岐阜市の粗大ゴミの出し方！処理袋や回収・持ち込み処分時間などを詳しく解説

岐阜市で粗大ゴミを出す際は、他の自治体に比べてやや面倒なルールを認識しなければなりません。

実は岐阜市で粗大ゴミを処分する方法には大きく分けて2通りの手段があります。

この記事では、その具体的な手順や処分にかかる費用をわかりやすく解説します。

また、自治体を利用して粗大ゴミを処分する際のメリットやデメリットについても触れ、どの方法が自分に合っているかを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

岐阜市には粗大ゴミの定義がない

一般的には一辺の長さが30cmを超える場合などが粗大ゴミの定義として扱われますが、岐阜市にはこうしたルールはありません。品目ごとに調べる必要があります。

例えば、以下のものが粗大ゴミです。耳かきやメガネなど、一般的には燃えるゴミに出せるのではないかと思われるものも粗大ゴミとして処理するのが、岐阜県岐阜市の特徴です。

そのため、「粗大」ゴミとは名ばかりで、大きなものとは限りません。

ゴミを出す際は必ず分別表を確認してください。

• ソファーなどの家具
• 急須
• 掃除機
• 建具
• 地球儀
• ちょうつがい
• 彫刻刀
• 杖
• つっぱり棚
• 積み木
• 爪切り
• 時計
• トンカチ・ノコギリ
• ぬいぐるみ
• バケツ
• 針金
• スプーン・フォーク
• 布団・布団圧縮袋・布団叩き
• ブルーシート
• 文鎮
• ベニヤ板
• ほ乳びん
• 枕・氷枕
• ミニカー
• 耳かき・毛抜き
• 虫かご
• 名刺入れ
• メガネ・老眼鏡・メガネケース
• USBメモリー

岐阜市の特徴：粗大ごみ処理袋について

岐阜県岐阜市には、粗大ゴミの定義がなく、小さなものも粗大ゴミに該当することがわかりました。

そこで便利なのが、「粗大ごみ処理袋」です。

一般的には粗大ゴミ処理券（シール）を家具などに貼り付けて処分しますが、USBメモリーや耳かきに粗大ゴミ処理券を貼って処分する必要はありません。

「粗大ごみ処理袋」に入れて処分しましょう。

粗大ごみ処理袋の注意点は以下の通りです。

• 必ず記名して、袋の口をしっかりと結ぶ
• 刃物・ガラス類・食器類は、怪我をしないように入れる
• 両手で持ち運べる程度、かつ、袋の口からごみが出ない程度に入れる
• 処理手数料を設定している品目も処理袋に入れれば小物と一緒に出せる
• 旧200円袋、400円袋を使用する場合は、差額分の10円券を貼る

粗大ごみ処理袋に入らない大きさの品目は、粗大ゴミの処理券（シール）で対応してください。

岐阜市で粗大ゴミを出すのは2通り

岐阜市で粗大ゴミを出す際はセンターへ持ち込むか、収集に来てもらう方法があります。ここではそれぞれの内容を詳しく解説します。

粗大ごみ自己搬入施設へ持ち込む

岐阜市では粗大ゴミを自己搬入施設に車で持ち込んで処分できます。ただし、ゴミを搬入した人ご自身で荷下ろしを行う必要があるので、2人以上で行くことをおすすめします。

持ち込み処分をする際は、持ち込みの前々日までにインターネットの「岐阜市普通ごみ直接搬入受付フォーム」（一般家庭のみ対象）で搬入申請をするか、粗大ゴミ受付センターに電話をしてください。

