
東海地域でゴミ屋敷に出る害虫とは?駆除方法、大量にいる場合の対応は?
この記事は約5分で読めます。
ゴミ屋敷に出る害虫の種類と駆除方法について解説します。
生ゴミをため込むと、虫がわく原因になるため、早めの対策が求められます。害虫駆除だけ行っても、環境を整えない限り害虫は再び大量発生するため、環境改善も同時に進めることが重要です。
害虫は感染症やアレルギーの原因になるとされ、近隣トラブルの原因にもなるため、放置し続けることは避けるべきです。手に負えないと感じた際は、専門業者へ相談しましょう。
目次
ゴミ屋敷に出る害虫の種類

ゴミ屋敷は、生ゴミや食品の残り、段ボールなどが散乱しているため、虫が大量発生しやすい環境といえます。室内のどこにどんな虫が潜んでいるのか分からず、不安を抱えながら生活する人は少なくありません。
また、害虫は健康被害の原因になる場合もあるため、愛知県では次のように注意喚起を行っています。
建物内で見られるねずみ・ゴキブリ・ハエ・蚊・ダニなどの有害生物は、感染症を媒介したり、刺咬により皮膚炎やアレルギーの原因となったりするほか、大量に発生して快適な環境を阻害します。
引用元:愛知県 公式ウェブサイト
ここでは、ゴミ屋敷に出る害虫の種類と特徴を説明します。説明のために害虫のイラストを一部使用しているため、虫が苦手な方は閲覧にご注意ください。
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ゴキブリ類(チャバネゴキブリ・クロゴキブリなど)
| 種類 | 大きさ | 色 | よくいる場所 |
|---|---|---|---|
| チャバネゴキブリ | 約1~1.5cm | 黄褐色、茶色 | キッチンまわり、段ボールの隙間など |
| クロゴキブリ | 約2~3cm | 黒色、濃い茶色 | 玄関、ベランダ、屋外に近い収納など |
ゴキブリは、生ゴミや食べ残し、キッチンの油汚れなどを餌にして増える害虫です。シンク下や冷蔵庫の裏側、積み上げた段ボールの隙間など、暗くて暖かく、人の手が入りにくい場所に潜みやすい点が特徴です。
夜間に活発に動き回るため、気付いたときには大量にいる場合があります。体にはサルモネラ菌などの食中毒の原因菌が付着している可能性があり、食器や調理器具、食品に触れることで健康被害を招く恐れがあります。
また、卵が入った卵鞘を運び歩くため、一度住み着くと短期間で数が増えやすい害虫であり、早めの対処が重要です。
ハエ類(イエバエ・キンバエなど)
| 種類 | 大きさ | 色 | よくいる場所 |
|---|---|---|---|
| イエバエ | 約6~7mm | 灰色、黒色 | 生ゴミ置き場、室内の照明付近など |
| キンバエ | 約8~10mm | 光沢のある 緑色や青緑色 | ゴミ袋の周辺、屋外のゴミ置き場など |
ハエ類は、生ゴミや腐った食品、汚れた排水口などを好み、食品の残りや飲み残しが放置されている環境で発生しやすくなります。イエバエはキッチンや室内の照明のまわりを飛び回ることが多く、キンバエはベランダや屋外のゴミ袋の周辺でよく見られる種類です。
ハエは、餌場と室内を行き来して、細菌を運ぶ可能性があり、食べ物や調理器具、食卓の上にとまることで衛生面のリスクを高めます。
また、幼虫(ウジ)が見られる場合は、食品やゴミが長期間放置されているサインのため、片付けや清掃を優先して進めることが重要です。
コバエ類(ショウジョウバエ・ノミバエなど)
| 種類 | 大きさ | 色 | よくいる場所 |
|---|---|---|---|
| ショウジョウバエ | 約2~3mm | 黄褐色、茶色 | 生ゴミ入れ、三角コーナーなど |
| ノミバエ | 約2mm | 黒色、濃い茶色 | 排水口まわり、汚れた床面など |
