人情報の削除や、信頼できる不用品回収業者や寄付先を利用することが大切です。
後悔してしまうかもしれない
ランドセルを衝動的に処分してしまうと、後悔してしまうかもしれません。 ランドセルは、たくさんの思い出が詰まった大切なものです。手放した後に「もっと良い方法があったかもしれない」と思うこともあります。
ランドセルを手放すべきかをよく考え、他の選択肢も検討することが後悔しないポイントです。
ノーランドセル通学でリュックの選択肢もあり
ランドセルを使用しないノーランドセル通学が浸透し始め、子どもたちにリュックで通学する選択肢が加わりました。全国の小学校でノーランドセル通学が広まる理由と、リュックで通学する注意点について解説します。
ノーランドセル通学が広まる理由
ノーランドセル通学とは、子どもの登下校時の負担を少なくする取り組みのことです。子どもにとってランドセルは重く、熱気もこもりやすいため、体への負担が大きいです。軽くて通気性も良いリュックやショルダーバッグを使うことで、子どもの負担を減らす運動が全国的に広がっています。
実は名古屋市では、通学用のカバンをランドセルに限定しておらず、指定もしていません。岐阜市でも、ランドセルでなくてもよいという記載がある小学校が10校もあります。
通学に使用できるカバンが自由なため、子どもが腰痛や肩こりを訴えていたら、高機能カバンやナイロン製ランドセルに買い替えることができます。通っている小学校がランドセルを指定していないなら、リュックを使用した通学を試してみてはいかがでしょうか。
また、ランドセルを使用しないことにより、子どもたちが身軽に動けるだけでなく、高額なランドセルの購入に縛られることがなくなります。リュックは、学校以外や卒業後も使用できるため、メリットが大きいです。
リュックで通学する注意点
リュック通学は便利で快適な選択肢ですが、学校や家庭で適切な配慮が必要です。
ランドセルは学校生活に便利な機能が詰まっています。背負い心地はもちろん、収納力や使いやすさや安全性が考えられています。リュックを選ぶ際は、学校生活を想像して購入することが大切です。リュックに変えたものの、ランドセルの方が使いやすいと感じることもあるので、ランドセルはすぐに捨てずに保管することをおすすめします。
他の子供たちと異なるリュックは注目を浴びる可能性もあります。クラスの大多数がランドセルを使用している中で、一部の子どもだけがリュックを使うと、外見の違いがいじめの対象になるリスクがあります。子どもが「浮いている」と感じたり、周囲に指摘されたりするかもしれません。ブランドやメーカーによって不公平感を生むことも考えられます。
ランドセルからリュックに替える際は、子どもたちが便利に感じ、自分の選択に自信を持てるようサポートすることが大切です。
ランドセルの処分は粗大ゴミ回収隊にご相談ください
今回は、ランドセルを適切に処分する方法と注意点、寄付の仕方について紹介しました。
安全にランドセルを処分したいときは粗大ゴミ回収隊へお任せください。98%の顧客満足度を誇り、プライバシーに配慮できる業者です。名前を書いてあるランドセルでも、責任をもって処分します。
また、卒業後に不用になる教科書や体操服、制服などもまとめて回収可能です。
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