パソコンの処分方法！廃棄処分やリサイクル、無料回収について

本記事では、パソコンの廃棄処分やリサイクル、無料回収できる方法について徹底解説しています。

パソコン本体やモニターなどは一般的な不用品の処分方法では廃棄できないほか、種類によって処分方法や手段が異なるため注意が必要です。

パソコンの処分方法や手段に迷った場合は、ぜひ参考にしてください。

パソコンは自治体の粗大ゴミには出せない

パソコンは一部家電製品同様、「資源有効利用促進法」に基づき、回収・リサイクルが義務付けられている品目です。

「資源有効利用促進法」に指定された家電製品は、メーカーなどで回収を行い適切な流れでリサイクルすることが義務づけられています。

そのためパソコンを処分する際、自治体の粗大ゴミ回収サービスは利用できないルールとなっているのです。

資源有効利用促進法とは

資源有効利用促進法とは、3R（リデュース・リユース・リサイクル）の取り組みを推進するための法律です。

• リデュース（Reduce）：廃棄物の発生抑制
• リユース（Reuse）：再使用
• リサイクル（Recycle）：再資源化

を行うことにより、限られた資源を有効活用するほか、廃棄物の抑制を行うのが目的です。

具体的にこの資源有効利用促進法に定められた品目を処分する際は、販売メーカーなどが責任をもって回収し、回収した製品から有用物を取り出し、製品の原材料や部品として再利用や再使用を行います。

通常、粗大ゴミで回収したものは、処理施設などで粉砕・燃焼などを行い廃棄処分となります。粗大ゴミとして出してしまえば、その資源はそのまま失われ、廃棄のコストだけがかかってしまうでしょう。

こうした問題解消のため、パソコンや一部の小型家電などは、リサイクルできる形で処分するルールとなっているのです。

リサイクル対象品目は？

「資源有効利用促進法」により、リサイクルの対象となるパソコン関連品目は、以下のとおりです。

• パソコン本体（デスクトップ本体）
• ノートパソコン
• CRT（ブラウン管）モニター一体型パソコン
• パソコンモニター（CTR型）
• パソコンディスプレイ（液晶モニター）
• 液晶ディスプレイ一体型パソコン

ただし利用者が「パソコン用モニター」として利用していたものでも、製品が「テレビ」の場合は対象外です。

製品裏面や説明書に「テレビ」「液晶テレビ」「カラーテレビ」などの表記があるものは、「テレビ」に該当します。パソコンやパソコンモニターと同じ方法では処分できないので、ご注意ください。

上記に該当する品目は、リサイクルを行う必要があります。粗大ゴミとして収集していないので、粗大ゴミ以外の方法で廃棄や処分を検討しましょう。

パソコンを処分する際の注意点

パソコンの処分方法を解説していきましたが、何点か注意するポイントがありますので、紹介します。

バックアップをする

パソコンを買い替える場合は、必ずバックアップをしておきましょう。

バックアップをしなければ、新しいパソコンへデータを引き継ぐことができず、重要なファイルや写真などが削除されてしまいます。

全てのデータではなく、重要なデータのみバックアップすることも可能です。

WindowsとMacでバックアップ方法が異なりますので、事前に調べておきましょう。

データを削除する

処分するパソコンのデータを削除し、初期化した状態で処分するようにしましょう。

データを削除しなければ、データの流出のリスクが高まってしまいます。仕事で利用していた重要な書類が漏洩し、大きなトラブルが発生したケースもあります。必ずデータ削除をしてから、処分するようにしましょう。

データの削除方法に関しては、各パソコンメーカーのホームページに記載されていますので、。そちらをご覧ください。

パソコンの処分方法8選

パソコンの処分方法は様々あります。

ここでは、処分方法をいくつか紹介しています。

自治体の無料回収サービスを利用する

自治体は、パソコンの無料回収サービスを実施しています。自治体ごとに回収ボックスへの持ち込みや、郵送など、回収方法が異なります。

小型家電やパソコンなどを投入できる、「家電回収ボックス」などを用意している自治体もあります。無料で利用可能ですが、ボックスの投入口は非常に小さく、小型PCなど投入可能なパソコンに限定されるため注意が必要です。

ただし自治体によっては、パソコン回収を実施していないところもあります。北海道札幌市などでは、以前は小型回収ボックスでPCとディスプレイ両方の回収を行っていましたが、現在はPCのみになっているなど自治体ごとで変更されている場合もあります。

無料で回収できるのでメリットはありますが、自治体で回収してもらう場合は回収ボックスまで持ち運ばなければならなかったり、郵送の場合は梱包作業をしなければならないなど、手間がかかる部分が多くあります。

自治体によって回収できるものが異なる場合もありますので、自治体の無料回収サービスを利用する際は、お住まいの自治体のホームページをチェックしておきましょう。

リネットジャパンの無料回収を利用する

リネットジャパンの宅配回収を利用する方法もあります。

リネットジャパンは、唯一自治体と連携している環境省認定の民間サービスです。法律に基づいた適切な方法で、パソコンやモニターを回収処分してくれます。

壊れているパソコンやモニター、HDDを取り外した状態のパソコンでも回収してもらうことが可能です。

パソコン本体の回収は基本的に無料ですが、CRT(ブラウン管)モニターは3,000円/台の費用がかかります。

事前に回収申し込みを行い、段ボールに回収品を梱包したうえで、指定日に宅配業者に回収してもらうだけと非常に手軽にパソコンを処分できます。

パソコン専門買取業者に売る

中古パソコンの販売店などでは、パソコンの買取などを行っているところもあります。人気メーカーのパソコンだけでなく、希少パーツが使われているパソコンなども、買取対象となる場合もあります。

