
瓦の処分方法!持ち込みや産廃、不用品回収業者など費用相場と一緒に解説
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瓦の処分方法について、それぞれの特徴と費用相場を詳しく解説します。瓦が複数枚ある場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。瓦は1枚で約3kgあるため、自分で処理場へ持ち込むのは重労働です。
瓦を処分する際、取扱いに注意してください。割れた瓦の断面は鋭利になり、けがを負う恐れがあります。2000年頃の瓦には、アスベストが使用されている場合があります。自分で処分せず、専門業者に相談しましょう。
目次
瓦の処分方法
粘土瓦や陶器瓦などの日本瓦の処分方法を解説します。
その他の瓦の特徴についてはこちらからご確認ください。
自治体で処分する
瓦を処分する際、少量であれば自治体で処分できます。回収条件が合えば、費用を抑えて処分が可能です。各自治体の分別区分と回収条件について、一部ご紹介します。
都市名 | 分別区分 | 回収条件 |
愛知県一宮市 | 戸別収集 | 50kgごとに800円 100kgまで |
岐阜県岐阜市 | コンクリート製品等の戸別収集 | 10kgごとに210円 200㎏まで(一個あたり80kgまで) |
三重県津市 | 燃やせないごみ | 45Lを4袋まで |
瓦の処分について、自治体の対応はさまざまです。自治体によっては、自分で処理場まで持ち込みできますが、重量制限が設けられています。たとえば、愛知県岡崎市では1日の上限は300kgまでです。
また、割れた瓦を捨てる際は注意が必要です。割れた瓦の断面は鋭利になっているため、けがを負う恐れがあります。処分する際は、軍手や保護メガネなどを使用して作業を進めてください。作業員に伝わるように、厚手の紙に「キケン」と書いて袋に貼り、危険物が入っていることがわかるようにしましょう。
ただし、自治体で瓦が処分できない場合もあります。自治体によっては建築資材を一般ごみとして受け入れていません。さらに、施工業者が取り外したものは産業廃棄物となるため、適切な処分が求められます。自治体で瓦を処分する際は、分別ガイドの確認や窓口などで事前確認を行いましょう。
このように、多量の瓦を自分で処分することは現実的ではありません。一般的な瓦は1枚当たり約3kgもあり、運ぶために大変な労力が必要です。車を準備して処理場まで持ち込んだとしても、瓦を自分で降ろさなければなりません。手間や労力をかけずに処分するなら、運び出しをスタッフが行う不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
リサイクル業者へ売却する
瓦の状態がきれいであれば、リサイクル業者への売却が可能です。状態の良い瓦は再利用できるため、業者によっては買い取ってもらえる場合があります。
瓦の買取条件は、既製品の寸法で作られていることと、保管状態が良いことが一般的です。買い取られた瓦は、リフォームでの使用や、細かく砕いて砂利に加工されます。
ただし、瓦の買取を行っている業者は多くありません。古民家に使用されている古瓦など、価値のある瓦に限定している場合もあり、売却先を探すために時間を要します。売却先が見つかったとしても、瓦の状態によっては買い取ってもらえません。
スムーズに売却を進めるために、出張査定を利用しましょう。
処理業者に依頼する
処理業者に依頼することで、安全で確実に処分できます。業者による解体作業で出た瓦は、産業廃棄物として適切な処理が必要です。都道府県から許可を受けた産業廃棄物処理業者に依頼することで、適切に処理してもらえます。
ただし、個人では産業廃棄物を運搬できないため、引き取りに対応している処理業者を探す必要があります。瓦が一般廃棄物だったとしても、個人で処理業者を利用できないことが多く、持ち込んでも引き取ってもらえません。
瓦の処分を処理業者に依頼する際は、事前に問い合わせて確認することが大切です。
不用品回収業者に依頼する
瓦を手間と時間をかけずに処分するなら不用品回収業者への依頼が最適です。一般廃棄物や産業廃棄物を問わず回収してもらえます。もし、瓦を屋内に保管していても、スタッフが運び出すので、依頼人が運び出す必要はありません。回収した瓦は、法律を厳守して適切に処理させます。
回収日時について、柔軟に対応できることもメリットです。週末や祝日を問わず、時間の縛りもないため、スケジュールを立てやすくなります。一部の業者は、深夜の作業や即日回収、立ち合いなしの回収にも対応が可能です。
瓦の回収料金は重さや大きさによって異なります。不用品回収業者に依頼する際は、無料の出張見積もりを活用しましょう。料金に納得できれば、そのまま回収してもらえるため効率的です。
こちらの記事で、口コミ評価が高い回収業者5社をご紹介しています。ぜひ、業者選びの参考にしてください。
瓦の処分にかかる費用相場
瓦の処分にかかる費用相場は、以下のとおりです。
- 処理業者:15,000円/1トン~(産業廃棄物の場合25,000円/㎡)
