車のバッテリー処分方法5選!処分と取扱いの注意点と交換のタイミング
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本記事では、車のバッテリー処分方法を5つと交換時期、取扱いの注意点について解説します。バッテリーを不適切に処分すると、法律で罰せられる恐れがあります。環境や体にも悪影響を及ぼすため、ルールを守って慎重に処分してください。
車のバッテリーは各自治体で処分することができません。バッテリーには有害な液体が入っているため、寝かせることは厳禁です。処分に不安を感じた場合は、不用品回収業者に相談しましょう。
目次
車のバッテリー処分方法5選
車のバッテリーを処分する方法を詳しく解説します。
交換時に引き取ってもらう
もっとも簡単な処分方法は、新しいバッテリーへの交換時に引き取ってもらうことです。自動車ディーラーや整備工場でバッテリーの交換を依頼するだけで、取り外したバッテリーは適切に処分してもらえます。引き取りの依頼や処分費用を支払う必要もないため、手軽に処分できます。
ただし、自分で交換したバッテリーは引き取ってもらえない場合や、有料になることが多いです。自動車ディーラーや整備工場では、バッテリーの処分費用が工賃に含まれている場合があります。バッテリーの引き取りに処分費用が発生する場合、500円程度になることが多いです。
処分だけでは利益も少ないため、快く引き取ってもらえないこともあります。車のバッテリーを自分で交換して、自動車の維持費を節約したい場合は、別の処分方法を検討しましょう。
カー用品店へ持ち込む
カー用品店へ持ち込むことで、無料で引き取ってもらえます。カー用品店では、引き取りの条件を設けず、バッテリーの処分を受け付けている場合が多いです。オートバックスやイエローハットでは、処分費用は無料でバッテリーを回収し、適切にリサイクルを行っています。
イエローハットで回収されたバッテリーは、鉛蓄電池再資源化協会が運用しているリサイクルの枠組みに沿って解体し、分別されて再生処理が行われます。
カー用品店によっては、バッテリーの無料引き取りを行っていない場合もあるため、事前に確認が必要です。ただし、バッテリーには有害な液体が入っているうえ、業務用の車に搭載される一番大きなバッテリーで約53.9kg、一般車用バッテリーでも約18kgあるものもあります。
運ぶ際は慎重に行うとともに、廃バッテリーを処分したい場合はスタッフが引き取りに来る不用品回収業者もおすすめです。動かない車も同時に処分が可能です。
ガソリンスタンドへ持ち込む
ガソリンスタンドへ持ち込むことで処分できる場合があります。エネオスやシェルなどの一部店舗では、スタッフに相談するだけでスムーズに引き取ってもらえます。不用なバッテリーを給油のついでに処分できるため、手間が少なく便利です。ただし、すべてのガソリンスタンドがバッテリーを引き取ってくれるわけではありません。処分費用も店舗によってさまざまです。
また、セルフ式のガソリンスタンドは非対応が多いため、フルサービスのガソリンスタンドを選びましょう。持ち込む前に電話で確認しておくと、スムーズにバッテリーを処分できます。
ホームセンターへ持ち込む
ホームセンターへ持ち込んでバッテリーの処分する方法もあります。ホームセンターは幅広い商品やサービスを取り扱っており、リサイクル品の処分にも対応していることが多いです。コーナンやカインズでは、不用なバッテリーの回収を行っています。
ただし、新しいバッテリーの購入が必要です。コーナンやカインズでバッテリーを引き取ってもらう場合、同等品を購入しなければいけません。在庫の中から選ばなければならず、自動車に適合するバッテリーがない可能性があります。好みのメーカーを選べない点もデメリットです。ホームセンターへ持ち込む際は、事前に電話で在庫確認を行うことが大切です。
不用品回収業者へ依頼する
不用品回収業者へ依頼することで、手軽にバッテリーを処分できます。自宅まで引取りに来てもらえるため、バッテリーを持ち出す必要はありません。処分費用は単品で500~1,000円程度で、バッテリー以外に不用品があっても、まとめて処分できます。
不用品が多い場合は、定額のトラック積載プランが便利でお得です。
プラン名 | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン | 1R~1DK | 1,3000~30,000円 |
1.5tトラック積載プラン | 1K~1LDK | 40,000~50,000円 |
2tトラック積載プラン | 1LDK~2LDK | 60,000~80,000円 |
4tトラック積載プラン | 3LDK~戸建て | 80,000円~要見積もり |
不用品回収業者を活用することで、自動車のホイールやタイヤ、乗らなくなった原付バイクなど、まとめて処分できます。原付バイクの処分方法について、こちらの記事で解説しています。
車のバッテリー交換のタイミング
車のバッテリー交換のタイミングを解説します。完全にバッテリーが上がってしまう前に、交換を検討しましょう。
使用開始から2~3年が目安
バッテリーの交換時期は、使用開始から2~3年が目安といわれています。バッテリーは消耗品のため、寿命が来る前に交換することが大切です。
