冷蔵庫の処分方法と費用！リサイクル家電を安く効率よく廃棄するには

この記事では、冷蔵庫の処分方法と費用を抑えて捨てる方法をご紹介します。

また冷蔵庫は、粗大ゴミとして自治体で処分ができない「家電リサイクル法対象品目」です。

リサイクル家電の正しい捨て方を知ることで、費用を抑えて効率よく処分することにもつながります。

最初に一般家庭で使っている冷蔵庫の処分方法をメインに紹介していきます。

業務用冷蔵庫を処分する方法を知りたい方はこちらをクリックしてください。

冷蔵庫は家電リサイクル法対象品目

冷蔵庫は家電リサイクル法対象品目に分類されます。

家電リサイクル法とは、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

以下が家電リサイクル法対象4品目と呼ばれています。

• 電気冷蔵庫・電気冷凍庫
• テレビ（ブラウン管・液晶・プラズマ）
• 電気洗濯機・衣類乾燥機
• エアコン

法律で定められているので、一般的な粗大ゴミとして自治体で処分することができません。

リサイクル料金

冷蔵庫は処分方法によって「リサイクル料金」が発生します。

冷蔵庫の容量によって、またメーカーによってリサイクル料金も異なるので注意が必要です。

リサイクル料金の目安

冷蔵庫処分の費用相場

冷蔵庫の処分費用は、処分方法ごとに異なります。

以下に冷蔵庫の処分にかかる費用相場をご紹介します。

処分方法ごとにリサイクル料金が発生する場合と、リサイクル料金も含めた合計での費用がかかる場合があります。

壊れた・古い冷蔵庫の処分方法

壊れたり、古くなったりした冷蔵庫は、売却や譲渡しての処分はできないため、以下の3つの方法で処分します。

メリットやデメリットも紹介しているので、冷蔵庫を処分方法を選ぶ際に参考にしてください。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に冷蔵庫の処分を依頼します。

不用品回収業者の料金プランには「単品回収」と「定額パックプラン」の2種類があります。

単品回収は、冷蔵庫だけを回収してもらうため、出張費や車両費、階段料金などの諸経費も加算されます。

定額パックプランは、決まったサイズのトラックに不用品を満載まで積んで回収するサービスのことです。

定額パックプランは、諸経費を含んだ料金設定になっています。

そのため定額パックプランを上手に利用することが、費用を抑えて処分することにつながります。

家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店で冷蔵庫の引き取りも行っています。

家電量販店での引き取りは、「同じ品目を購入すること」を条件としている場合がほとんどです。

また、リサイクル料金のほか、運搬費が加算されることが多いです。

店舗によって手続き方法や条件、引き取り料金も違うので、店舗に相談してみてください。

• ヤマダ電機
  新しく冷蔵庫を購入するという条件で、古い冷蔵庫を引き取ってもらえます。
  WEBからの購入時にも引き取りを申し込みできますが、リサイクル料金だけでなく、運搬費1,650円が加算されますので注意してください。

• ヨドバシカメラ
  冷蔵庫を新しく購入時に、同じ日に配送・回収を行う条件で引き取りを依頼できます。
  リサイクル料金は、170L以下が3,740円、171L以上が4,730円です。
  このほか、運搬費として一律550円かかります。
  また階段料金（1階ごとに1,100円）も別途かかりますので、住まいの状況で処分費用が変わります。

• ケーズデンキ
  冷蔵庫を購入したときだけでなく、引き取りのみも依頼できます。
  ただし、冷蔵庫の引き取りのみの場合、通販で注文時に古い冷蔵庫引き取り希望の場合は、リサイクル料金、運搬費以外に出張費（3,300円～）がかかります。

