食器棚の捨て方は？8つの処分方法や費用相場を解説

新しい食器棚の購入や引越しに伴い、古い食器棚の処分に困っている方は多いかと思います。

大きくて重い食器棚は自分で処分するのが難しく、「粗大ゴミとして出せるのか」「専門業者に依頼するか」など、どのように始めれば良いのか分からないという声をよく耳にします。

この記事では、食器棚を処分する方法や費用相場を解説しているので参考にしてください。

適切な処分方法を見つけて、スムーズに食器棚の処分を進めましょう。

東海地区では食器棚の処分は何ゴミになる？

東海地区での食器棚の処分方法は各自治体によって異なりますが、一般的には粗大ごみとして分類されることが多いです。

ここでは、それぞれのゴミ出し方法をご紹介します。

愛知県名古屋市の場合

名古屋市では、高さ120センチ未満・幅90センチ未満の食器棚は、粗大ゴミとして処分できます。

処分する際は、まず名古屋市の「粗大ごみ受付センター」に電話またはインターネット受付となり、収集の1週間前に申し込みを行わなくてはなりません。

電話番号は以下の通りです。

• フリーダイヤル：0120－758－530
• 携帯電話、愛知県外からの電話の場合：052－950－2581(通話料有料)

なお、受付時間は月曜日から金曜日の午前8時45分から午後17時15分までです。

申し込み時に収集希望日を指定でき、粗大ごみ処理手数料券を購入します。

処理手数料券は1,000円です。

収集日当日は、食器棚に粗大ごみ処理手数料券を貼り付けて、指定の場所に出すだけです。

収集時間は朝8時から（中央区は朝7時）となるため、前日夜か当日の早朝までに出すようにしましょう。

名古屋市の粗大ゴミの出し方について詳しくはこちらの記事にも載っています。

名古屋市の粗大ゴミ回収料金や出し方、持ち込み方を解説！回収業者との比較も

三重県津市の場合

津市では食器棚を処分する場合、「津市リサイクルセンター」へ直接持ち込む方法となります。

ただし、高齢者や障がい者など、自力での搬出が困難な方向けに「大型家具等ごみ出し支援制度」があります。

要介護3から5までの認定を受けている方が対象で、申請が承認されれば無料で自宅まで収集に来てくれる制度です。

利用を希望する場合は、事前に津市環境事業課への申請が必要となります。

岐阜県岐阜市の場合

岐阜市で食器棚を処分する場合は粗大ゴミとして扱われ、事前に「粗大ごみ受付センター」への連絡（058-243-0530）が必要です。

受付時間は月曜日から金曜日の午前8時35分から午後17時までとなります。

収集を依頼する場合は品目や大きさによって異なりますが、420円から1,680円の料金がかかります。

また、自分で岐阜市指定の処理施設へ持ち込む場合は、収集料金の半額となる210円から840円で処分することが可能です。

収集日や持ち込み時間は粗大ゴミ受付センターと相談の上、決定することになります。

食器棚の処分方法を8つご紹介

食器棚の処分方法はいくつかあるため、自分に合った方法を選びましょう。ここでは8つの処分法をご紹介します。

自治体のゴミ出しルールに沿って出す

自治体ではそれぞれゴミ出しのルールが異なります。

例として、名古屋市で粗大ゴミを出す際の流れをご紹介します。

1. 電話またはインターネットで収集の予約を行う
2. 手数料納付券（シール）をコンビニやスーパーで購入する
3. 手数料納付券に受付番号か氏名を記入する
4. 手数料納付券を見やすい場所に貼り付ける
5. 収集日の8時までに出す

粗大ごみ収集は、1日を通して順番に行われるため、具体的な時間指定はできません。

新しい食器棚と引き換える

食器棚の処分に悩む前に、新しい食器棚を購入する予定のお店に引き取りサービスがあるかを確認してみましょう。

例えばニトリでは、新しい食器棚を購入する際に、古い食器棚を引き取ってくれるサービスがあります。

ただし、購入する商品と引き取り対象の食器棚の点数や容量が同等であることが条件で、1点につき4,400円で引き取り可能です。

また、一部の家具専門店では買取サービスも実施しており、状態が良ければ処分費用の支出を抑えられる可能性があります。

ニトリの引き取りサービスについて詳しくはこちらをご覧ください。

家具処分はニトリの家具引き取りサービスと不用品回収どちらがおすすめ？

買取業者に依頼する

食器棚の処分方法として、買取専門業者への買取を依頼するという選択肢があります。

特に状態の良い高級家具や人気ブランドの食器棚は、思いがけず高額で買い取ってくれることがあります。

買取価格は商品の状態、メーカー、年式、素材などによって変動しますが、場合によっては数万円以上で買い取られることもあります。

もちろん、傷や汚れが著しい場合や、需要の少ないデザインは買取できないこともありますが、処分する前に一度買取査定を依頼してみると良いかもしれません。

リサイクルショップに出す

食器棚は新品購入時の価格が高額なため、中古市場でも人気の高い家具の一つとなっています。

特に状態の良い食器棚は、リサイクルショップでの需要が高く、比較的スムーズに売却できるかもしれません。

リサイクルショップではその場で査定を受けられ、すぐに現金に変えられるというメリットがあります。

しかし、自分で店舗まで運搬する必要があり、大きな食器棚の場合は搬送手段が難しいといったデメリットも挙げられます。

また、傷や汚れの程度、商品の型式や年数によっては買取を断られることもあるため、事前に店舗の買取条件を確認するのがおすすめです。

フリマやネットオークションに出品する

ネットオークションは最低価格のみ設定で最終価格は入札次第ですが、フリマサービスでは希望価格を自由に設定できるため、納得のいく金額での取引が期待できます。

ただし、食器棚は大型で重量があるため配送料が高額になりやすく、梱包や発送の手配なども自身で行う必要があり、かなりの手間と労力がかかることを考慮しましょう。

サイズ（三辺合計）が300cmまでの食器棚を愛知県から東京都まで配送する場合、ヤマト運輸では11,930円の配送料金がかかります。

特に大型家具の場合はサイズや配送距離によって料金が高額になることが多く、販売価格に配送料を上乗せすると購入を躊躇される可能性もあるため、配送料も考慮に入れた価格設定が重要です。