コバエ類は、生ゴミや飲み残しなどのニオイに集まりやすい小さい虫でハエの仲間です。ショウジョウバエは、甘いニオイや発酵したニオイがある場所でよく見られます。ノミバエは、床にこぼれた汁や排水口まわりの汚れなどに集まりやすく、床近くを低く飛び回るのが特徴です。
どちらも小さい虫で駆除が難しく、1匹だけだからとそのままにすると、短期間で数十匹、数百匹と増えることがあります。発生が続く場合は、生ゴミや飲み残しを早めに処分し、シンクや排水口まわりの汚れを小まめに掃除することが重要です。
ダニ・ノミ類
| 種類 | 大きさ | 色 | よくいる場所 |
|---|---|---|---|
| ダニ類 | 約0.2~0.4mm | 半透明、薄い茶色 | 布団、カーペット、ソファ、ぬいぐるみなど |
| ノミ類 | 約1~3mm | 茶色、黒色 | ペットの体、畳のすき間など |
ダニ・ノミ類は、ホコリや食べこぼし、布製品が多い環境で増えやすい害虫です。どちらも体が小さく気付きにくい一方で、健康面に影響を及ぼす恐れがあります。
ダニ類は、室内にたまったホコリやフケ、食べこぼしなどを餌として増え、湿気がこもりやすい布団やカーペットの奥に潜みやすいといわれています。死骸やフンが細かいホコリとなって舞い上がると、アレルギーや喘息の一因になる場合があり、定期的な掃除や寝具の洗濯が欠かせません。
ノミ類は、屋外から戻った犬や猫などのペットに付着して室内に持ち込まれ、ペットの寝床やカーペット付近で増えることがあります。刺されるとかゆみや腫れが出るなど、皮膚トラブルにつながる恐れがあるため、ペットのケアと周辺の清掃が大切です。
チャタテムシ・シミ類

| 種類 | 大きさ | 色 | よくいる場所 |
|---|---|---|---|
| チャタテムシ | 約1~2mm | 白色、薄い茶色 | 段ボール、本棚のすき間など |
| シミ(紙魚)類 | 約8~12mm | 銀色、灰色 | 障子、古い紙類の周辺など |
チャタテムシやシミ類は、紙類や布類、段ボールなどが積み重なっている環境で見られやすい害虫です。
チャタテムシは、カビの生えた紙類や段ボール、湿気を帯びた食品の粉などを餌にして増えるといわれています。ゴミ屋敷では、湿った段ボールや読み終えた紙類が積み重なりやすく、カビが発生した部分に集まることが特徴です。
シミ類は、暗くて湿気のある場所を好み、紙に含まれるデンプン質を少しずつかじる習性があります。そのまま放置すると、本の角やページが欠けるほか、壁紙や障子に小さな食跡が増えるといった被害につながります。
チャタテムシやシミ類が目立つ場合は、不用な紙類や段ボールを片付けて、換気や除湿を行い、カビや湿気がたまりにくい環境に整えることが重要です。
害虫の駆除方法とデメリット

家庭で使用できる代表的な害虫の駆除方法は、次のものがあります。
| 駆除方法 | 効果 | デメリット |
|---|---|---|
| スプレー剤を撒く | 目の前の害虫をすぐに駆除できる | 吸い込み・皮膚付着のリスクがある |
| くん煙式殺虫剤を使う | 部屋全体を一度に駆除できる | 使用中は退避が必要になる |
| 毒餌を設置する | 持ち帰らせて巣ごと駆除する | 効果が出るまで時間がかかる |
| トラップで捕獲する | 薬剤を使わず駆除できる | 数が多いと追いつかない |
それぞれの駆除方法の特徴とデメリットを解説します。
スプレー剤を撒く
スプレー式の殺虫剤は、目の前にいる害虫を素早く駆除したいときに使いやすい方法です。しかし、スプレー剤は空気中に広がりやすく、吸い込みや皮膚への付着が体調不良の原因になる恐れがあります。
子どもやペットがいる場合は、近くで噴射しないように配慮し、使用後は十分に換気してましょう。
また、家具のすき間や卵の段階のものには十分な効果が届かない場合があります。数が減ったように見えても再発しやすいため、あくまで一時的な対処として位置付け、片付け作業と組み合わせて進めることが重要です。
くん煙式殺虫剤を使う
