ゴミ屋敷を片付けるコツ!自力で掃除するコツと安く業者に依頼するコツ
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本記事では、ゴミ屋敷を自力で片付けるコツと、業者に安く依頼するコツについて詳しく解説します。
さまざまなゴミで埋め尽くされたゴミ屋敷を自力で片付けることは大変で、もとの状態へ片付けるためには、多大な時間と労力を必要とします。
ゴミ屋敷の片付けには、掃除を進めやすい環境づくりと、モチベーションを維持させる工夫が大切です。
自力で片付けが難しい場合は、ゴミ屋敷片付け業者を上手に活用しましょう。
ゴミ屋敷の片付けを自力でするコツ
ゴミ屋敷の片付けを自力でするコツは、以下のとおりです。
- 片付けのスケジュールを立てる
- 病気やけがを予防した格好で行う
- 水場を確保する
- ゴミ出しの導線を確保する
- 軽トラックなどのレンタルを考える
- エリアごとに掃除を進める
- 思い出の品は最後に回す
- ご褒美を用意する
- 無理せず専門家にも相談する
それぞれのコツについて、詳しく解説します。
片付けのスケジュールを立てる
ゴミ屋敷の片付けを始める前に、片付けのスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てることで、先の見えない不安を和らげます。
ゴミ屋敷の片付けは7日以上かかることが多く、週末の1日しか時間を取れない場合、ひと月では終わりません。
立てたスケジュールは、自力で最後まで片付けられるか、どの程度で片付け終わるかなどの判断に役立ちます。
もし、片付けが予定通りに進まなかったとしても、定期的にスケジュールを見直すことで、計画的に進めることが可能です。
粗大ゴミの回収を依頼する場合も、スケジュールを立てておくと便利です。
回収日に向けて、片付けをどのように進めればよいか明確になり、効率良くゴミ屋敷を片付けられます。
スケジュールを立てて、自力での片付けが難しいと感じた場合は、ゴミ屋敷片付け業者への相談をおすすめします。
病気やけがを予防した格好で行う
ゴミ屋敷の片付けでは、病気やけがのリスクが高まります。
大量のゴミが散乱するゴミ屋敷は、ホコリやダニ、カビ、害虫の温床になっていて、細菌やダニの死骸などを含むハウスダストが発生しやすい環境です。
吸い続けることでアレルギー症状を引き起こし、ぜんそくなどの持病を悪化させる場合もあれば、ぜんそくを発症させる可能性もあります。
また、マイコトキシン(カビ毒)を含むカビがいる場合は、一般的なカビによる健康被害(皮膚や呼吸器、胃腸の症状)のほかに、肝臓や腎臓の症状までも長引かせる可能性があります。
さらに、アフラトキシンB1というカビ毒は、天然のものの中では一番の発がん性物質でもあり、危険です。
1974年のインドにて、急性中毒を起こして肝炎になり106名が亡くなった事例もあります。
放置されたゴミ屋敷では、室温の管理も難しく、夏の熱中症や冬の寒さ対策が困難です。
積み上げられたゴミが崩れたり、足の踏み場もない床で思わぬけがをすることもあります。
ゴミ屋敷を片付ける際は、病気やけがを予防した格好で行ってください。
マスクで口元を覆ったり、室内用に靴を用意するなど、掃除のための準備を行いましょう。
水場を確保する
掃除を行うために水場の確保は重要です。
拭き上げや洗い流し、つけ置き洗いなど掃除に水は欠かせません。
汚れたものを扱うため、感染症対策に手を洗うことも大切です。
ゴミ屋敷の片付けを始める際は、水場を優先して掃除しましょう。
ゴミ出しの導線を確保する
足の踏み場もないゴミ屋敷では、ゴミ出しの導線を確保することも忘れてはいけません。
せっかくゴミをまとめても、ゴミ出しができないとゴミは貯まる一方です。
ゴミ出しの導線を確保することで、効率的にゴミ出しが行えます。
室内がスムーズに片付くことで、達成感も得られます。
けがの予防にもなるため、導線の確保も優先度は高いです。
軽トラックなどのレンタルを考える
効率的に片付けるために、軽トラックなどのレンタルを考えましょう。
ゴミ屋敷の片付けでは大量のごみが発生します。
自治体のゴミ集積所では、大量のゴミを回収できません。