ちなみに、ガソリンエンジンとモーターで走るハイブリッドカーには、駆動用バッテリーと補機用バッテリーの2つが積まれています。駆動用バッテリー寿命は5~8年もしくは、走行距離が10万kmです。しかし、個人では交換できず、駆動用バッテリーの交換には専門的な知識と国家資格が必要になります。取り外した古い駆動用バッテリーは、トヨタなどのメーカーで回収され、リサイクルが行われています。
ハイブリットカーの補機用バッテリーは、個人でも交換が可能です。交換時期は3~5年と、一般的な車のバッテリーよりも寿命が長いことが特徴です。
エンジンがかかりにくい
エンジンがかかりにくい場合は、バッテリーが弱っているサインかもしれません。エンジンをかけるために大量の電力が必要です。バッテリーの交換時期が近いと、エンジンを回せるほどの電力が発生できません。
さらにバッテリーが弱るとエンジンをかけることもできなくなります。エンジンがかかりにくいと感じたときは、バッテリーの交換を検討しましょう。
ヘッドライトが暗い
ヘッドライトが暗いと感じたら、バッテリーの寿命が近いかもしれません。自動車が停車中、ヘッドライトの電力はバッテリーから供給されます。バッテリーの電力が十分でない場合、ヘッドライトはいつもよりも暗くなってしまいます。
ヘッドライトが暗くなると、夜間は光量が足らず、歩行者に気付きにくくなって危険です。事故を招く恐れがあるため、早めの交換をおすすめします。
アイドリングストップしなくなった
アイドリングストップ搭載車がアイドリングストップしなくなったときは、バッテリーが弱っている証拠です。アイドリングストップ搭載車は、エンジンの停止と再始動を繰り返すため、バッテリーに負担がかかります。バッテリーの電力が低下すると、バッテリーを守るためにアイドリングストップの機能が停止します。
アイドリングストップの機能をONにしているにもかかわらず、停止時にエンジンが止まらない場合は、バッテリーの寿命が近い可能性が高いです。なお、自分でバッテリーを交換する際は、アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーを購入しましょう。
車のバッテリー処分に関する注意点
車のバッテリーを処分する際の注意点を解説します。
ハイブリッドカーは補機用バッテリーの定期交換が必要
ハイブリッドカーはバッテリーが2つ積まれており、補機用バッテリーは定期交換が必要です。ハイブリッドカーの補機用バッテリーは、ハイブリッドシステムの起動や車内電装機器への電力供給を行っています。補機用バッテリーが上がると、ハイブリッドシステムが起動できず、車は動きません。
ハイブリッドカーの補機用バッテリーは、3~5年周期に交換をおすすめします。
自治体では回収できない
車のバッテリーは、自治体では回収できません。バッテリーは、消防法が定める危険物に該当します。一般的な家庭ゴミと同じように処分したり、自治体の処理場に持ち込んだりできません。無理に処分すると不法投棄になり、法律で罰せられてしまいます。
車のバッテリーを処分する際は、適切な業者に依頼しましょう。
バッテリー液に要注意
バッテリーを処分する際は、バッテリー液の取り扱いに細心の注意を払ってください。車のバッテリーに使用されている液体は硫酸で、非常に腐食性が高く、皮膚に触れるとやけどを負う可能性があります。万が一、バッテリー液が目に入ってしまうと失明の恐れもあります。土壌や水質の汚染を引き起こし、環境に悪影響を与えるため、流出は厳禁です。
取り外したバッテリーを寝かせたままにしたり、不用意に運搬したりすると、液漏れが発生して衣服や車内を汚してしまうかもしれません。車のバッテリーを取り扱う際は、細心の注意を払いましょう、もし、バッテリー液に触れてしまった場合は、直ちに水で洗い流してください。
こうした危険を避けるためにも、スタッフが引き取りに来る不用品回収業者がおすすめです。以下に即日で回収してくれる業者をまとめました。
バッテリーは分解や改造をしない
バッテリーは分解や改造をしないでください。車のバッテリーには、人体に有害な物質や強い電流を発生させる部品が含まれています。興味本位で分解や改造を行うと、感電や爆発、やけどを負う可能性があり、とても危険です。
また、バッテリーに使用されている硫酸は、環境への悪影響を引き起こすこともあります。実際に、自宅でバッテリーを分解しようとして火花が発生し、火災につながった事例があります。 バッテリーの分解や改造は危険が伴うので、絶対に行わないでください。
車のバッテリー処分も粗大ゴミ回収隊へお任せ
車のバッテリー処分なら「粗大ゴミ回収隊」にお任せください。重くて取扱いにも気を使うバッテリーを持ち出す必要はありません。バッテリー以外の不用品も、まとめて回収が可能です。溜めこんでしまった廃バッテリーや自動車、使用しなくなったタイヤやホイールなどの処分に困る不用品も回収します。もちろん、ガレージや倉庫の中身を丸ごと回収することもできますし、倉庫の解体処分も可能です。
不用品が多い場合は、トラック積載プランがおすすめです。必要なオプション料金が全てコミコミで9,800円からご利用いただけます。安さの秘訣は、回収された不用品のリサイクル・リユースを徹底していることです。リサイクル・リユースで生まれた利益を料金に還元することで、業界最安値を実現しています。(動かない車の場合はレッカー代などかかります。)
バッテリー単品はもちろん、不用品の処分でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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