くん煙式殺虫剤は、部屋全体や家具のすき間に潜んでいる害虫をまとめて駆除したいときに効果的な方法です。作動させると薬剤が煙状に広がり、目の届かない場所まで成分が行き渡りやすい点が特徴です。
一方で、使用中は室内から完全に退避する必要があり、ペットや観葉植物も別の場所へ移さなければなりません。火災報知器や精密機器に影響が出る場合もあるため、事前に取扱説明書を確認し、必要に応じてカバーをかけるなどの対策が必要です。
また、室内に大量のゴミや荷物が積み上がっている場合、薬剤が十分に届かない死角が多くなります。事前にこちらの記事を読んでゴミを処分しておくと、くん煙式殺虫剤の効果が期待できます。
毒餌を設置する
毒餌を設置する方法は、巣ごと数を減らしたいときに役立つ手段です。餌と一緒に薬剤が練り込まれており、ゴキブリがかじったあとに巣へ戻ることで、ほかの個体にも成分が広がる仕組みになっています。
一方で、毒餌はスプレーやくん煙に比べて即効性が低く、効果が現れるまでに時間がかかります。子どもやペットがいる家庭では、誤って触れたり口に入れたりしないよう、手が届きにくい場所を選ぶことも欠かせません。
また、古くなった毒餌は効果が落ちるため、パッケージの表示を目安に定期的な交換が必要になります。
トラップで捕獲する
トラップは、粘着シートを使って、入ってきた害虫を捕獲する方法です。薬剤を空気中に散布しないため、スプレーやくん煙式殺虫剤に比べて、手軽に設置できる点がメリットといえます。害虫が通る場所を確認する目的でも使えるため、発生状況を把握する目安としても役立ちます。
しかし、数が多いゴミ屋敷では、トラップだけで一気に数を減らすことは難しく、見た目の抵抗感や心理的な負担が大きい方法です。
ゴミ屋敷に害虫が大量にいる場合の対応と注意点

害虫が大量に発生してしまった場合の対応と注意点について、詳しく説明します。
無理に自力で進めない
害虫が大量にいるゴミ屋敷では、いくら駆除してもきりがない状態になっています。床や家具の裏、段ボールの隙間に卵や幼虫が残っていることも多く、短時間の作業では根本的な解決につながりません。
虫や臭いにさらされ続けると精神的な負担も大きく、床が見えない状態では足を取られて転倒や、荷物が崩れてけがを負う恐れもあります。自力で害虫の駆除を進めるのは限界があると考えた方が安全です。
防護なしで長時間作業しない
ゴミ屋敷は空気の流れが悪く、カビやほこりに加えて殺虫剤の成分も室内にとどまりやすいため、防護なしで長時間作業を続けるのは危険です。
厚生労働省も、次のように注意を促しています。
ねずみ等の防除は、薬剤の不必要な乱用による健康被害が、防除作業者のみならず、建築物の使用・利用者にもたらされることのないよう留意する必要があります。
必要以上に殺虫剤を繰り返し噴射せず、マスクや手袋、長袖の服を着用し、短い時間ごとに区切って作業することが大切です。
共用部や屋外にゴミを放置しない
共用部や屋外にゴミを放置すると、悪臭や見た目の問題から近隣トラブルにつながる場合があります。生ゴミは袋にまとめていても、小さな隙間から漏れる臭いに引き寄せられて、短時間で害虫が群がります。
ゴミ屋敷の片付けを進める際は、共用部や屋外を一時的な置き場所にせず、処分先や運び出しの手順を決めてから作業することが重要です。
早めに専門業者に相談する
害虫が大量に出るゴミ屋敷では、体調不良や近隣トラブルの原因になりやすいため、早めに専門業者へ相談することでリスクを軽減できます。
害虫駆除と不用品回収、ハウスクリーニングまで対応できる業者であれば、作業日程をまとめて調整できるため、ゴミ屋敷状態を短期間で改善できます。
もし、片付けを他人に任せることに抵抗を感じる場合は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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