粗大ゴミの回収も数量に制限があるため、ゴミの処分を計画的に行う必要があります。
軽トラックなどのゴミを運搬する手段があれば、ゴミ処理場へ直接持ち込むことができるため、ゴミを効率的に処分できます。
長時間のレンタルは費用が掛かるため、ゴミがある程度まとまってからレンタルするなど、借りるタイミングに注意しましょう。
エリアごとに掃除を進める
エリアごとに掃除を進めることで、達成感を得られ、作業の効率化も図れます。
ゴミ屋敷の内部は見渡す限りゴミで溢れかえった状態です。
玄関や部屋、廊下などのエリアごとに分けて片付けを進めることで、進み具合が把握しやすくなります。
エリアごとに分けることで、スケジュールも立てやすく効率的です。
思い出の品は最後に回す
写真やアルバム、婚礼ダンスなどの思い出の品は、判断を最後に回しましょう。
ゴミ屋敷の片付けでは大量のものを残すか捨てる判断を行います。
思い出の品は単純に判断ができないため、分別には時間はがかかります。
モチベーションを保つためには、目に見える変化が重要です。
精神的に負担の少ないものの処分を優先することで、達成感を得やすくなります。
ただし、カビが生えていたり、臭いが取れない場合はできるだけ早めに捨てることをおすすめします。
また、思い出の品を最後に回すことで、残すか捨てるか冷静に考えられ、後悔しない選択が行えます。
捨てられない大事なものがあれば、ゆっくりと保管方法を考えてください。
1人では持ち出せないタンスや想い入れの深いタンスの処分方法について、以下の記事で解説しています。
ご褒美を用意する
自分自身にご褒美を用意することも大切です。
ゴミ屋敷の片付けは想像以上に大変で、途中で片付けを断念することも多くあります。
自分自身へのご褒美はモチベーションの維持に効果的です。
高価なものでなくても構いません。
スイーツやフルーツなど、甘いものは疲れも癒せるのでおすすめです。
無理せず専門家に相談する
無理せず専門家に相談することも検討しましょう。
ゴミ屋敷の片付けは、多大な時間と労力を必要とします。
単調な作業が延々と続くため、モチベーションを維持し続けることは難しいです。
ゴミの処分方法に悩んだときや疲れたときなど、個人で対応しきれないと感じた場合は、ゴミ屋敷片付け業者などの専門家に相談してみましょう。
ゴミ屋敷を自力で片付ける方法について、こちらで詳しく解説しています。
ゴミ屋敷を片づけるときの注意点
ゴミ屋敷を片づけるときの注意点は、以下のとおりです。
- 夏季はカビの発生や腐敗が進みやすい
- 冬季は暖房器具による火事に気をつける
- 積雪すると作業が難しい
季節によって、ゴミ屋敷の片付けに対する難易度は変化します。
病気やけがの原因にもなるため、慎重に行ってください。
夏季はカビの発生や腐敗が進みやすい
夏季などの気温が高い日は、カビの発生や腐敗が進みやすくなります。
カビは湿度が70%以上、気温が25~30℃で急速に繁殖します。
ゴミ屋敷は通気が悪く湿度が高いため、カビの温床となりやすいです。
カビは空気中に胞子を拡散し、アレルギーや喘息、鼻炎などを引き起こすリスクがあります。
除湿機や扇風機を利用して湿気を抑える工夫を行ってください。
生ゴミも気温が高いと腐敗が進み、悪臭や腐敗液を発生させます。
片付けの妨げになることはもちろん、ハエなど害虫の発生にもつながるため、優先して処分しましょう。
また、夏季は熱中症にも注意してください。
ゴミ屋敷ではエアコンが使えなくなっている可能性もあれば、使えたとしても効きにくいためです。
2024年7月5日、三重県松阪市粥見では気温39.7℃が観測されました。
2007年の8月16日には、岐阜県多治見市で40.9℃を記録し、当時の日本最高気温を更新しています。
2007年でさえ記録が更新された東海地方なので、近年はより気を付ける必要があります。
名古屋市の過去最高気温は2018年8月3日に観測された40.3℃です。
長時間の作業は身体的にも負担が大きいため、まめに水分補給を行い、適度に休憩を取るなどの熱中症対策が大切です。
冬季は暖房器具による火事に気をつける
冬季は暖房器具による火事に気をつけましょう。
気温が低くなると、暖房器具の使用は避けられません。
ゴミ屋敷内でストーブやヒーターを使用すると、布や紙などの燃えやすいものに引火して火事になるリスクが高いです。