パソコン店によってはメーカ品だけでなく自作PCの買取に対応している場合もあるので、処分に困っている場合は相談してみるのもアリです。買い替え時には下取りとして利用できる場合もありますので、こちらも確認するのがおすすめです。

直接持ち込みだけでなく、宅配買取などを実施している買取業者もあります。

地域のリサイクルショップに売るよりは、パソコン専門買取業者の方が適正料金で買い取ってもらえる可能性が高いため、上手に活用してみるとよいでしょう。

フリマアプリやオークションに出品する

年式の浅いパソコンや、まだまだ動作するような状態のものは、フリマアプリやオークションに出品するのもアリです。

壊れて動かないようなものは「ジャンク品」として出品すれば、買い手がつく場合もあります。

また出品作業など手間や落札者とのやり取りなどの手間があるほか、必ず売れるという保証などもないため、「すぐに処分したい」場合には不向きです。

動作しなかった場合のクレームなども考えると、多少なりともパソコンの知識はあったほうが安心です。また出品時は、最低限個人情報などデータを削除し、初期化などを行う必要があります。

メーカーの回収サービスを利用する

パソコンの各メーカーは、回収サービスを実施しています。

これは2003年から資源有効利用促進法により、メーカーによる自主回収やリサイクルが義務付けられたためです。

「PCリサイクルマーク」が付いている場合は、無償で回収してくれます。付いていない場合は、各メーカーの所定の方法で回収し、再資源化料金を支払わなければなりません。

基本的にパソコンを処分する際、データを削除した状態にすることが望ましいです。

しかし、メーカーの回収サービスを利用すると、メーカー側がデータを削除してくれることもあるので、データ流出の危険性が少ないのが大きな特徴と言えます。

デメリットは、メーカーに送る際の梱包作業に手間がかかる点や、他メーカーのパソコンは回収対象外という点です。

リサイクル業者に買い取りを依頼する

リサイクル業者に、パソコンの買い取りを依頼して処理することも可能です。

パソコンの状態によっては高値で引き取ってくれるので、モニターやキーボードに傷がついていないパソコンを処理する際にはおすすめの方法です。

ただし、パソコンのモニターが壊れた状態で持っていったり、製造年月日が古いと買い取りを拒否されることがあります。その場合、無料回収をしてくれるリサイクルショップもありますが、無料回収をしてくれない店も多くあります。

また、買い取りをしてもらった場合でも、データを削除していなければ、データ流出の危険性もありますので、依頼する際は注意が必要です。

家電量販店の回収サービスを利用する

ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの、各家電量販店では無料回収サービスを実施しています。

上記のように家電量販店によって料金や回収方法が異なりますので、依頼する際は、事前にチェックしておく必要があります。

また、無料回収以外に下取りサービスも実施しており、パソコンの状態次第では高値で買い取ってもらうこともできます。

ただし、デスクトップやプリンタなどは回収対象外であることが多く、パソコンの周辺機器をまとめて処分することが難しいので、注意しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼するのも手段の1つです。

不用品回収業者のメリットは、どんな状態でも引き取ってくれること。パソコンのモニターが壊れた状態であっても、問題なく回収してくれます。

パソコンのほかにプリンタやデスクトップなども回収してくれるので、パソコンの周辺機器をまとめて処分することが可能です。

もちろん運搬する必要はありません。全てスタッフが作業してくれます。

当日対応も可能であり、24時間不用品回収の対応をしている業者も多いのも特徴になります。

若干ほかの処分方法に比べて料金が高いものの、メリットの方が多いのが不用品回収業者です。

パソコンの処分は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ

処分方法を紹介してきましたが、不用品回収業者に依頼するのが最もおすすめです。

• どのような状態のパソコンでも回収可能
• 電話一本で受付・最短即日回収
• デスクトップパソコンもノートパソコンも種類問わず回収してもらえる
• メーカー品はもちろん自作PCも回収ＯＫ
• 運び出しや撤去作業などもすべてお任せできる
• パソコン以外の不用品も一緒に処分できる
• 事業で使用していたパソコンも処分できる
• 買取査定を行ってくれる不用品回収業者もありオトク

単品回収の場合は、パソコン1台あたりおおよそ1,000円〜4,000円の回収費用が発生します。単品料金だけを見ると「高い」と感じてしまうかもしれませんが、パソコン以外の不用品もまとめて処分する場合で考えると非常にオトクです。

とくに処分方法に迷うようなメーカーや自作PCなどを処分する際には、迷うことなく手軽に処分できるのが魅力。電話一本ですぐに処分できるので、手間なくあっという間にパソコンを手放すことができます。

パソコン処理のおすすめ不用品回収業者はこちら

パソコン処分なら「粗大ゴミ回収隊」がおすすめ！

パソコン処分の際におすすめの不用品回収業者は「粗大ゴミ回収隊」です。

魅力はなんと言ってもコスパの良さ。

「粗大ゴミ回収隊」の不用品回収のプランに、パソコンのほかにデスクトップやプリンタなどの処分をする際に最適な「トラックのせ放題プラン」というものがあります。その料金が業界でもトップクラスに安く、「軽トラックのせ放題」の相場が2万円前後するのが9,800円と格安で提供しています。

安さの理由は「リユース・リサイクルによる廃棄コストの削減」や「宣伝広告にかけるコストの低減」などにあります。これらをコストダウンすることにより、高品質なサービスを保ちながらもお客様に還元できるのです。

「軽トラックのせ放題」以外にも「1.5tトラックのせ放題」「4tトラックのせ放題」など、様々なプランを用意していますので、不用品が多くなった場合にも安心です。

ただ安いだけではなく、厳しい研修を受けたスキルの高いスタッフが派遣されるので、作業スピードも速く、サービス品質も高いのも特長です。顧客満足度も98％と高く、多くの利用者から信頼されているのが分かります。

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