- 自治体:0円~(重量に上限あり)
- 不用品回収業者:20,000円/㎡
個人で瓦を処分する場合、自治体か不用品回収業者に依頼することが多いです。瓦が一般廃棄物であれば、自治体なら費用を抑えて処分できます。ただし、多量の瓦を自分で処分する方法は現実的ではありません。一般的な瓦は1枚3kgあり、10枚もあれば一人で持ち運ぶことは困難です。
その点、不用品回収業者なら、スタッフが瓦がある場所から運び出すため、大量にあっても楽に処分が可能です。さらに、瓦やその他の不用品をまとめて回収してもらえます。正確な費用は無料の出張見積もりを活用しましょう。
家屋の解体も瓦の処分も粗大ゴミ回収隊ならお得に解決
家屋の解体で出た瓦の処分を考えている場合は、トラック積載プランでは対応できない業者がほとんどです。
1坪に使用される瓦は53枚といわれ、屋根の傾斜を考慮すると、さらに増加します。たとえば、30坪の家屋を解体すると、瓦は4,700kgほど出る計算になり、4tトラックでも収まらず、処分費用が高額になるためです。
ただし、粗大ゴミ回収隊なら費用を抑えて処分できます。
粗大ゴミ回収隊は、解体工事も対応できるため、家屋の解体と瓦などのがれきの処分をまとめて依頼できるためです。多量の瓦やがれきでも、法律に則った適正料金で処分します。もし、家屋内に家具や家電などの家財道具が残っていても、不用品の回収と処分もお任せください。
粗大ゴミ回収隊では、相談も出張見積もりも無料で承っています。もし、見積もりに納得できなかった場合、キャンセル料は一切いただきません。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
一軒家の解体費用の相場について、こちらの記事で詳しく解説しています。
瓦を処分する際の注意点
瓦を処分する際に、知っておくべき3つの注意点をご紹介します。
瓦の種類によって処分方法が異なる
瓦の処分では、使用されている素材によって適切な処分方法が異なります。特に、自治体で処分する際は注意が必要です。瓦の種類ごとの素材や特徴は、以下になります。
瓦の種類 | 素材 | 特徴 |
日本瓦 | 粘土 または陶器 | 重くて丈夫 耐火性が高い |
セメント瓦 | セメント 砂 | 見た目は一般的な瓦に似ている 現在は生産終了 |
スレート瓦 | セメント ガラス繊維 | 薄くて軽量 リフォームでよく使用される |
金属瓦 | アルミニウム ステンレスなど | 軽量で耐久性が高い リフォームでよく使用される |
アスファルトシングル | スファルト ガラス繊維 | 柔らかくて軽量 輸入住宅などで使用される |
瓦は素材によって、処分方法が異なる場合があります。たとえば、セメント瓦は破砕ゴミになる自治体があります。スレート瓦は指定された長さに切って、処理場に自己搬入を求められることが多いです。金属瓦は資源ゴミとして扱われる場合があります。
しかし、瓦の種類ごとの処分方法について、分別ガイドに記載している自治体は少ないです。不用になった瓦が一般廃棄物で、自治体で処分を検討している場合は、直接窓口に確認して、適切に処分しましょう。
アスベスト含有の可能性に注意する
古いセメント瓦とスレート瓦には、アスベスト(石綿)が含まれている場合があるため注意が必要です。過去に、アスベストは保温や断熱、耐火を目的に広く使用される建材でした。
ところが、飛散したアスベストを吸い込むと人体に有害で、健康被害を引き起こすリスクがあります。現在は法律によって、アスベストの適切な処理が義務付けられています。
アスベストが含まれている可能性が高いとされる瓦の製造時期は、以下のとおりです。
- セメント瓦:2000年以前
- スレート瓦:2004年以前
しかし、瓦にアスベストが含まれているか目では判断できません。もし、少しでも不安がある場合は、当社を含めた専門業者に相談してください。
処分時の安全対策を徹底する
瓦を処分する際は、安全対策を徹底しましょう。瓦は重量があり、割れると鋭利な破片となるため、注意を怠るとケガを負う恐れがあります。瓦は見た目以上に重く、使用年数によっては割れやすくなっています。無理に重ねて持たずに、慎重に運んでください。
瓦を扱う際は、以下のものがあると安心です。
- 厚手の軍手
- 長袖の作業着
- 保護メガネ
- 防塵マスク
- 安全靴
安全対策を徹底することで、瓦を処分時に起こる事故やトラブルを未然に防げます。自分で処分する際は慎重に行いましょう。
瓦の処分も粗大ゴミ回収隊にお任せください

瓦の処分も「粗大ゴミ回収隊」にお任せください。産業廃棄物やアスベストが含まれていても適切に処分が可能です。愛知・岐阜・三重の全域に対応しているため、最短25分で駆けつけます。
近隣に配慮した静音作業が可能なため、早朝・深夜を問わず安心してご依頼ください。もちろん、不用品の回収も承っています。
産業廃棄物収集運搬業許可証があるため、個人・法人問わず瓦の処分に対応できます。瓦や不用品の処分に困った際は、ぜひお気軽にご相談ください。


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