• 粗大ごみ受付センター電話番号：058-243-0530：月～金曜日午前8時30分～午後5時00分まで

なお、オンライン申し込みは24時間可能で、スマートフォンからも手続きできます。入力日の翌々日以降から1か月以内の事前予約制です。

持ち込み可能な施設は、以下の3箇所です。

• 東部（岐阜市芥見6丁目401）
• 北西部（岐阜市寺田1丁目3）
• 南部（岐阜市境川4丁目266-1）

直接搬入できる曜日や時間は、月～木曜日の午前9時から12時、午後13時から16時で、金曜日は午前9時から11時の間のみです。

土～日曜日・祝日・振替休日・12月30日～1月3日までは直接搬入できません。ただし、令和6年に限り、12月29日は直接搬入可能です。

また、第4土曜日と翌日曜日は、平日に事前予約すれば、一般家庭のみ搬入可能です。時間は、午前9時～12時、午後13時～16時です。

収集にきてもらう

粗大ごみの戸別収集を利用する場合は、事前に電話予約（058-243-0530）が必要で、当日の収集予約はできません。

収集は平日のみ実施され、収集日の午前8時30分までに粗大ゴミを屋外に出しておく必要があります。

収集時間は午前8時30分から午後16時頃までで、収集時の立ち会いは必要ありません。

1回の予約で最大20点まで出せますが、屋内での収集や屋外への運び出し作業は行っていないため、ご自身で運び出す必要があります。

なお、事業所から出る粗大ゴミは戸別収集の対象外となっており、平日に直接搬入するか、岐阜市の許可業者に依頼しなくてはなりません。

岐阜市で粗大ゴミを出す流れ

粗大ゴミを出す一連の流れを下記でご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1. 粗大ごみ受付センターへ申し込む
2. 粗大ごみ処理券または処理袋を購入
3. 自己搬入施設へ搬入する・各戸に収集に来てもらう

粗大ゴミを出す際には、処理券や処理袋に記名が必要です。

処理券や処理袋は市内の指定販売店で購入できますが、「岐阜市粗大ごみ処理手数料用証紙販売店一覧表」で確認するか、受付センターに問い合わせします。

自己搬入施設では処理券や処理袋の販売は行っていないため、事前に購入しておきましょう。

なお、一度購入した処理券や処理袋は返品できません。

必要な分だけ購入することをおすすめします。

粗大ゴミにかかる費用

岐阜市で指定されている粗大ゴミの費用をいくつかピックアップしました。

※2024年11月時点での公式サイト情報。処理手数料は変更する場合あり

直接搬入する場合は、戸別収集してもらうよりも半額の値段で済みますが、必ず処理券や処理袋は事前に用意をしておきましょう。自己搬入施設では販売しておりません。

なお、岐阜市では、家庭から出る一般的な燃えるゴミや資源ゴミは、分別して指定の収集日に出すことで無料で回収されます。

自治体に粗大ゴミを出すメリット

岐阜市の粗大ごみ回収サービスは税金で運営されているため、他の処分方法と比べて経済的です。

例えば、民間の粗大ゴミ処理業者に依頼すると、一点あたり数千円から1万円程度の費用がかかることがありますが、市の戸別収集サービスでは100円から1,500円程度で処理が可能です。

また自治体による粗大ゴミ回収サービスを利用する利点として、不法投棄のリスクがないことです。

民間の粗大ゴミ回収業者も正式な許可を取得し、適切な処理を行っていますが、一部の民間業者の中には、許可を持たずに回収事業を行い、粗大ゴミを不適切に処分するケースが存在します。

一方、岐阜市の粗大ゴミ回収サービスでは、すべての廃棄物が法令に従って適切に処理されることが保証されています。

自治体に粗大ゴミを出すデメリット

自治体に粗大ゴミを出す際の安心感はありますが、実はデメリットもいくつかあります。ここでは主に3つのデメリットを見ていきましょう。

屋外まで粗大ゴミを運び出す必要がある

粗大ゴミの中でも特に重い家具の搬出作業は、予想以上に危険を伴います。

技術や知識がないまま一人で重量物を運ぼうとすると、腰痛や筋肉の損傷など怪我につながる可能性あります。

特に階段での運搬は転倒のリスクも加わりとても危険です。

また、家具を運ぶ際に壁や床、ドア枠などを傷つけてしまうケースもあり、修理費用が発生する事態も考えられます。

一方、専門の業者は重量物の運搬に関する正しい技術と経験を持っており、安全に作業をスムーズに行えます。

業者は特殊な道具も使用し、建物を傷つけることなく家具を運び出す専門的なノウハウを持っているため、安全面でも建物を守る面でも、プロに依頼することをおすすめします。

捨てたいときにすぐに処分できない

岐阜市の粗大ゴミ回収は予約制となっており、特に年末年始や引っ越しシーズンなどの繁忙期には予約が集中し、申し込みから収集までに1ヶ月程度待つことも珍しくありません。