冬の乾燥した空気は、建物や家具などに含まれる水分量も少なくなり、瞬く間に被害が広がる場合があります。
また、通気が悪い室内では、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を起こす恐れもあります。
冬季にゴミ屋敷の片付けを行う場合、以下に注意してください。
- 暖房器具の近くに可燃物を置かない
- 安定した平らな場所に暖房器具を設置する
- 定期的に換気を行う
- 消火器を準備する
ゴミ屋敷の片付けでは、安全対策を適切に行いましょう。
積雪すると作業が難しい
積雪すると作業が難しくなることも忘れてはいけません。
ゴミ屋敷の片付けでは、大量のゴミを外に運び出す必要があります。
積もった雪の影響で、不用な家具や家電、ゴミなどが運び出しにくくなります。
雪で覆われた地面や階段は滑りやすく、歩くことも困難です。
雪かきなどの作業が増えるため、作業時間をすべて片付けに使うことができません。
自力でゴミ屋敷の片付けを続けられなくなった場合は、無理せずゴミ屋敷片付け業者に依頼しましょう。
ゴミ屋敷の片づけを業者に安く依頼するコツ
ゴミ屋敷の片づけを業者に安く依頼するコツをご紹介します。
ゴミ屋敷片付け業者に依頼する際に役立ててください。
自治体のサービスを活用する
自治体が提供するサービスを活用することで、業者に依頼する費用を抑えられます。
持ち出しやすい粗大ゴミであれば、各自治体の回収サービスを利用しやすいです。
岐阜県各務原市では、月に1回に限られますが粗大ゴミの無料回収を行っています。
三重県鈴鹿市は、粗大ゴミ1点につき200円で戸別収集の依頼が可能です。
ゴミの量を減らすことで、業者に安く依頼できる可能性が高まります。
ただし、回収日時が限られてしまうため、ゴミの処分が思うように進みません。
まとめて処分できなかったり、自治体では対応できないゴミだったりするため、各自治体の分別ルールの確認が必要になります。
依頼する範囲を限定する
依頼する範囲を限定することも有効です。
ゴミ屋敷全体の片付けを依頼すると、ゴミの量も多くなるため、料金は高くなります。
物が多くある物入や運び出しが困難な2階など、依頼する場所を限定することで、料金を抑えることが可能です。
もちろん、依頼しない範囲は自力で片付ける必要があるため、依頼する範囲を決める際は慎重に考えましょう。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取ることで、納得のいく料金で依頼ができます。
他社の見積もりと比較して値引きの交渉も可能です。
しかし、安さだけを優先した業者選びは危険です。
料金だけで判断して、気づかずに悪徳業者や経験の浅い業者に依頼してしまったた場合、不法投棄や部屋の破損など、トラブルを招く恐れがあります。
業者を選ぶ際は、サービス内容や実績、口コミなどを参考にすることが大切です。
運び出しの導線を確保し、自分で捨てられるものは捨てておく
運び出しの導線を確保し、自分で捨てられるものは捨てておくことも安く依頼する秘訣です。
作業が困難な現場の場合、追加料金が発生することもあります。
廊下の片付けや、持ち出しやすいゴミを処分して、作業しやすい環境づくりを行いましょう。
業者が処分するゴミの量も減らせるため、料金を抑えられる場合もあります。
ただし、ある程度の片付けを自力で行うため、作業する時間を確保しなければいけません。
業者へ依頼するタイミングも計りにくいため、ゴミ屋敷の片付けに必要以上に時間がかかる場合もあります。
まずはゴミ屋敷片付け業者に見積もりを依頼し、検討することがゴミ屋敷をきれいにする第一歩です。
自力で片付ける労力と、業者に依頼した場合の料金を比べることで、納得できる答えが見つかります。
口コミの良いゴミ屋敷片付け業者をまとめています。参考にしてください。
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今回は、ゴミ屋敷を自力で片付けるコツと、業者に安く依頼するコツを解説しました。
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