指定引取場所へ直接持ち込む

各自治体の指定引取場所に冷蔵庫を直接持ち込んで処分することができます。

運搬費がかからないのと即日でも処分できるので、急ぎで安く処分したい方にはおすすめです。

指定引取場所に持ち込む場合には、あらかじめ郵便局で郵便局券を受取りリサイクル料金を振り込む必要があります。

近くに郵便局、指定引取場所がある方には便利な方法と言えます。

指定引取場所に持ち込む手続き方法

1. 指定引取場所を確認する
2. 郵便局でリサイクル料金を振り込む
3. 家電リサイクル券を製品に貼る
4. 冷蔵庫を引き渡す

状態の良い冷蔵庫の処分方法

まだ使える状態の良い冷蔵庫や年式の新しい冷蔵庫は、費用を最小限に抑えて処分できます。

以下の2つの方法を解説します。

不用品回収業者に買い取ってもらう

不用品回収業者は「不用品買取」を行っている場合があり、いらなくなったまだ使える冷蔵庫を買取ってもらえることがあります。

特にリサイクル家電の買取に力を入れている不用品回収業者は多く、年式が新しい冷蔵庫や人気メーカーの冷蔵庫であれば、高額買取になる可能性もあります。

また買取できなかった冷蔵庫でも、そのまま回収して処分できるのもメリットです。

単品回収だと諸経費が発生するので割高になりますが、定額パックプランで他の不用品と一緒に処分すれば、他の処分方法よりも安く処分できます。

売却する・譲渡する

フリマアプリやリサイクルショップなどで冷蔵庫を売却する方法もあります。

冷蔵庫を売却することで、わずかでも収入になる点は魅力です。

ただし、フリマアプリの場合は、出品手続きが面倒なことや配送手配をしなければならない点はデメリットです。

またリサイクルショップで売却する場合、店舗への持ち込み、出張買取、宅配買取などのさまざまな手段があります。

リサイクルショップでの売却では、持ち込みの場合は自分で運び出しをしなければいけません。

また、必ずしも売却できるとは限らず、おおよそ5年以内に販売された冷蔵庫という条件つきです。

ジモティーというアプリでは、有料で出品して購入してもらうこともできます。

また、無料にして譲渡することも可能です。

配送手段を持っている人に譲渡すれば、無料で処分できるだけでなく、運び出しまで譲渡先の人にお任せできます。

ただし、こちらも配送手段がある人かつ運び出しをしてくれる人だけが購入することになり、すぐに処分したい場合には向いていません。

業務用冷蔵庫の処分方法

業務用冷蔵庫は、一般家庭で使う冷蔵庫と処分方法が異なります。

まず自治体で業務用冷蔵庫を処分することはできません。

廃棄物処理法（廃棄物の処理及び清掃に関する法律）では、事業活動に伴って生じた廃棄物（産業廃棄物）は、自らの責任で処理しなければならないとされています。

もし自ら処理できない場合には、その処理を他の業者に委託することも認められています。

そのため、飲食店や病院、学校などで利用していた冷蔵庫は「産業廃棄物」として処分しなければなりません。

不用品回収業者に依頼する

「産業廃棄物収集運搬許可」を取得している不用品回収業者は、業務用冷蔵庫を回収できます。

産業廃棄物収集運搬許可とは、委託を受けて産業廃棄物の回収を行う際に必要となる許可です。

不用品回収業者の公式サイトで「事業ゴミ対応」や「法人対応」などと記載があるかを確認しましょう。

産業廃棄物収集運搬許可のある不用品回収業者は「マニフェスト」という書類を発行してくれます。

マニフェストは産業廃棄物を委託され、適切に処分したことを証明する書類です。

許可のない業者に冷蔵庫を回収を依頼すると不法投棄されるケースも少なくありません。

冷蔵庫を引き取って不法投棄された場合、5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。

また、法人においては3億円以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。

業務用冷蔵庫を正しく処分するためにも、事業ゴミに対応しているか、マニフェストを発行してくれるかは必ず確認してください。

また不用品回収業者に依頼すれば、業務用冷蔵庫を買取ってくれる場合もあります。

もし買取できなかったとしても、そのまま処分できるので手間がかからず、メリットと言えます。

買い替え時に下取りしてもらう

冷蔵庫の買い替えをする際に、購入先に下取りしてもらう方法もあります。

まだ十分に使える業務用冷蔵庫なら、購入費用を相殺して安く新しい冷蔵庫を買えるのは魅力です。

業務用冷蔵庫を下取りしてもらえる可能性が高いのは、以下のような条件のときです。

• 冷却機能に不具合がない
• 10年以内に製造されている
• 需要があるメーカーである

特に「冷却機能に不具合がない」ことは必須条件です。

居抜きで処分する

飲食店など退去時に建物内の家具や家電などの設備を残したままにすることを「居抜き」といいます。

居抜きであれば、今ある業務用冷蔵庫をそのまま次の入居者に譲渡することになり、無料で処分できる可能性が高いです。

居抜きは、退去者が負担する処分費用を抑えるだけでなく、次の入居者にとっても初期費用を抑えることもできるのが大きなメリットです。

ただし、飲食店を経営していて、次の入居者も飲食店であるなど、条件が限られているのが難点です。

厨房機器買取業者に買い取ってもらう

厨房機器買取業者に、業務用冷蔵庫を買い取ってもらう方法もあります。

十分に冷却機能が使えて、おおよそ10年以内に製造された業務用冷蔵庫なら収入も得られる点は魅力です。

また閉店時や移転時など、複数の業務用冷蔵庫をまとめて買取ってもらうこともできるのもメリットと言えます。

ただし、厨房機器買取業者は中古販売できることを目的にしているため、古すぎる、壊れているなどの業務用冷蔵庫は買取対象外になることがほとんどです。

冷蔵庫の処分なら「粗大ゴミ回収隊」へ！

一般家庭用、業務用冷蔵庫、壊れた冷蔵庫、まだ使える冷蔵庫の処分なら、不用品回収業者に依頼するのがもっとも安く効率よく処分できる方法です。

不用品回収業者の中でも「粗大ゴミ回収隊」がイチオシです。

粗大ゴミ回収隊なら、不用品買取を行っており、買取できなくてもそのまま処分も依頼できます。

粗大ゴミ回収隊の定額パックプラン「のせ放題」なら、出張費や車両費などの諸経費込みで9,800円から利用できます！

他の不用品回収業者よりもお得に冷蔵庫の処分が可能です。

もちろん冷蔵庫の運び出しもお任せできます。

即日回収も行っているので、急ぎで処分したい方にもピッタリです。

事業ゴミにも対応しているので業務用冷蔵庫の処分も可能！

業務用冷蔵庫をまとめて処分したい方にもおすすめです。

冷蔵庫の処分ならぜひ「粗大ゴミ回収隊」へご相談ください。

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