そのため、急いで処分したい場合は、民間の許可業者に依頼するなど、代替の処分方法を検討する必要があるかもしれません。

市で処分できないものがある

岐阜市の粗大ごみ回収サービスには、回収できない品目が定められています。

例えば以下のような品目です。

岐阜市の粗大ゴミ処理では、上記以外にも安全性や法律上の理由から受け入れできない品目が多数あります。

例えば、ガスボンベや消火器、バッテリー、建築廃材などの産業廃棄物は市では処理できません。

また、ブロックや物干し台の重り、耐火金庫、ボウリングの球など重量のある品目や、庭石、砂利、土などの自然物も対象外です。

こうした品目は環境や安全面への配慮から、それぞれ適切な処理方法が定められています。

不用品回収業者に依頼したほうがいいケース

引っ越しする際や、家電がある場合などは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

引っ越しをするとき

引っ越しでは、物件の契約期限や新居への入居日など、決められた日程の中ですべての作業を完了させる必要があります。

特に、仕事をしながら引っ越しの準備を進める場合、平日は限られた時間の中で荷造りや不用品の仕分けを行わなければならず、その上で粗大ゴミの処分まで自分で行うのは困難です。

自治体における粗大ゴミの戸別収集は予約制で、収集日までに時間がかかり、また自己搬入の場合も施設の営業時間内に持ち込む必要があります。

すぐに処分したい場合は、引っ越し業者に粗大ゴミの処分も含めて依頼するか、専門の不用品回収業者を利用することで、効率的に作業を進められます。

また、引っ越し業者と回収業者の違いを下記でご紹介しているので、併せてご覧ください。

引越しの不用品処分は回収業者がお得な理由！引越し業者比較と処分方法一覧表

家電がある場合

家電を処分する際は、家電リサイクル法に則り処分しなくてはなりません。

家電リサイクル法は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの家電製品をリサイクルするための法律です。

岐阜市の粗大ゴミ回収では、家電リサイクル法の対象となる家電製品は取り扱っていません。

これらの家電製品を処分する場合は、専門の不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

業者は正しいリサイクルルートを確保しており、法律に則った処理を行ってくれます。

また、家電リサイクル法に基づいた処分方法は下記でも解説しているので、参考にしてください。

テレビ処分には業者が必要？家電リサイクル法に基づいた正しい処分方法を解説！

市で処分できないものがあるとき

上述したように、ガスボンベ、消火器、バッテリーなどの危険物や、家電リサイクル法対象製品は、それぞれ専門的な処理方法が法律で定められており、市では処分ができません。

専門業者では適切な運搬機材と技術を持っているため、安全に処理できます。

市では処分できない品目と通常の粗大ゴミが混在している場合でも、一括して処理を依頼できるため、手続きや作業の手間を省けます。

岐阜市のおすすめ不用品回収業者は？

岐阜市には多数の不用品回収業者が存在しています。失敗しないためにも、下記のポイントを押さえましょう。

• 複数の不用品回収業者に相見積もりを取り料金体系を比較する
• インターネットの口コミをチェックする
• 事業所の所在地や会社情報が明確されているか確認する

また、岐阜市でおすすめの不用品回収業者をピックアップしているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

岐阜市のおすすめ不用品回収業者10選！信頼できる業者の選び方｜ 粗大ゴミ回収隊

粗大ゴミ回収隊なら即日・深夜早朝の対応も可能！

岐阜市で回収できない粗大ゴミがあるなら「粗大ゴミ回収隊」がおすすめです。

まとめて処分したい不用品があれば、一度に解決できます。

粗大ゴミ回収隊では9,800円からのリーズナブルなプランを提供しており、家電リサイクル製品や市では受け付けていない特殊な品目も含めて、効率的に処分できます。

経験豊富なスタッフが、必ず粗大ゴミや不用品がある場所まで行って運び出すうえ、分別もスタッフが行います。

岐阜市のように分別が難しい地域にとって、簡単に粗大ゴミや不用品を手放せるサービスです。

キャンセル料やお見積料など、回収以外にかかる費用は発生しません。

すぐに不用品を回収したい方にも24時間対応しているので、お気軽にご相談ください。

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