地域密着型のジモティーに掲載する

ジモティーは地域限定の売買サイトです。

近隣の方と直接取引ができるため、食器棚のような大型家具の取引に適しています。

配送や受け渡し方法、価格などの条件を自由に設定でき、双方にとって都合の良い取引が可能です。

ただし、やり取りから配送までをすべて自分で手配する必要があります。

また基本は対面での取引となり、個人情報が相手に知られてしまう可能性がある点は注意しなくてはなりません。

知人に譲る

使用済みの食器棚を処分する前に、まずは親戚や友人、知人などに声をかけて譲渡できないか確認してみるのも良い手段です。

欲しい人が見つかれば、金銭的な負担もなく気持ちよく譲れます。

ただし、自家用車がない場合は配送業者に依頼する必要があり、その場合は配送料金が発生してしまうため、譲る相手と費用負担の相談が必要になるかもしれません。

不用品回収業者に依頼する

食器棚の処分に困ったときは、引っ越し業者や不用品回収業者への依頼という方法があります。

業者に依頼することで重たい食器棚を自分で運び出す必要がなく、専門スタッフが丁寧に搬出作業を行ってくれます。

さらに、食器棚と一緒に他の不用品も同時に処分ができるため、家の片付けをまとめて済ませられるのが特徴のひとつです。

最短即日での回収や、深夜早朝の対応も可能です。ハウスクリーニングや部屋の掃除というサービスを同時に依頼できるので、忙しい方や時間が限られている方にもおすすめします。

どこの業者に依頼するか迷う方は、下記の記事も併せてご覧ください。

粗大ゴミ回収業者おすすめ5選！大量の不用品も即日処分できる

食器棚を処分する際の費用相場

食器棚を処分する際の費用相場は下記の通りです。

上記の相場を踏まえて、どのように食器棚を処分するかを検討しましょう。

不用品回収業者の相場について

不用品回収は、食器棚単品での回収も可能ですが、他のものとまとめて回収する積載プランも用意しています。

このプランなら、ほとんどの業者で出張費や車両費などの手数料がかからないうえ、粗大ゴミや不用品1点にかかる単価が安くなりお得です。

食器棚を処分する前に注意したいポイント

食器棚を自分で処分する際の注意点を4つご紹介します。

高い値段で売却したい場合はクリーニングする

フリマアプリやネットオークションで食器棚を売却する際は、汚れやホコリを丁寧に取り除いてきれいな状態にすることで写真映えが良くなり、高額で売却できるかもしれません。

一方で、傷や破損などの不具合がある場合は、商品説明に正直に記載することが重要です。

不具合を隠して売却してしまうと、購入者とのトラブルに発展する可能性があるため、些細な傷や使用感も含めて誠実に情報を開示することを心がけましょう。

引っ越しする際はまとめて処分する

食器棚を粗大ごみとして処分する際は、他の不用品と合わせてまとめて処分することをおすすめします。

個別に処分すると品目ごとに料金が発生してしまいますが、まとめて処分する場合は収集車1台分の料金で済むため、トータルのコストを抑えられます。

特に引っ越しや大掃除のタイミングで処分する場合は、他の大型家具や不用品と一緒に処分することで、スムーズかつコスパ良く片付けられるでしょう。

自分で解体しない

大きすぎる食器棚を自分で解体し、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分しようと考える方もいるかもしれません。

しかし、食器棚の解体作業は、ガラスや木材によって怪我をする危険性が高く、素人が行うには大きなリスクが伴います。

特にガラス扉がある際の取り外しは危険です。

安全面を考慮すると無理に解体するのは避け、経験豊富な専門業者に依頼することを強くおすすめします。

自分で運べないときは迷わずプロに任せる

食器棚は大型で重量のある家具です。

自力で持ち上げたり運搬したりするのは想像以上に難しく、危険を伴います。

特に階段のみの運搬や狭い通路の通過は、事故や怪我につながる可能性があるため避けるべきです。

運搬に少しでも不安がある場合は、経験豊富な専門業者に依頼することで安全に作業を完了できます。

また、不用品をまとめて処分したい方は下記の記事もご覧ください。

引っ越し時の不用品処分は回収業者にお任せ！家具や家電の処分もOK

不用品業者に依頼するなら粗大ゴミ回収隊にお任せ！

食器棚の処分に不安がある場合は、「粗大ゴミ回収隊」にお任せください。

軽トラック単位での料金プランがあり、食器棚だけでなく他の不用品もまとめて処分できるため、コスト面でもお得です。

さらに、お見積もりは無料で、出張料やキャンセル料といった追加費用も一切かかりません。

初めての方でも安心して利用でき、相談だけでも気軽に対応しています。

インターネット調査にて2年連続以下の3冠を達成していますので、一人で悩まず、ぜひ一度当社までお問い合わせください。

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